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HG 1/144 MS-06J ザクII レビュー


 今日は機動戦士ガンダム第08MS小隊から、バンダイ HG 1/144 MS-06J ザクIIのレビューです。

 陸戦ガンダムとの「対決セット」として発売されたHG1/144 08小隊版ザクの単品売りバージョン。
 劇中に一瞬だけ登場した06F用のコンパーチブルパーツが付属している点が、セットバージョンと異なります。

 08小隊版というより、当時発売されたばかりだったMG量産型ザクのスケールダウン版なデザイン。

 なお、キットはF型仕様で組み立てています。

 13年前のキットになりますが、バリがヒドイですね。

 差し替えで指揮官用アンテナを取り付け可能。

 肘は90度可動。

 手首は握り拳と、マシンガンとバズーカにそれぞれ専用手首が付属しています。

 膝はこの時代にしてはよく動きますが、股間はスカートと干渉する為かなり制限されます。

 足首のスラスター。
 J型だとここに蓋が被せられます。

 ザクマシンガン。
 手首の可動範囲が狭い為、どうしても突っ張ったような不自然な持ち方になってしまいます。


 ザクバズーカ。
 唯一マガジンをもった独特のデザインが08小隊版の特徴。

 マシンガン以上に不自然な構え方しか出来ません。

 ヒートホーク。
 前述の通りMGのデザインをそのまま流用している為、腰に下げる為のピンがヒートホークから突き出ているのに、ザクの腰にはピンを差す穴が無い不思議な構造をしています。

 シールドは通常型と、08小隊に登場したスパイク付きの選択式。

 今日の積みプラ消化はHGUC登場直前に発売された08小隊版ザク。
 関節の可動範囲が狭いのは時代を考えれば仕方がありませんが、パーツの合いが悪かったり、プロポーションが酷かったりというのは、時代とはまた別の問題。
 昔のザクは酷いキットが多く、このキットが出た時も『バンダイには「ザクの事なら俺に任せろ」な頑固ジジイがいて、人の忠告を聞かずに酷いキットを量産している』なんて噂も立ちましたが、実際その後『長年ザクを担当してきたバンダイ社員が停年退職した』直後に発売されたHGUCザクが…………いや、これ以上はやめておきましょう。

 以上、HG 1/144 MS-06J ザクIIのレビューでした。

HG 1/144 MS-06J ザクII (機動戦士ガンダム 第08MS小隊)

HG 1/144 MS-06J ザクII (機動戦士ガンダム 第08MS小隊)