ガールズ&パンツァー最終章 第4話に登場する戦車とその模型
ガルパン最終章第4話、最初から最後まで戦闘シーンが続く文字通りのジェットコースータムービで、さすがの面白さでしたね。
さて、公開から1週間が過ぎ、新型戦車が一通り登場する冒頭9分も公開されたので、ぼちぼちいつもの登場戦車に該当する模型の解説記事を書きました
Ⅲ号突撃砲
継続のスナイパーことヨウコの搭乗車両。ドイツのⅢ号突撃砲G型をベースにしており、カバさんチームのF型とは細部が大きく異なります(おそらくCGはほぼ新造)
元々はドイツから輸入された車両で、戦闘室前面には増加装甲かわりのコンクリート、側面には滑り止め代わりの木材が積まれ、車体側面には増加装甲、車体後部には大型の雑具入れが増設されており、機銃や各種装備もフィンランド軍仕様に改められています。
キットはタミヤから、継続高校のモデルであるフィンランド軍仕様のⅢ突が発売されており、そのまま行けるかと思ったのですが、タミヤのキットは前期型なのに対し、劇中の車両は同じG型でも後期型の為、かなり大規模な改修が必要です*1
現状で判明している情報の範囲では
ボーダーモデルの後期型+タミヤのフィンランド軍仕様+αといったところでしょうか
KV-1E
リーゼントが印象的なユリたちの乗るソビエト重戦車。その存在は劇場版の頃から示唆されていましたが、実際に登場したのは今回が初めて。
元々プラウダ高校からカッパラッた譲ってもらったKV-1に、増加装甲を被せて偽装したもので、史実で言うところの1940年型に増加装甲を施したKV-1Eに相当します*2
史実でもフィンランド軍は複数のKV-1を鹵獲し、自軍車両として使用しています。
キットはタミヤのKV-1BまたはトランペッターのKV-1Eがそのまま使えます。ただし、ライト、フェンダー前部、ドライバーズハッチの形状がフィンランド軍仕様に準拠する形で変更されている為、多少の改造が必要です。
なお、継続が使用していたT-34/76はプラウダ高校の車両と同じ仕様になっています*3
ベルゲパンツァー タイガーⅠ
撃破されたあんこうチームのⅣ号を回収しにやって来た連盟の戦車回収車。
破損したタイガーⅠの砲身部分にウインチをとりつけたもので、正規の車両ではなく、現地部隊によって自作されたものだと言われていますが、詳細はよく判っていません。
黒森峰のタイガーⅠのCGを流用したのか、実際の車両と細部が異なりますが、手の込んだ改造が必要なほどではありません。ただ、劇中では車体後部の形状が判然としない為、ムックなどでの確認が必要と思われます。
CMKのキットはほぼそのままで劇中の車両を再現出来ますが、車体はタミヤのOEMなのに対し、砲塔とウィンチはCMK製の簡易金型とエッチングパーツで構成されているため、制作難易度はかなり高め。
ライフィールドモデルはここ最近再生産がされていない為、入手が困難です。
M29ウィーゼル
あんこうチームが試合場から移動する際に使用された米軍の雪上車。
元々は北欧での戦闘を考慮して開発された車両でしたが、小型で使いやすいトラクターとして米軍だけでなく、西側の軍隊をはじめて、戦後は日本の警察や自衛隊などでも広く使われ、一部は南極探検にも使用されました。
キットはタコム製のみ。先月出たばかりの新製品なので、市場にはそこそこ出回っています。大きな改造は必要無さそうですが、円盤やムックなどで細部は要確認。
カスピ海の怪物
プラウダの面々の背後に泊まっている、地面効果翼機。
正式名称は「ルン型」ですが、西側では「カスピ海の怪物」の俗称で知られています。
見た目は飛行機っぽいですが、空の上を飛ぶわけではなく、海面の上をわずかに浮き上がって滑走します。最高速度は約500キロ、水上兵器としては破格の速度ですが、飛行機と比べれば遅く、船と比べれば積載量で劣る中途半端な兵器だった為、1機が作られただけで終わりました。
劇中では上部の対艦ミサイルや、垂直尾翼のレドームなどの武装が解除されているように見えます。
マックスファクトリー 1/72 コンバットアーマー ダグラム アップデードバージョン
マックスファクトリー 1/72 コンバットアーマー ダグラム アップデードバージョン。
7年前に発売された1/72ダグラムのバージョンアップキット。ロケットランチャーが追加されたことで、ようやくヤクトダグラムになりました。
バンダイ風に言うならver.1.2といったところでしょうか。
旧キットからのバージョンアップ箇所は
-頭部
-ロケットランチャー
-リニアカノン
-大腿
-デカール
等です。
キットはパチ組にデカール。
ガンダムマーカーで軽く塗装とスミ入れをしています。
肩のロケットランチャーは2015年の大河原邦男展の限定販売キットから追加されたパーツ。
頭部は形状が改められており、全体的にスマートになり、キャノピーの色もクリアからスモークに変更されています。
キャノピーはポリキャップで可動。
ルーフは差し替えで開閉可能ですが、ちょっとしたショックでも外れてしまうので、無くさないよう注意。
ターボザックとロケットランチャーが干渉する為、実はヤクトダグラムは右側を向くことが出来ません。
リニアカノンとカノン専用持ち手。
旧キットでは先細だった砲身も一回り太くなっています。
アクションポーズ用平手は左右両方が付属。
スタイル優先で太腿が太くなった為、可動範囲は旧ダグラムより狭くなっています。
旧ダグラムも元々それほど可動が広くはなかったので、その辺は好みの問題ですね。
組み立てに要した時間は、約3週間。
乾燥時間を除くと実質10時間くらいでしょうか。
で、ブログ書いていて気がついたんですが、撮影途中で胸と太腿のデカールが剥がれちゃってますね(冷汗
多分ですが、面倒臭がってデカール貼る前に下地用のクリアコート吹くのサボったのが原因かと。手抜きヨクナイ(苦笑
マックスファクトリー COMBAT ARMORS 太陽の牙ダグラム MAX22 コンバットアーマー ダグラム アップデートver. 1/72スケール PS&PE製 組み立て式プラスチックモデル
- 発売日: 2021/02/26
- メディア: 付属品
Max Factory 太陽の牙 ダグラム COMBAT ARMORS MAX01 1/72 scal コンバットアーマー ダグラム (1/72 ABS&PS&PE組み立て式プラスチックモデル)
- 発売日: 2014/01/22
- メディア: おもちゃ&ホビー
バンダイ 1/12 ルーク・スカイウォーカー ストームトルーパーVer. 素組レビュー
今日はバンダイのストームトルーパー ルーク・スカイウォーカーVer.を素組しました。
キットは同社のストームトルーパーがベース。
頭部、武装、インナーにはつや消しを施し、細部に部分塗装を施しています。
インナー部分は大体アーマーに隠れて見えなくなるので、思いきってランナーごとつや消しした方が作業的には楽かも。
顔の表情パーツはプラパーツへの印刷。見ての通りドットが荒い(笑)ので、腕に自信のある方はリペイントをオススメします。
自分は自信がないので、そのままです。
頭髪はブラウンの成型色だけだと味気ないので、クレオスのグラウンドブラウンで墨入れした後、軽くスポンジで擦ったのですが、いい感じの栗毛色にはなってくれませんでした。ここだけは半光沢か光沢を吹いた方が良かったかも知れません。
ヘルメットも付属しているので、頭部を差し替える事でバケツ頭に変装する事も可能。
実はこのルーク、同時期に発売されたハン・ソロver.との身長差を出す為に、股関節パーツが通常のトルーパより短いものになっています。その為、足の可動範囲も従来のトルーパーより狭くなっています。
レイアと逃走中に使ったワイヤー発射機。これもルークver.で新たに追加された新規パーツです。
で、今気がついたんですが、ワイヤー発射機の先端パーツが外れてますね、コレ。
どこ落としちゃったんだろう?
手首はブラスター用と平手が左右両方。
握りこぶしが右、ソーレスの構え指差し手が左にそれぞれ付属。
余談ですが、ルーク役のマーク・ハミルは左利きの為、劇中ではルークが左手を使っているシーンがよく登場します。このキットのボックスアートや説明書なども左利きで描かれています。
組立時間は2時間ちょっと、スミ入れとつや消しで3日といったところでしょうか。
作り慣れたト ルー パーなので、サクサク作る事が出来ましたが、顔や髪の毛の表現はやはり難しいですね。フィギュアの塗装している人たちを本当に尊敬します。
さて、次はハン・ソロver.と言いたいところなのですが、家に積んでいないので、どこからか探してこないと。
バンダイ 1/144 AT-AT パチ組レビュー
今日は、バンダイ 1/144 全地形用走行歩行兵器AT-ATウォーカーをパチ組しました。
初登場はエピソード5のホスの戦い。雪上での印象的な戦いから、日本国内では「スノーウォーカー」と呼ばれていましたが、これは国内だけの名称で、正式名称はAT-ATウォーカー。出番は少ないですが、エピソード6ではエンドアの森林地帯にも配備されており、雪上戦用兵器では無いことが確認できます。
首の可動域はこれくらいですが、当時(つまり40年前)MPCのキットを作ったことがある人なら、間違いなく感動するはず(苦笑
側頭部のブラスターは上下に可動。
重レーザー砲にはエフェクトパーツが付属しています。
脚部の可動域はこれくらい。
左右にも、ある程度開く事が出来るので、単純な前後運動以外のポーズもある程度取らせることが出来ます。
太腿部のシリンダーは差し替え式で、可動状態や停止状態などを選択できます
当然、このポーズも再現可能(笑)
組立時間は約3時間
特に難しい箇所はありませんが、足はそれぞれ微妙にパーツの向きが異なっているので、説明書をちゃんと確認せず、手癖で作っていると痛い目を見るので注意。
さすがに、色合いが単調過ぎるので、後で墨入れくらいはした方が良さそうですね。
そんな訳で全体をウォッシングしてみました。
全体をクレオスのマルチグレーでウォッシングしつつ、胴体や頭部の下面はマルチブラックを使用する事で変化をつけ、足首周辺はグランドブラウンでウェザリングしています。
最後につや消しクリアを吹いたおかげか、パチ組の時に比べて光の反射がグっと抑えられています。
軽く汚しただけで一気に引き締まるのがスターウォーズキットの特徴。
黒澤明監督が生前「この映画は汚れがいいね」と評したのもよくわかります。
さて、それでは次はスノースピーダーでも作りますか(意外と売って無くて困ってたりするのですが (2021/02/19追記)
バンダイ 1/6 ヨーダ パチ組レビュー
1年ぶりのブログ更新は、偉大なるジェダイマスター、マスターヨーダ。
バンダイのスターウォーズシリーズでは、唯一のメカ系でもアーマー系でもないキットになります。
キットはスナップフィト。
ローブの上半身はプラパーツ。フードの下にある四角い凹みはアクションベース用のジョイントになります。
頭部はフサフサとツルツルの2種類が付属。
ツルツルの方は塗装や植毛などを、自分のお好みで。
瞳は正面と左向きの2種類。
デカールにも瞳が数パターン付属しているので、この中からも選択できます。
杖は専用の左手首で固定可能。
腰にはライトセーバーを取付可能。
ローブの下半分はラバー製の為、他の部品と干渉することはありません。
ライトセーバーは腰にぶら下げている物とは別に、起動状態の物がもう1つ付属。
ライトセーバー用の手首は左右一つずつ付属しています。
アクションベースを使えば、シディアス卿との戦いで見せたような空中アクションも可能。
腕の可動域は見た目以上に広いのですが、ローブとの兼ね合いもあって足回りや胴はそこまで動かない為、フォームⅣ特有の派手な動きまでは再現できません。
出来れば、フォースを使っている時特有の目を瞑っている頭部も欲しかった
キットには1/12のヨーダ(無可動)も付属。こちらはダゴバ時代がベースのようです。
スターウォーズシリーズは基本的に1/12がメインなので、他のキットと絡めるならこちらがメインになります(公式でもR2-D2との絡みを推奨してます)
1/6だとストームートルーパー系しか無いので、ヨーダとは絡ませ辛い(苦笑
1/6の方はラバーパーツとの兼ね合いもあるので、下地処理や塗装が面倒ですが、こちらは無可動なので、関節部を気にすること無く、バーっと下地処理出来ます。
組み立ては毎日1時間ずつで3日。
ラバーパーツの組み込みに若干手間取りましたが、その他には苦戦する部分はありませんでした。
前述の通り、スケールの問題もあって他のキットとは絡ませ辛いのが難点ですが、これだけでも十分遊べる楽しいキットでした。
HG MSD 1/144 RX-78-01[N] 局地型ガンダム パチ組レビュー
今日はジ・オリジン版局地型ガンダムのパチ組レビューです。
ガンダム1号機と平行して開発された地上試験機。
パーツの多くを1号機と共有していますが、地上では不必要な宇宙用装備を取り外し、一部のパーツは独自に調達されています。
本機のテストデーターは2号機の開発に利用され、本機自体も陸戦ガンダムや水中型ガンダムのベースとなりました。
オリジンガンダム1号機の特徴であるサングラスはこの機体でも採用されています。
ビームサーベルはランドセルではなく、左手に装着。
シールドを装備する場合は、シールドの裏に取り付けます。
一年戦争では珍しい四角いスラスターは可動式。
陸戦型ガンダムの100ミリマシンガンのベースとなったMS用マシンガン。
八洲重工製で、開戦前はジオン側も導入しており、ブグのキットなどに付属しています。
マシンガンはストックとフォアグリップが可動。
陸戦ガンダムのものと比べると、ちょつと大きめですね。
ビームサーベルは標準的な赤。
胴体は胸と腰の二重関節。
股間は前後にスライド式。膝の可動域が心持ち小さめかな?
シールドはスタンド付きなので、輝き撃ちも出来ます。
気づけば今月にはHGでオリジンガンダムが出るので慌てて積み崩し。
組み立ては2時間半。武装が少なく、機体そのものもシンプルなので、あまり時間はかかりませんでした。
キットとしての出来は悪くないのですが、これを「ガンダムだ!」と思って買うと、ちょっと物足りない感じもしますね。
バンダイ メカコレクション 宇宙戦艦ヤマトⅢ No.24 コスモハウンド
今日は、惑星破壊ミサイルと並ぶ二大売れ残りメカコレとして有名なコスモハウンドを作りました。
銀河系の探査航海に出たヤマトに搭載された大型観測機。
搭載能力も高く、人員だけでなく車両や小型航空機の輸送なども行えます。戦闘用ではないため、自衛用の機銃以外の装備を持ちません。
ヤマトでは機体後部に搭載され、船体左側面のハッチから発進します。
完結編では冒頭に登場するも、事故で失われてしまい、その後の出番はありませんでした。
設定画に比べると機体は若干寸詰まり。主翼の形状なども若干異なりますが、40年前のキットとして見ればかなり良好。
とくにパーツ分割は、あきらかに塗装を考慮しており、垂直尾翼と操縦席以外はマスキングを必要としません。
その垂直尾翼も単独パーツなので、マスキングも楽々。
塗装せずに組むだけなら5分とかかりません。
本当はノズルのコーン部分は黄色なのですが、今ひとつしっくり来なかったので、そのまま黒で塗ってあります。
機体は飛行状態と着陸脚を展開した駐機状態の選択式。
今回は飛行状態で作ったので、次は完結編仕様の濃緑色で駐機状態を作ってみようと思います。
ハセガワ 1/72 SW-190 スペースウルフ レビュー
今日はハセガワ クリエイターワークスシリーズからキャプテンハーロックシリーズに登場するアルカディア号の艦載機、スペースウルフです。
宇宙海賊キャプテンハーロック、そして、わが青春のアルカディアに登場する宇宙戦闘機。
原作コミックを含め、ハーロックシリーズを通して活躍していますが、メインキャラクターが搭乗する機会が少ない為、知名度という点ではかなりマイナーです。
キット化はアニメ放送当時タカラから出ていたものに続いて35年ぶり2度目になります。
ボックスアートのモスグリーン塗装はイルミダス戦時のものですが、作例は白を基調にしたマゾーン戦当時のトリコロールで塗装しています。
キットでは他にロービジ迷彩(地球軍が採用したものかな?)の塗装見本が掲載されています。
マーキングは公式な設定が無いので、ハセガワオリジナルなデカールが付属しています。
武装はコクピット前の75ミリパルスレーザー砲2門に、両翼のバルカン砲4門。
機首の大穴はビーム砲だと子供の頃からずっと思っていたんですが、インテークか何かだったようです。
胴体下にエンジンポッドを抱いている為、お前は震電か?というくらい着陸脚が長いのが特徴。この機体のモチーフとなったドイツのFw-190も脚の問題で着陸事故が絶えなかったそうなので、そういう意味ではモチーフを忠実に再現していると言えます(苦笑)
胴体下面の垂直尾翼は差し替えで折りたたみ可能。今回は着艦状態で組んだため、垂直尾翼は折りたたみ状態で固定してあります。
デカールは
『国連宇宙海軍時代に欧州連合で開発されるも、コスモゼロやコスモファルコンに負けて正式採用されず倉庫に眠っていたところを、ブラックバード計画でアンドロメダブラックの艦載機として引っ張り出されたものの、結局お蔵入りした機体』
的なイメージです。
なのでコクピットの下に国連宇宙海軍のマークがこっそり貼ってあったりします。ドクロマークはアンドロメダブラックの為に塗装されたものですが、その後紆余曲折を経て宇宙海賊に流出して以降も使われ続けたとか考えると楽しいです。
組み立て作業は約一週間。
ハセガワなので組み立てに苦労する部分はなく、適切なパーツ分割のおかげで、マスキングもそんなに苦労しません。
なにより、合わせ目消し作業が必要ないのがありがたい。
厳密には1箇所だけ必要な場所があるのですが、非常に目立たない部分なので、そのままで組んでも何の問題もありません。
ハーロックに思い入れのある人にならオススメできる良キットです。
ハセガワ クリエーターワークスシリーズ キャプテンハーロック 次元航海 スペースウルフ SW-190 有紀蛍 スペシャル 1/72スケール プラモデル 64731
- 発売日: 2016/01/30
- メディア: おもちゃ&ホビー
HG 1/144 YMS-03 ヴァッフ パチ組レビュー
ミノフスキー博士の開発した小型核融合炉と流体パルスシステムにより、作業機械の域を出なかったモビルワーカーを、機動兵器の域にまで高めることに成功しました。
この時点で基本的なデザインはほぼ完成しており、ヒートホークやバズーカなどの装備も、後のブグやザクへと継承されていきます。
長らく文章設定のみだったMS-03初のキット。
文章設定では小型核融合炉は開発されておらず、実用的な機体には程遠いものでしたが、オリジンがアニメ化されるにあたって、最初の実用MSへと格上げされました。
モノアイは首のスイッチで左右に回転。
前腕部はモビルワーカー同様アタッチメント方式で交換可能。
モビルワーカーやブグ、プロトタイプグフの腕などを装備可能です。
膝立ち姿勢。
手足の可動は良好ですが、ザク系共通の難点である腰回りの可動は若干制限があります。
ヴァッフ フル装備状態
バズーカはジョイントで腰に取付可能。
試作型バズーカ。
この時点ではまだマシンガンは開発さていなかったようです。
スコープ、グリップが可動。
ヒートホークはこの時点でザクと同じものになっています。
シールドは連邦軍と同じ肘のジョイントで固定する半手持ち式。
これがなぜ、使い勝手の悪そうな肩式に移行したかは謎。
片手が塞がるのを嫌ったのだろうか?
組み立ては約3時間。
逆説的ではありますが、ザクのキットをシンプルにした感じで、オリジン系の機体にしては作りやすい、なかなかの良作キットでした。
ガンプラ HG 機動戦士ガンダム THE ORIGIN MSD プロトタイプグフ (戦術実証機) 1/144スケール イロワケズミプラモデル
- 発売日: 2015/09/19
- メディア: おもちゃ&ホビー
HGUC 1/144 RX-78-6 ガンダム6号機 マドロック パチ組レビュー
今日はプレバン限定HGUC ガンダム6号機のパチ組レビューです。
エネルギーチャージに時間のかかるビームライフルを補う目的で、バックパックに300ミリ低反動砲(ビームキャノン説もあり)を装備した武装強化型。
初出はMSVですが、ゲーム「ジオニックフロント」に敵機として登場するにあたって、諸設定やデザインが確定しました。
キットは完成状態と未完成状態のコンパチ。
上の写真は完成状態、下の写真は未完成状態となります。
未完成状態では、肩とふくらはぎのスラスターが搭載されていません。
加えて、ビームキャノンの冷却機構に問題があり十分な性能を発揮できなかったとされています。
パーツの差し替えは簡単にできます。
試作型ビームライフル。グリップの前についているのは、テスト段階のエネルギーカートリッジ。
実戦では陸戦型ガンダムと同タイプのビームライフルを使用しています。
なお、キットのエネルギーカートリッジは取り外しできません。
シールドはジムコマンドと同タイプ。
ガンキャノンに比べて若干口径の小さい300ミリ低反動キャノン砲。
ビームキャノンの場合、冷却の問題が解決しなかった為、完全状態ではあえて出力を低下させる事で安定的に運用できるようにしています。
砲身は左右可動しませんが、ほぼ真上に向けることが出来ます。
砲身の上に乗っかっている白い筒はビームサーベル。
ビームサーベルは2本付属。
手首はサーベル対応の握りこぶしと、ライフル用の右手首が付属します。
脹脛のスラスターは可動式。
組み立ては約3時間。特殊な部分は特にないので、組み立てで困る部分はありません。
シールはカメラ関係と、肩と尻の機体番号。
メインカメラは通常版の緑と、ゲーム版の赤の2色が付属しています。
HGBD:R 1/144 ジュピターヴガンダム パチ組レビュー
商品名が「コアガンダム+なんとかユニット」が続いたこのシリーズ、面倒くさくなったのか、製品名が「ジュピターヴガンダム」だけになりました(笑)
コアガンダムも今までのように「✕✕カラー」みたいのはありませんが、ノーマルカラーに比べると、黄色が蛍光色っぽくなっています。
宇宙戦用ユニットのジュピターアーマー。
今までのどんなアーマーよりも強そう。
バックパックのブースターユニットは方向を自由に変えることが出来ますが、後ろに向けているノズルっぽいもの、ビームの発振口なんてすよね。ミノフスキードライブなのかな?
ジュピターヴガンダム形態。
差し替え合体で、大体5分くらい。
後ろから見ると、もう完全にフルバーニアンですね。
コアスプレーガンにアダプターを取り付けて連射性能を格段にアップさせたビームガトリングガン。一見バランスが悪そうですが、安定して保持することが出来ます。
バックパックが分離したマルチコンテナビットは、腕に装備してビームナックルとしても使用可能。
その場合、普段腕に装備しているマニファービットは肩へ移動します。
マニファービットは肩アーマーと干渉する為、可動がかなり制限されます。
コンテナビットはビームシールドも展開可能。
付属のディスプレイ台やアクションベースを用いる事で、ビット単独でのアクションも可能。
さすがは第1シーズンの最後を飾った機体だけあって、ストレートにかっこいいですね。
ギミック的にも遊びが多いですし、コアガンダム系の中では一番好みですが、第2シーズン入ったら最強形態の当て馬にされて終わりそう……
劇場版「メイドインアビス」-深き魂の黎明- (ネタバレあり)
テレビシリーズから3年目、劇場版メイドインアビスを見てきました。
正直ガラガラだった昨日のハイスクールフリートに対し、こっちは平日の昼間にも関わらずほぼ満席でした。
あらすじ
遂に第5階層に到達したリコ一行。
次の第6階層の入り口では、ナナチの宿敵であるボンドルド卿が待ち受ける。
しかし、あえて正面から挑むリコ達を出迎えてのは、ボンドルド卿の娘を名乗る少女プルシュカだった。
ここからネタバレ
続きを読む劇場版ハイスクール・フリート レビュー
テレビシリーズから4年。
ようやく公開された劇場版ハイスクール・フリートを見てきました。
あらすじ
舞台はOVA版から3ヶ月後。
横須賀、呉、舞鶴、佐世保の各海洋学校の合同体育/文化祭「競闘遊戯会」が横須賀で開催され、晴風のクルーたちもホスト校として奔走するも、毎度のごとくトラブル続出。
ゲストとして招かれたシュペーの面々を巻き込みながらも、それらを解決していくミケとましろ。そんな中、ましろに比叡艦長への栄転の話が持ち上がる。
憧れの艦長職と友情の間で悩むましろ達、その二人の前に謎の少女スーザンが現れる。彼女は一体何者なのか?
一方その頃、ブルーマーメイド上層部に不審な動きが…………
以下ネタバレあり
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JRガンダムスタンプラリー レビュー
クリアしたので、これからチャレンジする人向けの情報をまとめてみました。
- 期間はいつから?
1月9日から2月27日まで ただし景品は数量限定なので、景品狙いの人は早くクリアした方がいいですね。
- 景品はどんなの?
なんと言ってもメインはこの限定ガンプラ。
他にカンバッジやステッカーなどもあります。
- 1日で回りきれるの?
訓練された乗り鉄の人によると13時間もあればクリア出来るそうですが、普通の人だと15~16時間はかかるようです(自分は15時間でした)
ゴールのある東京駅の受付は20時に閉まるので、始発と同時に始めてもギリギリだと思います。
- 電車賃がかかるんじゃないの?
スタンプ台は改札の外に設置されているので、改札から出る必要があるので、1日乗り放題な「休日おでかけパス」か「都区内パス」を使うのがお得です。
「休日おでかけパス」はスタンプのあるすべての駅をカバーしますが、その名の通り土日祝日しか利用できません。一方「都区内パス」は毎日利用できますが、エリアの2/3くらいしかカバーしていません。「休日お出かけパス」でチャレンジして、取りこぼした駅を「都区内パス」でクリアするのが良いでしょう。もしあなたがJRの定期券を持っているなら、それでカバー出来るエリアを事前に回っておく事で時間短縮がはかれます。
- スタンプ帳はどこでもらえるの?
スタンプ台のある駅で大量に無料配布しているので、駅に行けばすぐ手に入ります。
大概の駅ではスタンプ台と一緒に置いてありますが、一部の駅では受付やみどりの窓口などで駅員に声をかけて受け取る必要があります。
細かいルールの説明が書いてあるので、入手したらまず熟読しましょう。
- スタンプは何時からやってるの?
基本始発から終電まで。
ただし始発と同時にスタンプ台のある改札口が開かない渋谷駅は5時30分から0時30分、みどりの窓口内部にスタンプ台のある金町駅は7時から20時になります。
また、東京駅に設定されているゴールは14時から20時しか開いていません。ですので実際のタイムアップは終電ではなく20時になります。
- スタンプ台はどこにあるの?
改札口を出てすぐの場所。改札口が複数ある場合は一番大きな改札口か、賑わっている側に設置されていることが多いです。
駅のあちこちに、スタンプ台の場所を示す看板があり、駅によっては電光掲示板や構内放送などでも案内が流れていますので、駅に降りたら焦って動かず、周りに看板がないかよく確認しましょう。
酷い看板の例(渋谷駅)
スタンプ台の例(駒込駅)
- 他に注意点は?
スタンプ帳は1人一冊。
保存用、使用用、予備で3冊スタンプ押してるオタクがいっぱいいるけど真似しない。
スタンプ台を集団で占拠して何十冊もスタンプを押しているテンバイヤーがいるけどキレない相手にしない。
ルール無視の子供に割り込みされたり邪魔されたりするけど、我々の後輩だと思って温かい目で見よう。子供はともかく、逆ギレした親に絡まれると時間のロスが半端ないぞ。
*駅ごとの注意点
- 東京駅
ゴールとスタンプが別々の場所に設定されています。ゴールに行っても東京駅のスタンプは押せません。
先にスタンプを押してからゴールに行きましょう。
- 有楽町駅
スタンプを押した後、駅員さんに言うと有楽町限定のカードがもらえます
- 渋谷駅
山手線のホームからメチャクチャ離れた埼京線の改札口にスタンプ台が設置されています。
駅構内の移動だけで、すいている時間でも5分、ラッシュアワーだと10分以上かかる事もあるので、ここだけは埼京線を使って移動する事をオススメ。
スタンプ台が改札ではなくみどりの窓口の中に設置されているので注意。
スタンプ台がみどりの窓口に設置されている第2の駅。
スタンプを押せるのが始発終電ではなく、7時から20時と時間限定なので、早朝や深夜に行かないよう注意。
効率よく回る為のアドバイス
- 常磐線に注意
日暮里から取手の間を走る常磐線には「常磐線快速」「常磐線各駅停車」「地下鉄千代田線」が並行して走っています、この3つは停まる駅も行き先も全く違うので、乗り込む際には注意が必要です。
日暮里~北千住は常磐線快速、北千住~柏は常磐線各駅停車(一部の列車は綾瀬から別路線に分岐するので注意) 柏、我孫子、取手の間は快速と各駅停車の出発時間が早い方を使えば問題ありません。
帰りは取手から日暮里まで快速で一気に行きましょう。間違っても各駅停車には乗らないよう注意して下さい。いつの間にか地下鉄の駅で放り出される罠にハマります。
また、この路線は本数が少ない、特に柏から向こうは15~20分に1本になるため、かなりのタイムロスになります。
混雑が面倒でも、本数の多い朝や夕方のラッシュアワーを利用してクリアしましょう。
新日本橋と馬喰町を走る総武快速線も、15分に1本と都内とは思えない本数が少ない路線ですので、ここもラッシュアワーにクリアしておきたいポイントです。
なお、総武快速線は品川~東京間を最短で移動できる電車なのですが、ホームが不便な場所にあるので、ヘタに利用するとよけい時間がかかる場合があります。
23区内ですが、都区内パスが利用できません。
本数が多く、距離が短い事もあって快速を使ってもさほど時間に違いがないので、とりあえず来た車両に乗ってしまいましょう。なお「空港快速」は天王洲アイルに止まりません。行きは普通と区間快速を使ってスタンプをクリアし、帰りは空港快速で一気に浜松町まで戻るコース(またはその逆パターン)がオススメ。
- 赤羽駅周辺
この辺りは赤羽駅を起点に同じ場所を何度も行き来する必要があります。一方で、埼京線や上野東京ライン、湘南新宿ラインと行った他のターミナル駅へ短時間で行ける列車の結線ともなっています。
ここのルートをいかに効率よくクリアするかで、かなり時間を短縮できます。
- 山手線、京浜東北線、総武中央線
この3線は本数が多く、すぐに次の電車が来ます。
無理な駆け込み乗車などで体力を消耗するより、次の電車を待つほうが賢明です。
これらの電車は一部の駅をショートカットする事が出来ます。上手く組み合わせれば、大幅な時間短縮に繋がります。
- 体力
移動のほとんどは電車ですが、座れるとは限りませんし、駅での階段の上り下り、冬の寒風吹きすざぶホームでの待ち時間等々、思った以上に体力の消耗が激しいです。
各駅の飲食店でスタンプラリーと並行して開催しているコラボメニューで食事をと考えている人も多いと思いますが、スタンプ台と飲食店が遠い駅が少なくない、数量限定なので午後になると売り切れている事が多い、意外とタイムロスが長い等、けっこう面倒です、電車の待ち時間を利用して駅の立ち食いそば屋などで食事をとるようにしましょう。食事抜きはダメ、絶対ダメ。
トイレも電車の待ち時間などを利用して済ませておきましょう。
結論
- 「休日おでかけパス」を使って始発から頑張れば1日で回る事も不可能ではありません。
- JRの定期券を持っているなら事前にスタンプ帳を貰っておき、定期券で回れる駅は出来るだけ回っておこう。かなり楽になります。
- ルートは事前によく調べておこう。いきあたりばったりだとどっかで積みます。
- 金町と渋谷を除けばスタンプは始発から終電まで。多くの駅でスタンプ帳はスタンプ台と一緒の場所で配られています。
- ただし、東京駅のゴール受付は20時まで。
- 景品は数量限定なので貰えるとは限りません。
- かなり体力を消耗するので前日はよく寝て、食事もしっかりとっておこう。
- 写真がピンぼけだけど気にしない(笑)
- マナーを守って良きガノタライフを。