タミヤ 1/72 試製晴嵐(艦これ仕様)
潜水艦に搭載可能な急降下爆撃機として開発され、潜水艦からアメリカ東海岸沿岸地域やパナマ運河を攻撃することで米国内に政治、経済的な混乱を引き起こすこと目的としていました。
潜水空母内では主翼を折りたたみ、フロートを取り外した状態で搭載されますが、訓練を積んだ乗員ならば組み立てから発進まで僅か3分ほどでこなしたそうです。
水上機としては破格の1トン近い搭載量を持ち、航空雷撃すら可能でしたが、その場合カタパルトの関係でフロートを搭載せずに発艦し、帰還時は機体を投棄して乗員のみパラシュート降下で回収する予定だったそうです。
複雑な機構が災いしてコストは1機あたり零戦50機相当といわれていますが、結局一度も実践に参加すること無く、全機が破棄されています。
プロペラスピナーと風防が2種類ずつ入っており、試作機と量産機の選択が可能ですが、グラフィックを見た限り、艦これの機体は量産機と思われます。
なお艦これでの機体名は「試製晴嵐」となっていますが、これは法手続き上試作機のまま終戦を迎えてしまった為で、「試製」では無い晴嵐が存在しているわけではありません。
胴体下にぶら下がっているのは800キロ爆弾。
艦これに合わせて機体番号等のデカールは貼っていません。
*冬コミの新刊にこのキットを使用した記事を掲載しています。
詳細は以下のリンク参照。
https://webcatalog-free.circle.ms/Circle/14211890
タミヤ 1/72 ウォーバードコレクション No.37 日本海軍 愛知 M6A1 晴嵐 プラモデル 60737
- 出版社/メーカー: タミヤ(TAMIYA)
- 発売日: 1997/07/30
- メディア: おもちゃ&ホビー
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