魔法少女リリカルなのは StrikerS シグナム(シーエムズコーポレーション)
女性キャラはいっぱいいるのに、何故か管理局の白い悪魔とフェイトさんしか発売されなかった魔法少女リリカルなのはシリーズですが、ついに八神家から我らが将、シグナム姉さんが発売されました。
大体MGサイズですか、フィギュアとしてはかなりデカイです。
騎士甲冑は光沢処理する事で、金属風の質感を出しています。実際には金属──というか、騎士甲冑自体は魔法で作り出されたバリアーを視覚化したものなんだが──では無いのですが、この方が感じが良く出て良いですね。
さて、このフィギュアのウリである可動ギミックですが、残念ながらフル可動では無く、首、肩、手首、腰、足首のそれぞれが僅かに可動する程度で、リボルテックやかすたまPと比較出来るレベルではありません。
そのかわり、前述の可動フィギュアと異なり、関節がほとんど目立ず、フィギュアとしてのプロポーションもバランス良く保たれています。
あくまで可動はオマケという位置づけで、フィギュアとしての完成度を優先させたデザイン思想なんでしょうね。
肩の付け根に見える肌色の部分が球体関節。ここの可動範囲はかなり広いです。肘は固定ですが、手首の回転と合わせることで、レヴァンテンにさまざまな構えをさせる事が出来ます。
首は前後左右に大きく振ることが出来ます。後ろのポニーテールも付け根から可動するので、頭の動きを妨げません。ここのギミックだけは複雑で、よく考えられてます。頭の向きや視線がフィギュアにとって一番重要だという事を判ってますこの原型師さん。
前評判がイマイチだったんで、正直、ヴィータを出して貰う為の御布施のつもりで買ったんですが、そんな先入観を吹っ飛ばす素晴らしい出来です。
それ故に
この、下膨れというか、なんとも微妙な顔はなんとかならなかったんですかねぇ?
首のクリアランスを確保する為って訳では無いみたいなんだけど……
魔法少女リリカルなのは StrikerS シグナム 完成品フィギュア
- 出版社/メーカー: 有限会社シーエムズコーポレーション
- メディア: おもちゃ&ホビー
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