アオイ模型店

アキバの外れで模型を売ってる人が、プラモについて好きなことを書いてます

天元突破グレンラガン 天元可動グラパール ダリー機 レビュー


 グレンラガンにかわる新型ガンメンとして、第2部から登場したグラパール。
 主役交代以外で登場した新型機の例に漏れず、ロクに見せ場もないヤラレメカだった訳ですが、そんなグラパールを3機同時に、しかも天元可動でキット化するコトブキヤは、果たして英断なのか、無謀なのか。

 今回作ったのはピンクのダリー専用機。



 標準装備のハンドガ


 オプション武装のスピンバリアー弾ライフル


 関節はかなり動きます…………腰や肩のアーマーが無ければという条件付きですが(苦笑
 もう少しアーマーの可動を考えてくれれば……せっかくの関節が宝の持ち腐れ。


 コトブキヤのキットでは従来から指摘されていた肘や膝関節の弱さが改善されており、組み立てるときに苦労するほどカッチリしている反面、肩関節はかなりゆるゆるで、ちょっと力を入れると外れてしまいます。
 ワザと外れやすくする事で可動範囲を広げると同時に壊れにくくしている、ダブルオーのFGの肩関節と同じような設計思想なのかな?
 肩のシールドも同様に外れやすくなっていますが、こっちはいくらなんでも外れすぎ。ポージングのたびにシールドをはめ直さなきゃならないのはさすがに面倒です。
 肩周りは置いておくとして、全体としてはHG感覚でサクサク組める良キットです。
 とはいえ、ボックスアートで持っているスパイラルボンバーがオプションとして付属してないってのはさすがにどうかと思うんですけどね(苦笑