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MG Vガンダムver.ka (限定クリアパーツ付き)レビュー


 今日は機動戦士Vガンダムから、バンダイ MG 1/100 LM312V04 ヴィクトリーガンダムver.ka (限定クリアパーツ付き)のレビューです。

 リガ・ミリティアザンスカール帝国の高性能MSに対抗する為に開発した可変合体型MS。
 一見複雑とも思える可変合体機能は、ザンスカールなどに比べて規模の小さいリガ・ミリティアが、パイロットの保護と、整備性、生産性の向上を計る為、コアファイターを中心としてユニット化を進めた結果の副産物であり、事実地球上では町工場のような施設ですら生産が行われていた。
 開発にはアナハイムエレクトロニクスが裏で関わっていたとの説もあるが、ハッキリとしていない。
 通信索敵能力を強化する為に、従来のVアンテナではなく、頭部側面にブレードアンテナを装備したVガンダムヘキサと呼ばれるタイプも存在する。
 大戦後期に投入された機体のほとんどはヘキサタイプだった。
 主なパイロットはウッソ・エヴィン、マーベット・フィンガーハット。

 限定キットは、成形色が青のランナーがクリアパーツとなっています。
 写真ではコアファイターに青パーツを使用していますが、ハンガーとブーツは全てクリアパーツを使用しています。
 通常の青いパーツも付属しています。

 シールはカメラ関係と、肘や膝、サイドアーマーの赤い円ラインのみ。

 標準装備のビームライフル

 劇中同様、分解してグリップ部分をビームピストルに出来ます。

 ビームサーベルは設定通り肘に内蔵。

 ビームサーベルはちょっと細め

 指は親指のみ可動で、他は平手、ライフル用、サーベル用、握り拳用の指を差し替えます。

 ビームハリセン(笑)も1本付属

 ビームシールド。
 固定が甘く外れやすいのは、HGVガンダムの時から改善されていません。

 LM312V06 Vガンダムヘキサ。
 こっちはコアファイターもクリアパーツを使っているので、まるで別の機体のようです。

 頭部比較。
 個人的にはヘキサタイプの方が好き。

 クリアパーツの構成。

 コアファイターのパーツは2機分入っているので、コアブロックを差し替える事で簡単にヘキサにする事が出来ます。
 HGの時みたいに、ヘキサはオーバーハングキャノンと一緒に入っているだろうと思っていたので予想外。

 トップファイターとボトムファイター
 合体変形の所要時間は10分前後。

 手首周りのみ差し替え式で、他は完全変形。

 ボトムファイター。
 こちらは変形時に、コアファイターとドッキングさせる為のジョイントパーツが必要。
 股関節が弱くて、足が自重で垂れ下がってしまうのはハズレを引いたのか、仕様なのか点…

 ハンガー

 ブーツ
 ウッソくんは盾やら囮やら爆弾やらと使い捨てにしまくってましたけど、それが無かったらリガ・ミリティアの戦力はもう少し揃ってたんじゃ無いですかね?(苦笑


 どうせ今度Vダッシュでもう一度作る事になるんだからと、今回はクリアで作ってみましたが、実はあまりクリア仕様って好きじゃ無いんですよね。
 合体変形だけならHGでも一応再現していましたが、プロポーションまで両立させるのはさすが15年の技術進化。
 とはいえ、いろいろと無理をしているのも事実で、上記の股関節を始め、多少ガタつく部分もあるので、Vダッシュを出す時には是非改善して欲しいです。

MG 1/100 LM312V04 Vガンダム Ver.Ka (限定クリアパーツ付き) (機動戦士Vガンダム)

MG 1/100 LM312V04 Vガンダム Ver.Ka (限定クリアパーツ付き) (機動戦士Vガンダム)