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HGUC 1/144 RMS-179 ジムII レビュー


 今日は機動戦士Zガンダムから、バンダイ HGUC 1/144 RMS-179 ジムIIのレビューです。

 80年代中期における地球連邦軍の主力MS。
 旧式化しつつあったジムの動力炉、兵装、電子機器などをバージョンアップした近代化改修機であるが、基本設計の古さはどうにもならず、性能的には他の最新鋭機に一歩も二歩も劣っており、80年代後期には、多くの機体が退役するか、ジムIIIへのさらなるバージョンアップが施されている。
 反面、使い勝手が良く、コストパフォーマンスも高い事から、二線級の部隊ではかなり長期間にわたって使用され続けた。
 なお、『RMS-179』は新規に製造された機体に振られた型式番号で、従来型のジムを改修した機体には『RGM-79R』の型式番号が与えられている―――――まあ、この辺の設定も当時から二転三転してますけどね(苦笑

 ジムにしてはちょっとスタイリッシュ過ぎるプロポーション

 パッケージではZガンダム版となってますが、実際のキットはユニコーン版のデザインが反映されています。




 もともとシンプルなデザインなので、可動は良好。


 AEボウワBR-S-85ビームライフル
 ビームスプレーガンに比べて出力は大幅に向上しているものの、ECAPが採用されておらず、連続使用に難あり。



 連邦軍の標準型シールド。


 サーベルの刃は黄色のクリア。



 変な言い方ですが、前述の通りプロポーションが格好良すぎてジムらしく無いです。
 キットが格好良すぎて、量産機らしい野暮ったさをスポイルしてしまい「らしくない」プロポーションになってしまっている事が時々ありますが、このキットもそんな感じですね。
 キットそのものの出来は悪くないし、プロポーションもいいんですが…………難しいところですねぇ。

 以上、HGUC 1/144 RMS-179 ジムIIのレビューでした。

HGUC 1/144 RMS-179 ジムII (機動戦士Zガンダム)

HGUC 1/144 RMS-179 ジムII (機動戦士Zガンダム)