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ハセガワ A1 1/72 中島 キ43-Ⅱ 一式戦闘機隼Ⅱ型(艦これ仕様)

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第二次世界大戦序盤における帝国陸軍の主力戦闘機。

陸軍では第1位、日本軍全体でも零戦についで第2位の5751機が生産された傑作戦闘機です。

軽量な機体は運動性に優れ、加速性能でもより強力なエンジンを積んだ米軍機を引き離す事もあったといいます。

ノモンハンなどの対ソ戦で防弾装備の重要性を強く認識していた陸軍は、Ⅰ型では7.7ミリ、Ⅱ型からは12.7ミリ機銃に対応した防弾装備を施し、一定の成果をあげています。

反面、武装は初期のⅠ型が7.7ミリ機銃2門、Ⅱ型でようやく12.7ミリ機関砲2門と、同時期の戦闘機と比べて非常に貧弱でしたが、陸軍では12.7ミリにも炸裂弾を採用しており、命中すれば20ミリ機関砲並の威力を発揮する事が出来ました。

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現状のハセガワで、ナンバリングの1番目に当たるキット。

本来は左翼に内蔵されている着陸灯が右翼にモールドされているなどの問題点もありますが*1、それなりに作りやすい良いキットです。

塗装は艦これに登場する「一式戦 隼Ⅱ型」のものを再現。

Ⅱ型は発動機を零戦21型と同じ栄12型(ハ25)から、零戦32型と同じ栄21型(ハ115)に変更したほか、翼端を切り詰めることで急降下性能を向上させるなど、零戦32型と似たコンセプトの改良が行われています。

零戦32型が実戦に投入されたタイミングの悪さから不当なまでに評価が低いのに対し、隼Ⅱ型は現場の評価も高く、隼の中で生産数が最も多く生産されました。

零戦に比べると戦果でも性能でもパっとしない評価を受ける事の多い隼ですが、当たれば火達磨だった零戦と違い、敵の銃撃に対して有効な防弾装備を施すなど、総合性能ではけして劣るものではありませんでした。

戦後多くの日本機が解体される中、隼はフランス、インドネシア、中国、台湾、北朝鮮などで接収され、インドネシア独立戦争国共内戦では捕虜となった日本軍パイロットの指導を受けた搭乗員の手によって実戦投入されています。 

ハセガワ 1/72 日本陸軍 中島 一式戦闘機 隼 プラモデル A1

ハセガワ 1/72 日本陸軍 中島 一式戦闘機 隼 プラモデル A1

 

 

*1:塗装図面ではちゃんと左翼に描かれているので困る