ハセガワ　1/72 ６号戦車タイガーI型(黒森峰仕様)レビュー

　今日はハセガワの1/72　タイガーIに、黒森峰のデカールを貼ってみました。

　ハセガワの1/72シリーズ。ディテールはイマイチですが、値段も安く入手も容易で組立も簡単な初心者向け。
　特に記述はありませんが、車体は黒森峰のフラッグ車と同じ「初期型」を再現しています。

　強力な８８ミリ砲に、シャーマンやT-34の主砲を受け付けない重装甲で連合軍の戦車部隊相手に大活躍した伝説の重戦車。
　連合軍側には、５倍以上の戦力で押し切るか、航空支援を頼むくらいしか対抗手段がなかったと言われていますが、この頃のドイツ戦車のお約束に漏れず足回りが弱く、コストパフォーマンスも悪かった為(一説には?号戦車の３倍)、連合軍の進撃を阻むことは出来ませんでした。

　２１２号車は
　「やつら、もう勝ったつもりでいやがる」
　「そうらしい、では教育してやるか」
　のやりとりで有名なバルタザール・ヴォル車の車両番号。

　モールドされている車外装備品をルーターで削り取った以外は特に改造点なし。
　装備品が無いと平面の多いデザインが間延びして見えるので、ウェザリングなどで上手く処理しましょう。

　デカールはガルパンデカールを縮小プリントした物を使用。
　インクジェットプリンタだと、白が出ないのが難点ですね。
　縮尺の関係で実車とは異なる部分がある為、車体番号の位置が若干ずれています。

　
　４号Ｈ型との比較。
　４号の方が心持ち小さいのですが、シュルツェンのおかげで見た目はあまり変わりません。

　以上、ハセガワ　1/72 ６号戦車タイガーI型(黒森峰仕様)のレビューでした。