アオイ模型店

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HGBF 1/144 ガンダム Ez-SR


 今日はガダムビルドファイターズトライから、バンダイ HGBF 1/144 RX-79[G]Ez-SR ガンダム Ez-SRの素組レビューです。

 Ez-SRの基本フレーム。
 ベースとなったEz-8との共用部分は7割くらい。
 Ez-8に比べて靴が小さくなっているので、重武装と相まってバランスがあまり良くありません。

 腰には100ミリマシンガンのマガジンを携行していますが、マシンガンを使う機体は一機もいない不思議(余剰パーツの中に100ミリマシンガンは入ってますが)

 Ez-SR1イントルーダー。
 格闘戦に特化した高機動型。

 バックパックにはバルキリーを彷彿とさせるブースターパックを搭載。

 唯一ツインアンテナを装備した頭部。
 アンテナの色分けはシールを使用。

 Ez-8用のビームライフルをの銃身を切り詰め、接近戦での取り回しを良くしたショートバレルビームライフル

 本来ビームサーベルを収納しているふくらはぎにユニットが増設されているため、Ez-SRではビームサーベルは左腕ハンドガードに収納されています。

 ハンドガードの先端は格闘戦用の電磁ナックルになります。
 このハンドガードですが、かなり外れやすい。
 特にイントルーダー形態では、ちょっと揺れた程度でもボロボロ落ちてしまい、撮影時間の半分くらいはハンドガードを付け直す作業に取られた(体感)程ですが、接着してしまうと、パーツ換装が出来なくなってしまう注意。

 EZ-SR2 エリミネーター
 見ての通りの砲撃戦型。
 手持ち武装は無く、接近戦では頭部、胸部、そしてハンドガードに内蔵されたバルカンのみとなります。

 右肩のキャノンは陸戦ガンダム用180ミリ砲の流用。
 6連ミサイルランチャーは新規。
 こういうの、アーマードコアフロントミッションぽくでけっこう好きです。

 頭部の造形は原型となったEz-8に近いです。

 右膝は砲撃戦時の安定パーツ付き。

 ガンダムの苦手な片膝立ちも安定して行うことが出来ます。

 Ez-SR2 シャドウファントム。
 電子型との設定ですが、そういえばこの世界、ミノフスキー粒子ってどうなってるんでしょうね?

 アッシマーを彷彿とさせるレドーム
 てっきり分離飛行するものだとばかり思ってたんですけどねぇ。

 ドラグナー3ばかり引き合いに出されますが、この頭部デザインは同じ電子戦機でもイングラム3号機の影響を感じさせます。
 パトレイバーにはファントムという電子戦機も出てきますし。

 レドームと頭部の接続部分は取り外し式。

 大型のセンサーユニットを取り付けたシールド。
 武装はEz-8の標準型ビームライフルのみ。
 戦闘向きでは無いので、強力なセンサーを用いて遠距離射撃で敵を近づかせないのが基本戦術のようです。

 コンパチとはいえ、3機分を組み立てなければならないので、素組でも通常のHGの2倍くらいの時間がかかりました。
 各モードへの組み換えは5分もあれば十分ですが、どうしてもパーツが外れやすいので、ガンガン動かして遊ぶには向かないキットです。
 まあ、3機買って余剰パーツの山に涙するのもありかな……(笑