1/35 シャーマン VC ファイアフライ レビュー
今日はアスカモデル 1/35 シャーマンファイアフライVCのレビューです。
火力でドイツ戦車に劣るシャーマンを供用されていたイギリス軍が、17ポンド砲を独自に搭載した改良型にして、サンダース高校のポイントゲッター。
重装甲で知られるドイツ戦車を撃破できる火力を持つ反面、遠距離での命中精度が低く、戦場では通常型シャーマンの支援を受けつつ接近戦を挑む必要があったと言われています。
一時は米軍でも採用が検討され、数両が試験的に納品されましたが、実戦参加する事はありませんでした。
なぜ米軍装備で身を固めているサンダースが、事実上イギリス戦車と呼んで差し支えないファイアフライを使用しているのかは、作中の謎の一つです。
キットはタスカモデル改めアスカモデルの1/35ファイアフライVC。
ファイアフライはアスカ以外にドラゴンからも1/35が発売されていますが、ガルパン仕様を再現できるのはアスカモデルだけです。
デカールはモデルカステンのガルパンデカールから、フィギュアは友人製作の物を使わせて頂きました。
長砲身17ポンド砲。
前述のとおり大変強力な砲でしたが、発射時のブラストが凄まじく、発砲時の被発見率の問題に加え、煙が晴れるまで再発射に時間がかかという問題もありました。
トラベリングクランプはキット付属の物では設定と形状が異るので、ドラゴンのファイアフライから移植しました。
砲塔上部のサーチライト固定用パーツを削り落としています。
最近は安定して市場に供給されるようになったものの、会社名変更の関係でここしばらく再販がほとんど行われず、せっかくのガルパンブームを活かせなかったアスカ。
ファイアフライVCを定番品で発売している唯一のメーカーだったのに、今となっては勿体無い話です。
もう少し早く再生産できていれば……ねぇ。
以上、1/35 シャーマン VC ファイアフライ(サンダース仕様)のレビューてせした。
プラッツ 1/35 タスカ シャーマン VC ファイアフライ プラモデル
- 出版社/メーカー: プラッツ
- 発売日: 2006/12/25
- メディア: おもちゃ&ホビー
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