アオイ模型店

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SRDX ローゼンメイデン・トロイメント 真紅


 シリーズ第1弾のSRDX ローゼンメイデン・トロイメント 翠星石から2年と3ヶ月をかけて、遂にローゼンメイデンシリーズがコンプリート。

 ギャラクシーエンジェル2みたいにシリーズ途中で発売中止になったり、砂沙美魔法少女クラブみたいにシリーズ展開の話自体が無くなったりした作品のことを考えると、あまりの幸せに涙が止まりません(笑)


 このサイズで巻きロールの再現は難しかったか、髪の毛がドリル状に一体化しており、まるで中身のつまったチョココロネのよう。

 背中には「まきますか、まきませんか」用のねじ穴と思しき物が。

 水銀燈の十字架や金糸雀のパラソルに匹敵する、大型のオマケパーツ。
 バラの咲いた流木と岩ですが、水銀燈の様に台座として使う訳でもなく、金糸雀のように真紅と組み合わせられる訳でもなく、何が目的なのかよく判りません。
 どう考えても、真紅の値段が普段のSRDXに比べて2−3倍する理由はこのパーツとしか思えないので、その辺激しく納得いきません。

 流木の薔薇は

 ボタン電池で発光可能。
 なんかバラビオランテみたいだ(苦笑

 足は右足のみでの片足立ち。ヘタに飾っておくと、そう時間がかからずPVCが折れそうで怖いです。



 出来に関してはユージンの平均レベルですが、ここまでローゼンシリーズは平均して高いレベルを維持してきたので、他のシリーズと並べると若干見劣りする気がします。
 他のメーカーの真紅だって、そんなに褒められた出来じゃ無いですから、ユージンだけが悪いって訳じゃ無いのですが。
 それだって、無意味な発光ギミックや流木無しで、今の半額で出ていればって話しですよね。
 このクオリティで¥5880は正直あり得ない。

SRDX ローゼンメイデン・トロイメント 真紅

SRDX ローゼンメイデン・トロイメント 真紅