HG 1/144 フォビドゥンガンダム
こんなんでも、もう五年も前のキットなんですね。
いや、歳を取る訳だ。
ただ、キットの出来は五年どころか、一五年前と言っても通用しそうな感じ。
たとえばコレ、重刎首鎌ニーズヘグなんだが、手は昔ながらの穴あき握り手しか入ってないのに、柄に引っかかる部分が全く無いせいで、自重が重い刃が常に下を向いてしまうわ、手から簡単にすっぽ抜けてしまうわで、どうにもならない。
唯一にして最大の武器だというのに……
妙に大きい頭。いくら背中に背負っているとはいえ、あきらかに等身狂ってます。
全身に渡って、ディテールの処理がかなり雑で、とても21世紀に入ってから発売されたキットとは思えません。
ビクザム高速強襲形態へ変形。
エクツァーンは展開出来ますが、フレスベルグ発射形態には出来ません。
HGのサイズだと可動はムリだとしても、差し替え等は考えなかったのか。
にして、フレスベルグのビームが目標の近くで曲がる理屈が未だによく判らないんだけど。発射直後ならともかく、遠距離目標の直前で曲がるとか、どんな電磁誘導だよ(苦笑
ゲシュマイデッヒ・パンツッアーはフレキシブルに可動。
設定だともっと顔が隠れて「被ってる」感じになるんですけど、これだと、上に「乗ってる」だけだよねぇ。
ちょっと前のキットだから……では説明つかない出来の悪さ。 こう言ってはなんだけど、F91やVガンダムの頃のキットと同レベルのクオリティではないかと。
新作大量投入の弊害が出た時期だったのかなぁ。
HG 1/144 GAT-X252 フォビドゥンガンダム (機動戦士ガンダムSEED)
- 出版社/メーカー: バンダイ(BANDAI)
- 発売日: 2003/09/21
- メディア: おもちゃ&ホビー
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