1/35 高機動車 (キャンバストップ) レビュー
今日はファインモードから、1/35 高機動車 (キャンバストップ) のレビューです。
陸上自衛隊の多目的車両。
乗員は運転手を含めて一個分隊相当の10名。
CH-47輸送ヘリに最大2台搭載する事ができ、パレットを使用することで輸送機からの空挺降下も可能な万能選手。
『ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり』では主人公達第3偵察小隊の足として活躍していました。
その他、ゴジラやパトレイバー、エヴァンゲリオン等、自衛隊が登場するアニメや映画では必ずと言ってよいくらい登場する馴染みの深い車です。
PKO等で国外に派遣する車両は部分的に装甲化されていますが、通常の車両はボンネットがFRP製で銃弾に対する防御力はありません。
一方タイヤは特殊な構造をしており、銃撃等でパンクしてもその走行が可能など、華奢なだけの車両ではありません。
パっと見不自然なくらいタイヤに対して車体が高い位置にありますが、これにより悪路走破性を発揮する事が出来ます。
1994年に配備が始まり、配備が完了した現在は、初期に納品された車両を順次新型へと交換しています。
なお、陸自ほどの過酷な性能を必要としない海自と空自では、高機動車の民生型であるメガクルーザー(現在は販売終了)を導入しています
キャンバス部分は取り外し可能も可能ですが、基本的には接着を前提としている為、若干安定性に欠けます。
後部座席は横すわり。ゲートでコダ村の避難民や、保護された直後のテュカが寝かされていたのがここ。10人乗れるだけあり、レギュラー陣が総出で乗っても余裕があります。
陸自では、後部座席を潰してミサイルランチャーやレーダー、大型の通信システムなどを搭載したバリエーション車両も多数運用しています。
基本的には非武装ですが、運転席の上のロールバーに軽機関銃を搭載する事が出来ます。ファインモールドからは機関銃装備仕様も発売されており、そちらには機関銃だけでなく運転手と銃手のフィギュアも付属しています。
さすがのファインモールドだけあって、非常にみ立てやすい。
塗り分けしやすいパーツ分割で、車内やライト等の細部以外は、オリーブドラブとブラックのスプレーだけでマスキングせずに塗装出来ます・・・・・・あ、しまった、ナンバープレート塗ってない(冷汗
ファインモールド 1/35 陸上自衛隊 高機動車 キャンバストップ プラモデル FM42
- 出版社/メーカー: ファインモールド(FineMolds)
- 発売日: 2014/03/21
- メディア: おもちゃ&ホビー
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