戦闘メカ ザブングル R3 1/100 ウォーカーギャリア
今日も地の果て流されてオレ!
我々は25年待ったのだ!
30代前半以下の人には判りづらいと思いますが、現役模型情報世代にとって、1/100ウォーカーギャリアは忘れられないトラウマの一つと言って良いでしょう。
模型情報というのは30年ほど前にバンダイが発行していたタミヤニュース風の情報誌で、今のようにネットもなければ、キャラクターモデルの特集をしてくれる模型雑誌も無かった時代*1、我々にとって唯一の情報源でした。
そこで起きたのが、後に1/100ウォーカーギャリア事件。
発売が正式発表された1/100ウォーカーギャリアが発売中止になるという物でした。
これ自体は、他のザブングルのプラモデルが売れなかったという、企業として当然の理由からだったのですが、なんと発表直後からバンダイのPR誌である筈の模型情報の読者投稿欄が、1/100ウォーカーギャリアの発売を懇願したり、発売中止をなじる記事で埋め尽くされたのです。
それこそ、新番組であるダンバインそっちのけで、ギャリア関連の投稿が載っていたんですから、どれ程異常事態だったか判るでしょう。
投稿するファンもファンですが、掲載しちゃう編集も編集でとんでも無いというか、まだまだ尖っていたんですよね、あの頃のバンダイは。
結局、ファンの声は届かず、キットが発売される事は無かった訳ですが、25年目にしてこういう形で帰ってきくれたんですから、それも全て良い思い出です。
逆に考えれば、当時出なかったからこそ今回ラインナップされた訳で、そういう意味では、なんとも皮肉な話しですよね。
ブーメランイディオム。
あとはミサイルランチャーがあれば完璧だったんですが……
足の裏にはゴム製のストッパーがついており、大きな足と相まって、ギャリアの巨体を見事に支えています。
コクピット内の白いシルエットはジロンとチル。かなり精密に再現されており、かなりそれっぽく見えます。
こっちはラグ。
ちょっとゲッターロボ風な分離シーン(笑
手首以外は差し替え無しで完全変形合体が可能
ギャリィホバー
この形態でもバズーカを背負うことは可能ですが、バズーカの方が大きすぎて、写真のバランスが非常に悪くなってしまうので割愛です。
手首のシャッター。手首自体は差し替えですが、シャッター機構は腕に内蔵されています。
着地用のラインディングギアは、さすがに差し替えです。
ギャリィウィル。
股間と足首のタイヤはゴム製です。
足裏のゴツゴツはゴム製ストッパー。
オマケの同スケール・レッグ。
このサイズでも股間と肩が可動します。
左のドライバーフィギュアはビリン、右はマリア。
ギャリアのボックスアートが当時のフォーマットを踏襲しているというのは事前に聞いてましたが、まさか
ここまで徹底しているとは思いませんでした。
そう、当時ザブングルの1/100はNo.10までしか発売されなかったんですよ。
- 出版社/メーカー: バンダイ(BANDAI)
- 発売日: 2008/04/12
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