1/35 T-34/85 プラウダ高校仕様 劇場版
カチューシャやクラーラが乗り込むプラウダ高校の主力戦車。
全国大会では6両を投入し、IS−2が届くまではノンナが乗り込み、カメさんチームの38(t)を仕留める活躍を見せています。
エキシビションや大学選抜戦では、カチューシャが強豪校の隊長に相応しい活躍を見せてくれますが、カチューシャのお守役に徹したクラーラが撃破されるシーン以外、これと言った見せ場が無かったのが残念です。
高い貫通力を持つ52K85ミリ高射砲を転用した新型砲塔を搭載した火力強化型で、車体はT-34/76とほぼ共用ですが、新型砲塔はそれまでの車長と砲手に加え、新たに装填手が乗り込めるようになり、速射性能が大幅に向上しました。
T-34はシリーズ合計で10万両以上生産され、21世紀に入ってからも、リビアの内戦等で実戦使用されたといわれています。
プラウダは、一般に1944年型と呼ばれるタイプを使用していますが、T-34/76同様、T-34/85も生産時期や工場によって仕様が大きく異なる上に、ロシア側もその辺を細かく整理していない為、メーカーや研究者によって命名基準が異なるので注意して下さい。
■作例
今回の使用キットは「プラッツ1/35 T−34/85プラウダ高校」
細部のモールドやディテールを除けばほぼ無改造でガルパン仕様を再現できます。
■TV版からの変更点
- 砲塔にアンテナが追加(作例では省略)
- T-34/76同様、車体裏面にディテールが追加。
■主な改造ポイント
- 車体前部フック(F7)横の凹凸を削って平らにする
- 燃料タンクは好みで(M7.8)に変更するのもアリ。実際その方が劇中のイメージに近くなりますが、取り付け基部など面倒な改造が必要になります。