アオイ模型店

アキバの外れで模型を売ってる人が、プラモについて好きなことを書いてます

HGUC 1/144 RX-121-1 ガンダムTR-1 ヘイズル改

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ティターンズが技術開発用のテストベッドとして開発した実験機。

ジム・クゥエルをベースにガンダムヘッドの与える心理的影響や、360度スクリーンなどの新装備の運用試験に使用されました。

機体の性格上、出撃のたびに装備や仕様が異なっており、ヘイズル改は、ジオン残党軍の襲撃で大破したヘイズルに、それまでのテスト結果を反映させた機体で、外見はヘイズルとほとんど違いませんが、推進力や操作性など、全般的に性能が向上しています。

当初は度重なるジオン残党の襲撃に塗装する余裕すらなく、装甲の地の色であるライトグレーで運用されました。

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アドバンスドオブゼータの、代表的な機体。

設定上はジム・クゥエルをベースにしていますが、プラモの発売は本機が先行した為、本機と、その同型機であるヘイズル2号機をベースにジム・クゥエルが開発される逆転現象が起きています。

シールはカメラやセンサー類にのみ使用。各部のマーキングはテトロンシールを使用しています。

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XBR-M84aビームライフル

キットはショートバレルですが、他にもロングバレルのものなどもテスト運用され、発展型がガンダムMKⅡ用のビームライフルとして採用されました。

エネルギーパックは2個セットで運用されており、腰のラッチに携帯する事も出来ます。

ライフル用手首は右手のみ。

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ヘイズルを代表する装備シールド・ブースター

スラスターと推進剤を内蔵しており、増速ブースター兼推進剤タンクとしても使用可能。

腕への固定方法は一般的なシールドと同じジョイントを使用。

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一般的なジム用のシールドも付属。

 

腰のアーマーにジム・クゥエルの原型となったガンダムNT-1の面影を見ることが出来ます。

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シールドブースタはバックパックの可動式ブースターポッドに取付可能。

ブースターポッドは最大で90度まで倒すことが出来ます。

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見た目の割に、意外と足の可動域は広め。

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オプションの肩部グレネードランチャー

グレネードランチャーが乗っているのは、両碗の補助アクチュエーター。

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ビームサーベルジム・クゥエルと同じ一般的なもの。

サーベル用手首は右手用のみ付属。

なお、左手は平手のみ付属します。

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実はヘイズル系を作ったのは今回が初めて。

藤岡建機さんのゴツいデザインが正直苦手で、受け入れるまでこれだけ時間がかかってしまいました。

まあ、Gガンダムも最初は受け入れるまで抵抗ありましたからね。

みんなも、今はダメなデザインも、いつかは受け入れられるようになるかもよ? 

HGUC 1/144 RX-121-1 ガンダム TR-1 [ヘイズル改] (ADVANCE OF Z ティターンズの旗のもとに)

HGUC 1/144 RX-121-1 ガンダム TR-1 [ヘイズル改] (ADVANCE OF Z ティターンズの旗のもとに)