MG MSA-003 ネモ
このタイミングでネモってのは、商業的にどうなんだろう?
確かに、映画のチャンスを逃してしまったら、この先ネモなんて企画が通ることはしばらく無いだろうけど、だからと言って、せっかくのこのチャンスをネモに使ってしまっていいのか? という疑問も付きまとう訳で。
とは言うものの、元々連邦系量産MS大好きな自分としては、出てくれて嬉しいという以外の感想は無かったりするのだが(苦笑
技術的な蓄積が数多くなされている連邦系MSだが、股関節の前後スイング、腹部の2重関節、従来の連邦系MSには無かったギミックを搭載しており、関節もポリキャップでは無く、HGで主流となりつつあるABSを採用するなど、実験的な要素の強いキットとなっている。
もともと、問題となるギミックやデザインの無い機体だから、実験機に向いていたのだろう。それこそ、これで問題があったらシャレにならない訳だし。
けど、なんでいきなりジムⅡを飛び越してネモに行ったんだろう? ジムⅡなら、ジムⅢやらヌーベルやらでいろいろと引っ張れるというのに。今更B-CLUBのパーツを売りたいという訳でもなかろうに、こんな先の展開を望めないキットを作られてもなぁ…………なんて考えてしまうあたり、いつの間にか商売っ気が染みついているな俺(苦笑
MG 1/100 MSA-003 ネモ (機動戦士Zガンダム)
- 出版社/メーカー: バンダイ(BANDAI)
- 発売日: 2006/02/11
- メディア: おもちゃ&ホビー
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