表現規制関連
月曜日に漫画家を中心に、出版業界や同人イベント関連の人が集まって、都庁で反対を訴える記者会見と、イベントが開催されるそうです。
記者会見は一般人はダメですが、フリージャーナリストも参加が可能。
イベントの方は誰でも参加が可能だそうです(人数制限はあります)
- 青少年健全育成条例改正案とフィギュアの関係
フィギュア業界の人は、この規制条例を対岸の火事みたいに思っている人が多いようですが、文面の中にこんな一文がある事を御存知でしょうか?
頒布されているがん具類で、その構造又は機能が東京都規則で定める基準に該当し、青少年の健全な成長を阻害するおそれがあると認められるもの
このように、条例で規制出来る対象の中に出版物や映画等と共に玩具も記載されています。
そう、この条例が制定されたら、キャストオフフィギュアが「不健全図書指定」を受ける可能性があるのです。
元々はエアガン/モデルガンを規制する目的で導入された条例だったと思うのですが、だからと言って東京都が他の玩具に対して条例を適用しない根拠にはなりません。
この手の条例に散々痛い目を見せられてきたエアガン業界と違い、業界団体すら持たないフィギュア業界が、この事態にまともな対応がとれるとは到底思えません。
出版業界でかつて起きたように、小売店や流通問屋の過剰反応によって、販売そのものが自主規制されてしまう事すらも予想されます。
この条例は、我々にとっても他人事では無いのです。
- 追記
何か勘違いしている人がいますが、あくまで条例的に可能という話であって、実際にフィギュアが槍玉にあがっている訳ではありません。
ただ、最近の規制推進派のヒートアップぶりを見ていると、ギガパルスのフィギュアとかが見つかった日には、何言われるか判ったものじゃありません。
実際、今は無きWHFは警察に小言を言われていた訳ですから、もし条例で取り締まれるとなったら…………