HG UNIVERSAL CENTURY 1/144 ジオング MSN-02
うーん、正直これはどうかと。
MG 1/100 MSN-02 ジオング (機動戦士ガンダム)が地味ながら良く出来た佳作なのに対し、こちらはHGUCの、それも初期のキットだからでは済まない問題点が山積。
足なんか飾りとか言う前に、いろいろする事があるだろうって感じ。
全体のプロポーションはそれ程でも無いんですが、表面のディテール処理がかなり酷い。正直、手抜きの誹りを受けても文句は言えないだろうというレベル。もともと大型な割にシンプルなデザインなので、細かいディテールが目立ちやすい事くらい判っている筈なのに、何を考えているんだろう。
頭部は当然取り外し可能。
当然オールレンジ攻撃も可能。
だだし、腕はリード線だけで支える為、すぐに垂れ下がってしまいます。また、肩関節の強度があまり高くない為、場合によっては、リード線より先に肩関節が垂れ下がってしまう場合があります。プラモ的には「有線オールレンジ攻撃なんて飾りです」と言ったところでしょうか。
なお、肘関節も「肘なんて飾りです」という程度にしか可動しません。こうなるのは判っていた筈なんですから、もう一工夫あってしかるべきだと思うのですが。
このキットで最も酷い部分。
20年くらい前のキットかと見紛うくらい、単調かつ薄っぺらいモールドで処理されたバーニア基部。
いくら普段見えない場所とはいえ、これは酷い。
正直泣けてくる。
こんな風にすると、それなりに観れるんだけどねぇ。
モノアイ以外は一切シールを使用しないなど、技術的に優れた部分もあるだけに、残念で仕方がない。
ガンプラ HGUC 1/144 MSN-02 ジオング (機動戦士ガンダム)
- 出版社/メーカー: バンダイ(BANDAI)
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