ROBOT魂ケルディムガンダム　レビュー

　
　
　
　

　今回のＧＮスナイパーライフルは、差し替え無しでバルカンモードへの切り替えが可能。
　けど、他のアイテムでは可能だった、肩へのスリング機構はばっさり省略。

　ガンカメラは赤い所だけでなく、鶏冠状になってるパーツごと全取っ替えする方式なので、ＨＧやＨＣＭのように「はずれてどっか行ッちゃったー！！」が起きる可能性が低くなっています。

　そういえば、この機能もアニメでは未だに出番無いですね。
　フォロスクリーンには他のアイテムにあったレティクルの類が無く、ちょっと地味？

　何故か色指定が設定と異なるＧＮハンドガン

　今回のシールドビット用台座。
　透明素材じゃ無いのは、ビットを全部装着しなかった場合見栄えが悪くなるから頂けない。

　ボールジョイントが２ヶ所も仕込まれており、これは独特の動きを期待出来るか？
　と思いきや

　実際にジョイントを動かすと、自重すら支えきれずにひっくり返ってしまうのでありましたとさ。

　倒れないようジョイントを垂直にすると、明らかに位置が高すぎ。
　かと言って、倒れない程度にギリギリまで斜めに傾かせると、今度は足下の台座とケルディムの足が干渉しあうジレンマ。

　台座には最大で８枚までシールドビットをセット可能……あの、ケルディムは９枚ビットを装備しているんですけど？

　台座には、このように１個だけビットを装着する事も出来るので、余った１個はそう使えって事なのかもしれませんが……ようはバンダイ魂STAGE ACT2 アクションサポートタイプ S.H.Figuarts対応 ABS & POM製 3個セットディスプレイスタンドを買えって事ですか？　だとしても、ベースをそんな何枚も投入したら、当のケルディムを立たせるスペースが無くなっちゃいませんか？
　
　本体は悪くないんですが、シールドビットの扱いがなんとも。
　ビットやファンネルの飛行表現は、昔から様々に試行錯誤されて来たジャンルですが、これは悪い方にアイデアが転んじゃったパターンだなぁ。