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1/700 ヴィットリオ・ヴェネト級戦艦 リットリオ 1941レビュー


 今日はピットロード 1/700 イタリア海軍 ヴィットリオ・ヴェネト級戦艦2番艦 リットリオのレビューです。

 イタリア海軍が誇るヴィットリオ・ヴェネト級戦艦の2番艦。
 1934年10月28日、1番艦ヴィットリオ・ヴェネトと共にジェノヴァで起工、1940年5月6日竣工。
 竣工がヴィットリオ・ヴェネトより遅かった為、日本ではヴィットリオ・ヴェネト級とされる事が多いですが、本国イタリアではリットリオ級に分類されており、諸外国でもそれに準じてリットリオ級として表記されている場合があります。

 30ノットの高速性能と、3連装3基9門の15インチ50口径砲を持つリットリオは当時のヨーロッパでも有数の性能を持つ戦闘艦でしたが、当時のイタリアは艦隊を運用するのに十分な燃料を用意できず、また開戦直後に行われたイギリス海軍によるタラント空襲で半年近くドック入りするなど、大した活躍の機会も無く終戦を迎えてしまいました。
 「リットリオ」という艦名は、イタリアファシスト党のシンボルにあやかった名称だった事もあり、ムッソリーニの失脚に合わせるように艦名を「イタリア」に変更。
 その後イタリアは連合軍に降伏。それに伴い、リットリオが敵側に引き渡される事を恐れたドイツ軍は、史上初の対艦誘導弾攻撃を敢行。誘導弾1発の直撃を受けたリットリオは大破。同時に攻撃を受けた同型艦のローマは、弾薬庫に直撃を受けて轟沈しています。
 戦後はアメリカに引き渡されましたが、地中海の外に出る事を考慮していないイタリア艦独特の航続距離の短さがネックとなり、スクラップとなりました。

 主砲と副砲は回転可能。
 主砲の砲身はプロポーション重視の固定式と可動式の選択が可能(写真は固定式)
 最近の国産キットと違いポリキャップを使っていないので、砲塔が外れやすいので注意。
 甲板のストライプは、ダズル迷彩やバルチックスキームに比べれば楽でしたが、バランスよくマスキングするのは結構たいへんでした。
 パーツ分割も独特で、細部の塗装や墨入れも上手く行ったとは言えず、自分でも少々不満の残る仕上がりとなってしまいました。


 艦これで一躍注目を浴びたリットリオ。
 とはいえ、キットはローマと共に事実上の絶版状態。
 ピットロードは外国艦をキット化してくれるのはいいんですが、すぐ絶版にしてしまうので、金が無い時に発売されるともう2度と会えない事も…………まさにローマが今そーなってる訳ですが(苦笑)


 そんな訳で、ピットロードさんはヴィットリオ・ヴェネトではなく、ぜひローマとリットリオを再販して下さい。
 以上、1/700 ヴィットリオ・ヴェネト級戦艦 リットリオ 1941のレビューでした。 

ピットロード 1/700 イタリア海軍 ヴィットリオ・ヴェネト級戦艦 リットリオ 1941

ピットロード 1/700 イタリア海軍 ヴィットリオ・ヴェネト級戦艦 リットリオ 1941