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HG 1/144 プロヴィデンスガンダム レビュー


 今日は機動戦士ガンダムSEEDから、バンダイHG1/144 プロヴィデンスガンダムのレビューです。

敵の最終ボスキャラは、放送時にはキット化されないのジンクスを破った機体。
 実際、ターンエックスやキュベレイのように早い段階から登場していた機体を除けば、ジオングやジ・オなどがキット化されたのは放送からかなり後ですし、リグコンティオみたいにキット化すらされていない機体も多いのに、いかに当時のSEEDが売れていたかよく判ります…………だからと言って、ダブルオーを押し退けてMSVを続けようとするのはどうかと思いますが。

 背中に背負った巨大なドラグーンシステムに加え、足首の可動があまり広くないので、立ちバランスがあまり良くありません。

 どう見てもライフルという雰囲気では無い、ユーディキウムビームライフル


 ビームサーベル兼ビーム砲兼シールドな複合兵装防盾システム。

 ドラグーンシステム
 左側の列が表、右側の列が裏側。
 少し長いのは、後腰に装備しているドラグーンです。

 オールレンジ兵器搭載機が最終決戦メカというのは良くも悪くもお約束ですが、パイロットがクルーゼじゃねぇ。
 クルーゼはフラガと決着をつけるべきなのに、キラの前に立ちはだかるべきアスランが寝返ったりするから話がおかしくなっちゃって、おまけに、場に流されるだけで主体性のないキラと、キラを倒す理由は単なる嫉妬なクルーゼでは、その場だけでも盛り上げようにもあまりにもキャラが小さ過ぎで……まあ、なるべくしてなった結末という事なんでしょうが。