アオイ模型店

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バンダイ 1/100 VF-19S ブレイザーバルキリー レビュー


 ここしばらくVF−25ばかり作っていた反動か、唐突に作りたくなったので、スマルトロンやミシェル機もほっぽり出して作ってました(苦笑
 マクロス7の後半に登場したエメラルドフォースの専用機で、VF-19エクスカリバーの量産タイプ。
 ブレイザーというのはF型以降のペットネームという説もありますが、その辺の設定ははっきりしていません。
 キットは15年前の製品ながら変形が可能な、なかなかの代物です。


 カラーリングのせいかYF−21のように見えるファイター形態。

 着陸脚は収納が可能。
 この点は差し替え式のVF-25より優れていると言えます。



 機首のカナードベントラルフィンが省略され、主翼前進翼というよりダブルデルタに近いものに変更されるなど、デザイン的には原型機のYF−19とは全くの別物です。

 ガウォーク形態。
 膝しか可動しないので、ガウォーク独特の足を再現出来ているとはちょっと言い難いですね。



 バトロイド形態

 頭部のみ別パーツに差し替え。
 足腰は一端取り外す必要がありますが、そのまま変形させる事が出来ます。



 頭部は指揮官用のS型と一般用のF型の選択式。



 変形機の利点で、この時代のキットにしてはかなり広い可動が可能ですが、反面ポリキャップや関節が剥き出しの為、プロポーションという面ではあまり見栄えが良くありません。
 ですが、それらを補って余りあるのが、この三段変形でしょう。
 さすがに完全変形という訳には行きませんが、15年前にこれは大したものです。


 一時期は品薄で入手が困難な時期もありましたが、最近はマクロスFのおかげで手に入りやすくなったので助かります。
 けど、amazonだとファイヤーバルキリーしか扱ってないんですよね。