アオイ模型店

アキバの外れで模型を売ってる人が、プラモについて好きなことを書いてます

MG 1/100 ガンダムF90 ミッションパックFタイプ&Mタイプ パチ組レビュー

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今日はプレミアムバンダイ限定、MG 1/100 ガンダムF90 ミッションパックFタイプ&Mタイプのパチ組レビューです。

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今回のキット化に合わせて新たにデザインされた格闘戦/白兵戦専用タイプ。

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両手でのナックルと腰のサブアーム。

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背中には、補助バーニアと推力偏向フィンで機動性を向上させるバックパックを装備。

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正式名所は腕部格闘用装備。

腕のハードポイントに装備します。

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回転して前方に展開して、ナックルガードになります。

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ナックルガードの先端にはビーム発振口が3つ装備されています。

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ビームエフェクト付きですが、エフェクトを展開すると途端に旧ザクになります(笑)

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腰に装備したクスィフィアスみたいなのは、いわゆるサブアーム。

ナックルとビームサーベルの同時運用が可能ですが、F型にはビームサーベルくらいしか手持ち武装が無いので、あまり発展性は無さそうですね。

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組み立ては約30分。シールは無し。

ミッションパックのパーツが少ないのが特徴ですね。

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こちらは水中専用のMタイプ。

旧シリーズ当時のデザインをそのまま継承していますが、プラモ化は今回が初めて。

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設定上はアクア・ジムの後継機。

水中用MSの進歩がカプールで止まってしまったので、新型機を開発する必要がなかったとはいえ、ジェガンを除けば、僅か数年(場合によっては月単位)で新型機と交代するガンダム世界では異例のスパンの長さです。

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水中専用という事で武装は全て実体弾なのが特徴。

今までのミッションパックが、ランドセルはそのまま使用していたのに対し、M型はランドセルごとバックパックを交換しています。

バックパックの舵はそれぞれ独立して可動します。

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右肩のサーチライトと左肩のシュノーケルカメラ。

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カメラは差し替えで伸縮可能。

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手持ち武器の六連装アローシューター。いわゆる水中銃で、予備弾を右腰に携帯しています。

両手に装備しているのは三連装マリンロケット。

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脚部ホーミングピドー。

ミノフスキー粒子の影響を受けない海中では昔ながらの誘導兵器が未だに有効なようです。

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腰のコンバットナイフ。

昔はただのナイフだったのですが、プラモ化に合わせてヒートナイフの設定が追加されました。

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左手にはヒートナイフ専用の指パーツが追加されました(右手用は無し)

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組み立ては約一時間半。

メタリックブルーの部分は全てシール。曲面パーツに使用している為、あまり見栄えが良くないのが難点ですね。

マイナーな装備と新規装備の組み合わせという事で少々不安もありましたが、Mタイプは全身にごちゃごちゃと装備する事もあって、F90らしさがよく出ていた良い感じでした。

MG 1/100 ガンダムF90

MG 1/100 ガンダムF90

 

 

MG 1/100 ガンダムF90 Eタイプ&Sタイプ パチ組レビュー

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今日はプレミアムバンダイ限定 MG 1/100 ガンダムF90 E型&S型 パチ組レビューです。

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F90の電子戦用ミッションパックEタイプ。

ディスクレドーム、各種アンテナ、指向性ジャミングライフルを装備した電子戦機。

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UC120年当時のEタイプはレドームを持たず、肩や腰のセンサー類の形状も異なり、武装として左腕に大型マシンガンを装備していましたが、リブートにあわせてデザインが一新されました(時系列的に考えると、こちらが初期型に当たり、その後120年当時のバージョンに仕様が変更された事になります)

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大型のディスクレドームとテールアンテナ。

常にミノフスキー粒子がばら撒かれている訳ではないとは言え、アイザック同様、なかなか使い所の難しそうな装備です。

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レドームはアームで固定されており、自由に向きを変えることが出来ます。

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指向性ジャミングライフル。

その名の通り電波に強い指向性を持たせることで、特定の敵機に対してのみ電子戦を仕掛けたり、自機の存在を隠したりといった運用が行われるようです。

バランスがあまり良くない為、保持するには手首にかなり負担がかかります。

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組み立てには1時間弱。

F90との換装には約10分程。

成型色はグレーとブルーグレーの2色の為、赤や青の部分は全てシールで再現されています。

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こちらはF90の長距離支援用ミッションパック 通称Sタイプ。
長距離用のメガビームキャノン、ビームキャノンとレールガンを兼用するハンドキャノン、各種長距離ミサイルを搭載した火力支援機。

ここから、量産型の火力支援機としてGキャノン系へと発展していきます。

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バックパックのメガビームキャノン、両腕のハンドキャノン、腰の照準用センサーユニット、両足のクルージングミサイル。

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腰には衝撃吸収用のジャッキを装備。

ハンドキャノンのチューブはリード線とメッシュパイプを使用。

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ジャッキは差し替えで長さを変更することが出来ます。

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クルージングミサイルには安定翼の展開ギミックあり。

我々の世界のクルージングミサイルとは異なり、ミノフスキー粒子下でもイメージホーミングによる自己誘導がある程度可能なミサイルという扱いのようです。イメージとしてはレイズナーのカーフミサイル?

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組み立て時間は1時間半くらい。

やはりパイプの類があると手間がかかりますね。

一見トップヘビーに見えますが、腰のジャッキ無しでも自立には問題ありません。

グレー、ブルーグレー、グリーンの3色成形なので、それ以外はシールを使用。さすがに、ハンドキャノンのミサイル部分くらいは赤で成形してほしかった。

という訳でF90のミッションパック第1弾。

第2弾が届いてしまったので慌てて組みましたが、第3弾以降の話が全く聞こえてこないのが本当に不安。

今度こそIタイプが出るまで続いてほしいのだが。 

MG 1/100 ガンダムF90

MG 1/100 ガンダムF90

 

HGBD:R 1/144 マーズフォーウェポンズ パチ組レビュー

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今日はガンダムビルドダイバーズRe:RISEから、マーズフォーウェポンズのパチ組レビューです。

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マーズフォーガンダム用のオプション装備。

劇中では事実上の標準装備として扱われており、正しくはこの状態でマーズフォーガンダムと呼ばれます。

カラーリングと相まって、もう完全にソードインパルス

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一対の実体剣スラッシュブレイド

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基本は実体剣ですが、ビームの発振も可能。

ビームガンとしても使用できます。

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2本連結することで、より破壊力を増したオーバースラッシュブレイドとしても運用可能。

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スラッシュブレイドより一回り大きいヒート剣、ハードヒートレヴソード。

第3話初登場時には、これで敵機を見事に仕留めました。

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ヒートレヴソードのグリップ部分は分離してヒートレヴアックスになります。

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マーズフォーガンダム用のバックパック

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こちらは一般用のバックパック

ランドセルを背負っている一般的なモビルスーツに対応するジョイントパーツが付属しています。

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スラッシュブレイドはマーズユニットとは異なる向きで取り付けます。

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マーズフォーユニットとの合体形態。

こんなのにいきなり体当たりされたら、そりゃあ敵機も串刺しです。

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組立時間は約10分。

従来のビルド系ウェポンパーツとしてはギミックが少なく、組立も簡単。

ただ、デカくて重い剣ばかりなせいか、早くもガンダムの手首がヘタり気味。特に右手はかなり弱ってしまい、似たようなポージングばかりになってしまいました。

合体変形でガチャガチャ弄り過ぎたのが良くなかったかな? 

 

 

HGBD:R 1/144 ガンダムジャスティスナイト パチ組レビュー

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今日はようやく本編で撃墜1を記録する大活躍?を見せたガンダムジャスティスナイトのパチ組レビューです。

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インフィニットジャスティスをベースにした、トリマチ・カザミのガンプラ

元々白兵戦用だったジャスティスの内蔵武装を取り外したかわりに、装甲を強化することで、バランスを重視した使いやすい機体に仕上がっています。

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一見別物に見えますが、本体はほぼインフィニットジャスティスそのままの機体に、追加パーツを被せています。

つーか、インフィニットジャスティス旧HGしか出ていない筈なのに、どう見てもインフィニットジャスティスのパーツが完全新規なんですが、これは一体(苦笑

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背中の飛行ユニット、ナイトウイング。

翼は開閉が可能。

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インフィニットジャスティス名物糸鋸は、膝のほうが省略されちゃってますね。

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メインウェポンのショットランサー。

クロスボーンの機体から流用したものではなく、デザインは新規。

設定上も実弾を使っていたクロボンと違い、ビームガンを内蔵しています。

背中のナイトウイングと干渉するため、取り回しは少々厄介。

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ガラティンロングソード。

機体の雰囲気に合わせた実体剣。

差し替え等無しで、腰の鞘に収納が可能。

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防御用のサークルシールド。

翼状のパーツはシールドラッシュ用の刺突部?

肩アーマーに干渉するため、こちらも取り回しが面倒ですが、ジョイントパーツの取付部を複数用意する事である程度の対応が可能となっています。

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ショットランサー、サークルシールド、ナイトウイングを合体させたサポートメカ。

本編で出番はあるのか?

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モビルスーツ本体だけだと、機体から赤みが無くなり、途端に地味になります。

というかフェイズシフトダウン?

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MS本体はシンプルで細身。

オプションパーツの比重が大きい事がわかります。

最終回あたりで、アーマー全部排除した「高機動モード」とかありそう。

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各部関節可動は最近の標準レベル。

肩アーマーも腕とは干渉しません。

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組み立てには約2時間。

シールはカメラ関係と、胸と脹脛のインテーク部分に使用。

劇中での扱いが微妙なせいか、市場では早くも値崩れの兆しが見えていますが、キットとしてはなかなか面白いので、おすすめ出来ます。

それはそれとして…………ジャスティス系の機体にナイトという名前つけるの大丈夫なんですか?

あの事件からもう15年が過ぎているとはいえ、あの時の騒ぎを直で体験した一人として、その辺非常に気になるんですが(苦笑 

HG 1/144 ZGMF-X19A インフィニットジャスティスガンダム (機動戦士ガンダムSEED DESTINY)

HG 1/144 ZGMF-X19A インフィニットジャスティスガンダム (機動戦士ガンダムSEED DESTINY)

 

 

HGBD:R 1/144 コアガンダムリアルタイプカラー&マーズフォーユニット パチ組レビュー

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今日はガンダムビルドダイバーズRe:RISE から、コアガンダムリアルタイプカラー&マーズアーマーのパチ組レビューです。

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アースリィガンダムに付属していたコアガンダムのリアルタイプカラー。

あくまでカラーリング案の一つという設定で、劇中には未登場。

リアルタイプの名の通り、成型色が全体的にシックになっており、胸部のクリアパーツの色も黄色に変わっています。

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後ろから見るとスカスカですが、そのおかげで可動域は広いです。

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コアガンダムビームライフル

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ビームサーベル2本付属

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シールドはジョイントパーツを使って背中に取り付ける事も出来ます。

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マーズアーマーユニット

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フレームにマーズーアーマーを取り付けた飛行状態。

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フレーム単体だとこんな感じ。

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コアガンダムとマーズーアーマーが合体したマーズフォーガンダム

足が長くて肩が張ってるせいか、すごく大張メカっぽい。

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格闘専用機で、武装は格闘専用の近接兵器のみ。

全身の肩や踝の尖ったパーツは近接戦闘用のクローで、全身これ刃物なコンセプトは、ジャスティスナイトより、よっぽどジャスティスガンダムに近い。

赤いのはソードインパルスのオマージュかな?

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両腕のシールドはクローを内蔵しており、収納展開が可能。

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コアガンダムと同様にビームサーベルは2本付属。

マーズフォーウェポンが無いと、武装はクローとこのサーベルだけです。

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合体系なので、ガチャガチャ動かすとパーツがボロボロ外れるかと思ってたんですが、そうでもなかったですね。

分離合体も最初は10分、慣れれば5分で行けるので、これだったらストレス無く遊べます。

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組み立ては約2時間。

シールはカメラ関係だけ。

なお、装備が一通り揃っているアースリィと異なり、マーズきマーズウェポンが無いと武装が揃わないので、買うときは必ず一緒に購入しましょう。

 

 

MG 1/100 ガンダムF90 パチ組レビュー

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今日はMG ガンダムF90のパチ組レビューです。
とりあえずはガンダム本体のみを作ってみました。

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サナリィの小型モビルスーツ開発計画、通称フォーミュラー計画で開発されたF9シリーズ最初の機体。

トライアルでアナハイム・エレクトロニクスのMSA-120を抑えて採用が決まったものの、MSの生産経験がないサナリィに大量生産が可能か疑問を持った連邦軍は、あくまで本機をテスト機と位置づけ、3機(一説には4機)が製造されました。

ミッションパックと呼ばれる多数の増加装備(一説には26種類)が用意されているのが特徴で、任務に合わせて装備を選択、機体各所に設けられたハードポイントに装備することで多様な任務に対応する事が可能です。

ミッションパックのウチ、Vタイプは後にガンダムF91、SタイプはGキャノンとして、多少の改修を加えた後に正式採用されています。

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プレミアムバンダイ限定商品。

個人的にはガンダムMkⅡと並ぶ好きなガンダムタイプの一つ。

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付属武装ビームライフルビームサーベルジールド。

指は左右共に、握りこぶし用、ライフル用、サーベル用が付属。平手はありません。

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ライフル後端はエネルギーパックで取り外しが可能。シールドの裏側やハードポイントに予備のエネルギーパックを携帯する事が出来ます。

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ライフルとシールドは背中に取り付けることも出来ます。

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ビームサーベルは背中に2本。

ビーム刃も2本付属しています。

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腰のスライド可動で多少補ってはいますが、足が長くてスマートな分、こういうしゃがみポーズはあまり得意ではありません。

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組み立ては4時間ほど。

装備の少ない小型MGとしてはこんなものでしょう。

シールはカメラ関係と、ハードポイントの▽マーク類。

もうすぐミッションパックのM&Fが届いてしまうので、早くE&Sを組んでしまわねば。

さあ、みんなもミッションパック全種、そして2号機以降のF90が発売されるその日まで頑張ろうw

p-bandai.jp

 

MG 1/100 ガンダムF90

MG 1/100 ガンダムF90

 
機動戦士ガンダムF90 (電撃コミックス)

機動戦士ガンダムF90 (電撃コミックス)

 
1/100 ガンダムF-90 (増槽ウエポン・バリエーションタイプA.D.S.3点セット)(機動戦士ガンダムF90)
 

 

HGUC 1/144 セカンドV パチ組レビュー

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今日はHGUC 1/144 セカンドVのパチ組レビューです。

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リガ・ミリティアが開発したヴィクトリータイプの発展型。

操作系や基本構造などはヴィクトリーのものを転用していますが、肩や膝なとの装甲強化。エンジン出力の大幅な向上、ウェポンプラットフォームによる重装備の運用、そして革新的なミノフスキードライブの搭載により従来のMSを大幅に上回る機動性を獲得しました。

反面、機体の強度が十分とはいえず、最大加速には機体が耐えらず分解する危険がありました。同様に激しい機動を行う必要のある白兵戦にもあまり向いていません。

位置付的にはV2とヴィクトリーの中間に位置する機体と思われますが、今のところその辺りの設定は定まっていません。

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プレバン先月の新製品。

届いた時は入院中で、ようやく組むことが出来ました。

 

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ビクトリータイプの影響が色濃く残る上半身。

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中央はミノフスキードライブ

右側はウェポンプラットフォームで固定されたメガビームキャノン。左側は折りたたんだミノフスキーシールドです。

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ビームライフルはV2のものを使用。

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下半身はヴィクトリーとV2が半々といった感じでしょうか。

なお、設定上は他のVタイプと同様3機に分離が可能ですが、さすがにHGUCではそこまで再現されていません。

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ビームシールドは1枚付属。

左右両肘に展開可能です。

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ビームサーベルは2本付属していますが、グリップが1個しか無いため、二刀流は出来ません。

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ビームハリセンは1本だけ付属。

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メガビームキャノンは前方に向けてスライド展開が可能。

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取り外しての手持ちも可能ですが、サイズ的に手首がギリギリなので、安定感はイマイチ。

ミノフスキーシールドは、折りたたみ時と展開時の変更は差し替え式。ビームシールドと同じく肘に取り付けます。

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武装なし状態。

ミノフスキードライブは開閉可能。

ドライブ左右のアームがウェポンプラットフォームで、シールド、ビームキャノン共に取り付け状態でもある程度向きを変えることが出来ます。

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肘、肩、股間、膝の可動良好。特に膝関節はパーツが大きく、独特の可動を見せてくれます。

一方で腰の可動が狭いため、身体を左右に振るアクションにはあまり向いていません。

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組み立ては約3時間。
このサイズのHGUCにしては若干時間がかかりました。

構成としては新規パーツ7割、ヴィクトリーV2のパーツが3割ほど。

カメラ関係、あとは膝、肘、サイドスカートの赤い円にシールを使用しています。

それにしてもセカンドV。

ハサウェイがキット化され、同じ小説初出のナイチンゲールやHi-νもキット化される御時世、いつか来るかもとは思ってましたが、実際に手にすると感無量ですね。

次はMGで分離合体をお願いします。いや、マジで。

HGUC No.165 1/144 LM312V04 ヴィクトリーガンダム (機動戦士Vガンダム)

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HGUC 1/144 LM312V04 + SD-VB03A Vダッシュガンダム (機動戦士Vガンダム)

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MG 機動戦士Vガンダム V2ガンダム Ver.Ka 1/100スケール 色分け済みプラモデル

MG 機動戦士Vガンダム V2ガンダム Ver.Ka 1/100スケール 色分け済みプラモデル

 
HGUC 1/144 LM314V23/24 V2アサルトバスターガンダム (機動戦士Vガンダム)

HGUC 1/144 LM314V23/24 V2アサルトバスターガンダム (機動戦士Vガンダム)

 
HG 1/144 Vガンダム セカンドV
 

HGAC 1/144 WMS-03 マグアナック アウダ機/アフマド機 パチ組レビュー

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ラシード/アブドゥル機と同時には発売された、マグアナックのバリエーション機。

プレバン限定商品です。

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陽気なマグアナック隊員、アウダさんの機体。

左腕にガンダニュウム合金製の強力なクローを装備しており、戦闘時には切り込み役としてクローで敵MSを切り裂いていきます。

左腕以外の変更点として、頭部カメラにバイザーを追加、肩アーマーの小型化。

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スカート部に大型のスラスターが追加されています。

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クローは3本指ですが、そのうち2本は一体化しているため、あまり動かせません。構造的には基部が独立しているので、指をカットして、それぞれ独立して動くようにすると良いでしょう。

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なおクローの裏側は肉抜き穴だらけなので、加工のついでに埋めてあげましょう。

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口ひげのマグアナック隊員、アフマドさんの機体。

他の隊員抑え役という地味な役どころに似合う、どっしりとした重装甲型の機体。

通常型のマグアナックに対し、頭部形状の大幅変更、肩アーマーの大型化、胸部装甲の分割変更、サイドスカートの大型化。

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背面はランドセルの形状が変更されています。

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通常のビームライフルに比べて1.5倍ほどのサイズがある大型ビームライフル

劇中ではパイロット不明のマグアナックが使用していますが、なぜかアフマド機のキットに付属しています。

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ライフルは両手持ちも可能。

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組み立てには各2時間。

マグアナック本体は1機しか入っていないので、別にもう1機購入する必要があります。両機とも肩の黄色とカメラはシールを使用しています。

予算的に無理でしたが、ここまで作ると36機セットを買えばよかったなぁと後悔の情が(苦笑

いや、買いませんけどね。

ニートだし。

 

 

 

 

 

 

 

 

HGFC 1/144 JDX-009X デスアーミー パチ組レビュー

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アルティメットガンダムの三大理論の一つ「自己増殖」が暴走した結果誕生したデビルガンダムのコピー。

単体の機能は低いものの、圧倒的な物量攻撃によりモビルファイターすら圧倒する事が出来ます。

デスアーミーは基本となる人型タイプで、他に四脚型のデスビースト、水中型のデスネイビー、飛行型のデスバーディーを始めとして、装甲などの形状が異るタイプが複数確認されています。

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シャッフル同盟の機体ですらロクにHG化していないというのに、まさかのデスアーミーキット化。

リーオーといい、マクアナックといい、最近は俺らヘビーユーザーに数買わせようという態度を隠しませんねバンダイ(苦笑

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カラーリングと肩のせいで、どことなくジャスティマに見えます。

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唯一の武装の金棒型ビームライフル

グリップに挿すだけなので、左右両側どちらにも持たせることが出来ます。

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棍棒用の手首は右手のみです。

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元々の構造が単純なので、足の可動域は見た目より広く感じます。

一方で腕は太い肩アーマーが干渉するため、思ったより動きません。

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デスビーストやデスネイビー形態で使用する足の変形ギミックもちゃんと再現されています。これはプレバンで各バリエーションの発売待ったなしですね。

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膝は関節をそのまま使っていますが、靴は収納状態のものに差し替えて変形させます。

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シールはカメラアイのみで、組み立ては約1時間半。

近年のHGの中でも格段の短さですね。

そうなると、大量のこいつと一緒に並べるデビルガンダムが…………という気分になって来るのですが、最近のバンダイは、フルスペックのHGデビルガンダムを出しかねないところがあるので、ヘタな事を言うのは止めておきましょう(笑

 

HGFC 機動武闘伝Gガンダム デスアーミー 1/144スケール 色分け済みプラモデル

HGFC 機動武闘伝Gガンダム デスアーミー 1/144スケール 色分け済みプラモデル

 
1/144 デビルガンダム (機動武闘伝Gガンダム)

1/144 デビルガンダム (機動武闘伝Gガンダム)

 

 

 

HGAC 1/144 WMS-03 マグアナック ラシード機/アブドゥル機レビュー

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パイロット毎に大幅な改造が行われているのが特徴のマグアナック

例の36機セットを買う財政的余裕が無かったので、今回はラシード機とアブドゥール機のセットを購入。

事前の説明ではラシードとアブドゥルの二人分のカスタムパーツが入っているとされましたが、実質は3機分のパーツが入っています。ただしマグアナック本体は1機しか入っていないので、別にマグアナックをもう2機購入する必要があります。

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隊長のラシード機。

標準型のマグアナックに対して、頭部に指揮官用のアンテナとバルカン砲を増設。肩アーマーは角型に変更。肘と膝にガードが追加されています。

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背面はバックパックの形状が変更され、脹脛にスラスターと思しきものが追加されています。

肩アーマーの黄色の部分はシールを使用しています。

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アブドゥル/アブドル/アブドゥールと、資料によって表記ゆれの激しいグラサンのパイロットが乗っていた機体。

極端な重装甲が施されており、両肩にはガンダムデスサイズを思わせる増加装甲を装備。頭頂部にセンサーを追加。胸部装甲とスカート基部の形状が通常のサンドロックと異なります。

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ラシード機と同様、バックパックと脹脛の形状が変更。

肩アーマーのうち前後の黄色い部分はシールを使用しています。

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パイロット不明の機体に装備されていたアームライフルのパーツが付属。

説明書ではラシード機のオプションパーツのように書かれていますが、実際は異なるので注意。

設定だとライフルの邪魔にならないよう、左肩だけアーマーが小型のものに変更されていたのですが、残念ながらこのキットではそこまで再現されていません。

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前述の通りキットに付属するパーツをフルに活かそうと思うと、マグアナックを追加で2機買う必要がある上に、パーツがごっそり余る(けど胴体は余らないので余剰パーツでもう1機組むことは出来ない)ので、組み上がった満足感より、やっちまった感の方が強いんですが、36機セット買った人たちは、これを18倍にして味わってるんですよね。

すげぇ(苦笑 

MODEROID ノンスケール ARIEL エリアル飛行ユニット装備

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ARIELの大気圏内用飛行ユニット。

エリアルの最も標準的な装備で、目標付近まで大型弾道弾で投入された後分離、飛行ユニットで敵機に接触するのが基本的な戦闘スタイル*1

最高速度はマッハ2.4。宇宙人の慣性制御技術を入手した後はマッハ5.8まで加速可能。

武装は120ミリガトリング砲。

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エリアルC装備のバリエーションキット。

ピンク色の機体色は原作ではなく、OVAで登場したもの。

背中の飛行パックとガトリング砲は新規造形。成型色などの都合で一部パーツも新造されています。

また頭部もC装備と同様のバリエーションが全て付属しています。

残念ながら120ミリガトリング砲と並ぶエリアルの定番武装である、主翼下のアマテラスマルチパーパスミサイルは付属していません。

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120ミリガトリング砲。

戦車砲を束にして連射する悪夢のような兵器ですが、宇宙人の機動兵器には傷一つつける事が出来ず、流れ弾で民家や自衛隊をふっとばすのが主なお仕事です。

給弾ベルトは軟質素材で、ある程度腕の動きに追従可能ですが、お下げ髪が邪魔であまり動かせません。また、手首はC装備からの流用の為、引き金に指をかける事が出来ません。

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飛行パックの翼は折りたたみが可能。

燃料タンクもちょっと動きます。

残念ながら、120ミリガトリング砲と並ぶエリアルの主要兵器である、翼下のアマテラスミサイルは付属していません。

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前回のC装備の時は、モデロイドを作ったのが初めてだったので、接着剤を使わずに組んだのですが、実際に組み立ててみるとパーツがポロポロと外れた為、今回は接着剤を積極的に使ってみたんですが、流し込み接着剤を使ったら、見事にあっちこっちがパーツ割れ。

プラの材質や設計が悪いと、目に見えない細かいひび割れに毛細管現象で入り込んだ接着剤が、エナメルのようにプラスチックを割るという話は聞いていたのですが、まさかここまでとは。

流し込みじゃない接着剤を使ったところは問題がありませんでしたが、まだまだモデロイドは強度面で不安が残るようです。

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*1:ただし、その通りに行くことは滅多に無い

アミュージングホビー 1/35 フランス軍 重戦車 ARL-44 BC自由学園仕様

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ドイツ占領下のフランスで秘密裏に開発されていたフランス陸軍の重戦車。

ドイツ傀儡政権であったヴィシーフランス政府が、除雪車や鉄道、バスなどを隠れ蓑して極秘に開発したもので、ルノーB1bisの車体をベースに、長砲身の90ミリ砲を搭載した重戦車でしたが、「純国産の技術だけで開発する」というかつての戦車大国のプライドが、格段の進歩を見せた他国の技術導入を阻み、結果として完成したのは、大戦前の旧式戦車に強引に大型砲を載せた、不十分な性能の戦車でした。

戦後60両が生産されたものの、現場では故障が多いと評判が悪く、8年ほどで全車がアメリカ製のパットン戦車に交代し、その短い生涯を終えました。

なお、試作車が完成したのは1946年なので「参加車両は45年8月15日までに完成していなければならない」とする戦車道のルールに違反していますが、モックアップは1945年5月の時点で完成していた事を盾に無理やり押し通した、ルール的にはかなりグレーな車両です。

月間戦車道の設定ではマジノ女学院が1両をレストア中ですが、BC自由学園保有していない設定でした。

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新進気鋭の模型メーカー アミュージングホビーの新製品。

岡山に本社を持つ日本メーカーですが、露出が少なく、いろいろと謎の多い不思議なメーカーです。

当初は他のメーカーが出していないドイツの試作戦車を中心にラインナップを増やしてきましたが、ここ最近は日本やイギリスなどの戦車もラインナップするようになり、今回満を持して登場したのが、この1/35ARL-44です。

ガルパンで一躍有名になったARL-44ですが、今まではキャストキットでしか立体化されておらず*1今回が初の立体化になります。

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このキットの驚くところは、まずパーツの少なさと正確さです。

これほどの大型キットとなれば、箱の中身はゴチャゴチャだろうと思ったのですが、中のランナーはわずかに3枚。車体は上下2パーツ、履帯は接着剤を使わないはめ込み式で、しかもこれらのパーツがきれいにハマるのだから驚きです。

実際、このレベルのキットを作れるのは、世界的に見ても他にはタミヤくらいしかいないのではないでしょうか?

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組み立てには乾燥時間も含めて約3日。

塗装は自衛隊用の濃緑色と米軍のライトグリーンで微妙に塗り分けていますが、思ったほど効果が出ませんでした。

デカールガルパンデカール7のBC自由学園のものを使用しています。

アミュージングホビーのキットを買ったのは今回が初めてだったのですが、まさかここまでのレベルとは思いもしませんでした。

今後は積極的に応援していきたいメーカーです。 

アミュージングホビー 1/35 フランス軍 重戦車 ARL44 プラモデル AMH35A025

アミュージングホビー 1/35 フランス軍 重戦車 ARL44 プラモデル AMH35A025

 

 

 

*1:なお某模型雑誌や模型メーカーも騙されたエレール製1/72キットはコラ画像です

サイバーホビー 1/35 特二式内火艇 後期型フロート付き

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帝国陸海軍の協力の下に開発された上陸作戦用の水陸両用戦車。

九五式軽戦車をベースに、砲塔は二式軽戦車のものを使用。任務の性格上水密性が必要なため、当時の日本戦車には珍しく溶接工法を全面的に採用しており、可動部分には、当時は貴重品だったゴムパッキンが使用されています。

車体の前後には浮力を持たせるための航行用フロート、車体下面にはスクリューが装備されており、波が入り込まないよう、砲塔上には展望室、排気口には煙突がそれぞれ追加されています。

上陸後はフロートを取り外す為、水深50センチ程度の浅瀬でしか運用できなくなります。

約180両が製造され、主に島嶼部の海軍陸戦隊で軽戦車代わりとして使用されましたが、本来の任務である上陸作戦で使用されたのは、オルモック湾に上陸した第9次多号作戦のみと言われています。

知波単学園保有しているのは、前部フロートが左右に分割出来る後期型と言われるタイプです。

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キットは中国のサイバーホビー製。

前期型、後期型、フロートの有/無の各タイが、1/72と1/35スケールで発売されています。

作例は1/35後期型フロート付き。プラッツの公式キットもこれをベースにしています。

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後部から上に突き出ているのが追加の水上用煙突。

砲塔上のものは、水上航行時の視界を確保する為の展望室で、上陸後は取り外す事になっていますが、フロートほどには邪魔にならなかったので、そのまま使用される例もあったようです。

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車体下のスクリューと舵。

スクリューは車体に、舵はフロート側についています。

知波単の塗装は雲龍型など海軍後期の航空母艦に使用されていたのと同じ迷彩という事なので、今回は濃緑色+ガンダムMSグリーン+ウッドブランで塗り分けてみました。

なお迷彩パターンはけっこう適当なので、参考にしないでください。

知波単の校章はガルパンデカールVol.2のものを使用しています。

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キットではオミットされていた前部フロート下面の排水口を、モデグラの記事を参考に再現。

プラッツのガルパン公式キットはここもちゃんと再現されているとのこと。

もっとも、ご覧の通り、車体裏面などの見えない部分は塗装なども適当なので、面倒な加工もあまり意味が無かったかも(苦笑

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フロート解除状態。

普通の戦車に比べて構造が複雑な為、横幅はちょっとした重戦車並みですが、全長が短く、中戦車サイズの車体に、軽戦車の砲塔が乗ったアンバランスな姿をしています。

車体から2つ突き出ているのが連結器。ここのパーツを接着せずにおくと、フロートの取り外しが可能となりますが、その場合フロートと車体の間でガタつきや隙間が出来るので、多少加工が必要です。

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車体後部の4つの連結器と、煙突の基部も接着しないようにしましょう。

なおフロート無し状態の設定画は、いまのところ公式で発表されていないので、迷彩パターンは、フロート部分や劇中の僅かな描写などから推測したものになります。

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当初はプラッツの公式キットが出るまでに完成させようと頑張ったんですが、迷彩塗装やフロート連結部の検証作業と改修で、残念ながら公式キット発売までには間に合いませんでした。

ただ、組み立てそのものは比較的簡単なので、面倒な事をしなければサクっと組むことが出来ると思います。 

 

ノンスケール MODEROID エリアルC装備

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国立科学研究所(通称SCEBAI)が趣味従来の戦車や戦闘機に代わる汎用兵器として開発した人型機動兵器。

正式名称は全領域要撃/支援レディ、通常は頭文字からAREIL(エリアル)と呼ばれています*1

全高40メートル。動力はトカマク型レーザー核融合炉。戦術核にも耐える複合装甲に覆われており、地上では時速400キロ、飛行用のオプションパックを用いる事でマッハ2.4で飛行可能。人型ボディはあらゆる環境に対応可能で、人類の機動兵器としてはほぼ無敵といって良い機体です。

なお建造費は1機あたり原子力空母10隻分。

4機が建造され、そのうちの1機はアメリカが保有しているので、予算はその辺からひねり出している模様。

突如襲来した銀河帝国の地球侵略に対して初出動、見事宇宙人の降下兵*2を撃退*3して初陣を飾りました。

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笹本祐一SF小説ARIELの主役メカ。

前述の通り人類最強の兵器ですが、宇宙人の降下兵に対しては撃破どころか傷一つつける事ができず、予算やスケジュールの都合で勝手に撤退して行くのを「撃退した」というのが毎回のお約束。

全52話で撃墜に成功した敵機はわずか2機、そのうちの1機は敵の都合で放棄されたもので、本当に撃破と呼んでいいか悩むところがあります。

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頭部はロングヘアーと、おさげ、ヘルメットの3種類が付属。

頭髪は半透明パーツなのですが、光が乱反射してしまい、写真だと真っ白く潰れてしまいました。

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ちなみに髪の毛は、頭部に搭載した第6世代型コンピューターを冷却する為のヒートシンクです。

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コクピットは胸部にあるので、ヘルメットはコンピューターを保護するためのオプションと思われます。

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剣と盾を持った白兵戦用装備はC装備*4と呼ばれており、宇宙人ではなく、世界征服を企む謎のマッドサイエンティストが使用するロボット(笑)に対して初めて使用されました。

剣は当初20メートルのチタン製でしたが、後に回収した敵機の材質を流用したものに変更しています。

シールドはセラミックスの複合装甲

手首はゴム製で、平手と武器用握り手の2種類が付属。

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手足の可動は見た目より広いですが、肩アーマーの関係で腕を上げる事は出来ません。

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付属の専用台座。

安定が良いキットでは無いので、ポージングには必須。

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組み立てには約3時間。

そんなに奇抜な構造はしていませんが、モデロイドは初めてだったので、慣れていないメーカーのせいか、ちょっと時間がかかってしまいました。

 ARIELが出るならリボルテックの方かと思っていたんですが、まさかのグッスマからプラモ。

海洋堂ガレージキットだけを心の支えに30年有余年待ち続けてきた我々に不満などあるわけもなく。

まあ、手首の構造が初期のフレームアームズ・ガールみたいで強度に不安を感じたりもしますが(苦笑)

さて、次は飛行ユニット型を作るとしますか。 

ARIEL 1 (ソノラマノベルス)

ARIEL 1 (ソノラマノベルス)

 

 

 

*1:厳密には同作者の小説「妖精作戦」に登場する宇宙戦闘機の名前が流用されています

*2:銀河帝国における機動兵器の通称。一般的にドラゴンのような姿をしており、地球側からは宇宙怪獣扱い

*3:撃破ではない

*4:チャンバラ装備

HG 1/144 MS-06K ザクキャノン

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ジオン軍の対空戦闘用MS。

ミサイルが使えないミノフスキー粒子下においても驚異となる大型爆撃機を迎撃する為に開発されたジオン軍の対空戦闘用MS。

地上侵攻作戦が順調に進んだため、開発は一時中断されていましたが、連邦軍ガンキャノンタイプに対応する為*1、急遽開発が再開されたものの、実戦配備は大戦末期のごく短期間に限られました。

肩の180ミリキャノンは対空射撃だけでなく、間接射撃や直接射撃にも使用する事ができ、バックパック単独でザクの火力強化用装備としても使用されました。

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キットはザクハーフキャノンをベースに新規パーツを追加したもので、バックパックは完全に共通です。

デザインは旧設定のザクキャノンをほぼ踏襲していますが、MGザクキャノンなどと違い、成型色はイアン・グレーデン中尉機に準じています。

プレミアムバンダイ限定商品。 

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ハーフキャノンとの比較。

ハーフキャノンの方が身長や足が長く見えます。

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頭部はイアン・グレーデン中尉のダブルブレードアンテナと、一般兵用の通常アンテナの選択式。

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通常のザクの物より大型の専用シールド。


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胸部はほぼ新規。

コクピットハッチは開閉可能。

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足回りは、J型などに比べて一回り太く、脹脛にはスラスターのようなものが追加されています。

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腰のビックガンは、バックパックと繋がった可動式アームで保持する事が可能。

グリップも可動式で、手の動きにスムーズに追従します。

手首は握り手と平手の2種類が付属。

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組み立て所要時間は約3時間。

パーツ流用の関係で、成型色の異なる同じパーツがいくつも入っているので、間違えないよう注意が必要です。

武装として、一応ヒートホークが付属していますが、ハーフキャノンにあったガトリング砲は入っていません。

以上、HG 1/144 MS-06K ザクキャノンでした。 

 





 

 

 

 

*1:オリジンだとガンキャノンの開発が前倒しになった為、この設定が今も活きているのかは不明