1/35 KV−2 ギガント プラウダ高校仕様 劇場版
我等が頼れる同志にして街道上の怪物。
わずか3ヶ月の突貫工事で開発された試作車が、数カ月にわたってソ連軍の猛攻に耐え続けたフィンランド軍の防衛線を一瞬にして打ち破り、ソビエト軍を勝利へと導く、まるでロボットアニメの主役メカのような逸話の持ち主。
こうして華々しいデビューを飾ったKV−2ですが、機動性が著しく低く、砲弾の再装填に時間がかかるなど使い所の難しい戦車である事はガルパンを見ている方なら御存知の通り。
なお、劇中で言及されている「街道上の怪物」という通称は、火力と防御力をフルに活かし、ドイツ戦車師団の進撃をたった1両で二日間に渡って阻止した逸話に由来しています。
今回の作例は「トランペッター 1/35 KV−2」を使用。
プラッツの公式キットが出るまでは、事実上唯一の1/35 KV−2という事で、価格が高騰した時期もありましたが、現在は値崩れ気味。
実は、公式キットより、こちらの方が劇場版に近い形状をしています。
■TV版からの変更点
- 車体前部にライトを追加。フェンダーステーに肉抜き穴を追加
- 砲塔上部のベンチレターの形状変更
■主な改造ポイント
- 吊り上げ用リング(A28)リアフェンダー(A11)L字プレート(C5)右後部の予備履帯(A1)は不要
- ラジエターカバー(D9)を(D10)へと変更
- ケーブル(A25)の取り付け位置を修正
- シャックル(A19)を円状の物に変更する(アクセサリー素材などのリングが使えます)
- ワイヤーの固定具(H12)の取り付け位置を1センチ程前にずらす
- 車体右側に燃料タンクを増設(ソ連戦車のキットには大概余剰パーツとして入っています)
- 砲塔天井ベンチレターの形状を修正する
- 砲塔後部のボルトを削り落とす。
トランペッター 1/35 ソビエト KV-2重戦車 プラモデル
- 出版社/メーカー: トランペッター(TRUMPETER)
- 発売日: 2005/07/25
- メディア: おもちゃ&ホビー
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