スーパーロボット大戦 1/100 ヒュッケバイン Mk-II レビュー
スーパーロボット大戦の黒歴史、ブリットくんやトロンベと言ったメインキャラクターが乗っていたばかりに、他の機体以上にその存在抹消が不自然な状況を生んでしまったヒュッケバインMK−II。
コトブキヤのスパロボ大型キット『EO-techシリーズ』の第1弾として発売されたものの、僅か半年で絶版となる展開は、まさにバニシングトルーパーの面目躍如と言ったところでしょう(苦笑
目の下の赤い部分が大きすぎて、あきらかにおかしな事になってます。
試作段階で気がつかなかったんですかね?
関節可動、さすがに最新のという訳には行きませんが、一世代前のMGと比べても遜色ありません。
スリングパニアー風のバックパック。
これがグラビコンシステムになるのかな?
もっぱら反撃用武器のフォトンライフル。
移動後攻撃可能な上に射程も長く威力もそこそこある便利武器チャクラムシューター。
あ、手首が逆についてる(笑
ライトソードでもロシュセイバーでも無い、ビームソードは二本付属。
なぜか刃が異様に太く、PGに付属しているサーベルくらいあります。
今ひとつ使い勝手の悪い必殺武器、Gインパクトキャノン。
残念ながら、射出用の飛行パーツは付属していません。
発射形態。
連動して展開するグリップの機構がとても面白い。
後に突き出しているピンはヒュッケバインとの接続用ジョイント。
恥ずかしいところに隠された、ヒュッケ側のジョイント。
オマケのブリットくんフィギュア。
コトブキヤ スーパーロボット大戦 ワンコイングランデ BOXと同サイズで、ワンコインではラインナップし辛い男性キャラクターをキットのオマケとして付けるという計画だったらしいのだが……
構造がMGそのまんまなのは、シリーズ第一弾の習作的キットだという事を考えれば致し方ないところでしょう。
先達の模倣はけして悪いことでは無いですし。
若干膝関節の強度に不安がありますが、インパクトキャノンを支えられる程度の強度はあるので大きな問題はありません。
とはいえ、コトブキヤとしては初期のキットに含まれる物なので、パーツの強度や精度に関しては他の初期キット同様に難があると言わざるを得ません。
物が物だけに、再販やリニューアルが期待出来ませんし、市場での入手も難しくなっているので、作ってしまうのにはちょっと勇気がいるかもしれません。
コトブキヤ スーパーロボット大戦 ヒュッケバイン Mk-II 1/100スケール 塗装済 組立てプラスチックキット
- 出版社/メーカー: 壽屋(KOTOBUKIYA)
- 発売日: 2006/05/25
- メディア: おもちゃ&ホビー
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