アオイ模型店

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HGUC 1/144 MSM-07 ズゴック レビュー


 今日は機動戦士ガンダムから、バンダイ HGUC 1/144 MSM-07 ズゴックのレビューです。

 ジオン軍の水陸両用MS。
 モビルアーマーを得意とするMIP社が開発した数少ないMSであり、本格的な量産まで漕ぎ着けた唯一の機体でもあります。
 水冷にこだわった結果機動性が低下したゴッグの反省から、水中では水冷、陸上では空冷のハイブリッド機構を採用する事で、地上でも従来型のMSを上回る性能を発揮する事が可能です。



 「頭部」が無いかわりに全周ターレット式を採用したモノアイ。
 モノアイそのものはシールで再現している為、向きを変える事は出来ません。

 資料によってはロケットランチャーという記述もある240mmミサイルランチャー。
 水中発射も可能との設定ですが、キャビテーション魚雷かなんかなんでしょうか?

 水中だけでなく、地上でも使用可能な熱核ジェット。

 インテークと、上の円形部分はハイドロジェット用の取水口?

 個性的な蛇腹状の関節を見事に再現。
 一見フラフラしているように見えて、ポーズを決めるとカチっと動かなくギミックに当時驚かされたものです。

 腕部メガ粒子砲。
 射界が狭く、威力も実用的とは言い難かったゴッグのメガ粒子砲と異なり、連邦のビーム兵器にもひけを取らない高性能を発揮しました。

 一撃でMSを貫通する事が出来る強力なアイアンネイル。

 腰は前後左右斜めに可動。

 いつのまにかフレキシブル・ベロウズ・リムなんてカッコイイ名前がついてた蛇腹関節。

 股間と足の裏のハイドロジェットが配置されています。


 なにげにズゴックは初レビューだったりしますが、今見ても古さを感じさせない良く出来たキットですね。
 最近はそうでもなくなりましたが、初期のHGUCは本当に当たりはずれが激しかったからなぁー


 以上、HGUC 1/144 MSM-07 ズゴックのレビューでした。