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1/100 LV-2GMF-X23S ヴァンセイバーガンダム レビュー


 今日は機動戦士ガンダムSEED VS ASTRAYから、バンダイ 1/100 LV-2GMF-X23S ヴァンセイバーガンダムのレビューです。

 ライブラリアンがザフトセイバーガンダムをベースに開発した可変MS。
 翼の取り付け位置を変更による空力を向上、それに伴って武装の配置も若干変更されている。
 大幅なデザイン変更を行う事が多いライブラリアンには珍しく、外見上の変化が少ない事が、本機の基本設計の高さを物語っている。
 パイロットは、かつてザフトの英雄と呼ばれ、ソキウスシリーズのベースともなったエースパイロット、グゥド・ヴェイアのカーボンヒューマン。



 翼はMS形態でも展開する事が可能。
 これによりMS形態でもある程度の飛行能力を発揮出来る反面、シールドと著しく干渉するという問題点も。

 イージスやジャスティスから続く、異様に縦長な額のセンサーユニットが小型化。

 アムフォルタスプラズマ収束ビーム砲発射形態
 この状態だと、もうシールドを持つことが出来ません。

 ビーム砲を肩から回す事で、腕の動きを阻害しないようにも出来ます。
 もっとも、この状態だと肩の動きが阻害されるので、どっちもどっちなんですが(苦笑

 翼を展開したファトゥム形態。
 ジャスティスシリーズのファトゥムのように飛行能力と火力の両方を同時に確保する形態。

 モビルアーマー形態

 翼の位置変更と大型化で───程度問題ですが───セイバーよりも飛行機っぽい姿になってます。

 カラーリングの関係もあるんだろうけど、こうして見るとゼータプラス系の機体に見える。

 変化が少ないという意味では、今までで一番面白みのないキットですが、その分、今までのような無理無茶はあまり感じません。
 実際、ザフトが開発したバージョンアップ機とか言われても違和感無いですし。
 ただ、早くもネタ切れか?
 と思わせるのは、商業的に如何なものかと。
 いや、ぶっちゃけ全く売れていないんで、早く止めて欲しいんですけどね、このシリーズ。

1/100 ヴァンセイバーガンダム (機動戦士ガンダムSEED DESTINY)

1/100 ヴァンセイバーガンダム (機動戦士ガンダムSEED DESTINY)