アオイ模型店

アキバの外れで模型を売ってる人が、プラモについて好きなことを書いてます

大切なお知らせ

 わたくし事ですが、今月20日を持って無職となりました。
 今年はじめから入退院をくりかえし、ほとんど会社に通えない状況が半年を超え、今後の治療の目処も立たない事から、会社とも話し合ってこのような決断を下しました。一応円満退職で、手続きなども会社側からは最大限配慮して貰ってますので、仕事関係の友人知人は誤解なきようお願いします(業界でも給料が安い事で悪名高い弊社ですが、この辺だけは妙に律儀なんですよね)
 それにしても、このブログのウリであった「アキバでプラモを売ってる人」ではなくなってしまって、今後どうしましょうかね?(苦笑)

HGUC 1/144 RGM-89DEW EWACジェガン


 ネエル・アーガマに搭載されている偵察用ジェガンジェガンD型をベースに、頭部に大型のセンサーユニットを増設しているのが特徴です。
 EWACジェガンにはガンダムUCに登場する機体と、デイアフタートゥモローに登場する機体の2種類が存在し、このキットはUC版になります(デイアフタートゥモロー版はEWACネロのセンサーユニットと同系列の物を搭載しており、右肩に大型のディスクレドームを装備しているのが特徴です)

 バックパックはD型の物を使用。
 ビームサーベルやグレネードなどはジェガンの装備をそのまま使用しています。ライフルはジム?などで使用されている汎用型です。

 右腕には大型カメラユニット

 左腕にはレーザー通信ユニットを装備していますが、後ろから見ると裏側は肉抜き穴が丸見えで、少々残念なことになっています。

 頭でっかちなデザインですが、アイザックと違ってバランスは悪くありません。

 製品はプレバン限定品の為、一般流通はしていません。

HGUC 1/144 RGM-89De ジェガン(エコーズ仕様・コンロイ機)


 リハビリを兼ねて積みプラ消化。
 まずはもっぱら積みまくっていたガンプラからコンロイ機をチョイス。
 ジェガン・エコーズ機をベースにしたコンロイ少佐のカスタム機。
 ジェガン用ビームライフルを小型化して速射性を高めたハンドガンを左脚部に、ボックスタイプビームサーベルを右腕に、実体型のダガーナイフを左肩に、左腰のグレネードラックにはファイアーナッツが搭載されています。また頭部バイザーには精密射撃用のスコープが増設されています。

 変更点は武装とセンサーだけで、動力や推進機は強化されていません。
 基本的には白兵戦機能を重視しており、精密射撃用のスコープはメガ・バズーカ・ランチャーを運用するために追加された装備ではないかと推測されます。

 ズサ・ユニコーン仕様シュツルム・ガルスとの戦闘で使用したハンドガン。
 シュツルム・ガルスのシールドは貫通できませんでしたが、ズサの頭部を吹き飛ばす程度の威力はあるようです。

 ネオジオングのファンネルビットを切断する際に使用した実体型ナイフ。
 左肩の鞘は差し替え式で、ナイフをそのまま収納することは出来ません。

 ジムスナイパーと同系列のボックスビームサーベル
 劇中で出番が無かった?ので、プラモ作るまで存在に気づきませんでした。

 ネオジオングとの戦闘で使用したジェガン用のビームライフル。よく見るとバズーカもワンカットだけ装備してます。

 久しぶりにガンプラ作ったんですが、スケールモデル作ってる時とは別の楽しさがありますね。
 体壊したからこそ気づく楽しさと言うべきか、やはりプラモ作っている時が一番落ち着く。

HGUC 1/144 RGM-89 ジェガン(エコーズ仕様) (機動戦士ガンダムUC)

HGUC 1/144 RGM-89 ジェガン(エコーズ仕様) (機動戦士ガンダムUC)

ニチモ 1/72 96式艦上戦闘機4号


 今は亡きニチモから1962年に発売された、日本最古のキットの一つ。
 国産初のプラモデルが発売されたのが1958年ですから、4年遅れての発売という事になります。
 リアリティよりも、モーターで走らせたり、ゴム動力で飛ばしたりといったオモチャらしさが優先された時代に、しかも1/72という国際スケールでコレを出したという事実に驚かされます。

 翼の形状やコクピットの表現にはかなり難がありますし、バリや湯流れ不良、お約束の風防の歪みなど、古いキット特有の問題が満載ですが、組み上げると96式にちゃんと見えるのはさすがですね。
 ニチモは倒産ではなくプラモからの撤退なので、このキットの金型も死蔵している筈なんですよね。どっか行っちゃうよりはマシなんでしょうが、再販される可能性がある分、流出してくれた方が良かったかも。

 4号は96艦戦の最後の量産型。
 エンジンを寿4型に変更。これにより出力で1号の約1.2倍、速力にして30キロ上昇しています。
 ボディは2号2型後期のものをそのまま利用しており、風防の形状が僅かに異なる以外、外見上の違いはありませんが、1/72スケールではプラパーツの僅かな歪み程度の違いでしか無く、見分けることはほぼ不可能です。
 艦これの96式が2号2型ベースだったので、96式改が実装された時には、てっきりこの機体の事だろうと思ったら、なぜか風防は2号2型そのまま。
 あえて言うなら、塗装が1942年10月から使われるようになった濃緑色に変更された事くらいかな?

アヴィモデル 1/72 96式3号艦上戦闘機


 96式2号1型のうち2機に、イスパノスイザ液冷エンジンを搭載したテスト機。
 武装は20ミリモーターカノン1門をプロペラスピナーの先端から発射します。
 機構の複雑さから実用性は低いと判断され、テストは中止。その後2号2型に再改修され最前線へ送られました。

 液冷戦闘機特有の尖った機首は、従来の96式からは大きくかけ離れており、後の3式戦闘機飛燕を連想させます。
 主翼の真下からぶら下がっているのはラジエター。

 作例はチェコのヴィモデル製1/72「96式艦上戦闘機3型」
 昔コロジーというメーカーからレジンキャストキットが出ていましたが、プラモデルはこのキットが世界初になります。
 アヴィモデルはこれ以外にも96式を発売しており、一部パーツはそれらから流用しているのですが、従来の96式と大きくデザインが異なるせいか、パーツ同士の合いがあまり良くありません。
 自力で修正が行える中級者以上向けのキットと言えるでしょう。

アビモデル 1/72 九六式三号艦上戦闘機 プラモデル AVI72002

アビモデル 1/72 九六式三号艦上戦闘機 プラモデル AVI72002

童友社 1/72 96式二号艦上戦闘機二型


 九六式艦上戦闘機2号2型の後期生産型。
 初期型の密閉式風防を廃止し、背びれの形状を1型に準ずる形に戻しています。

 エンジンカウルの形状変更、コクピット後部のアンテナ支柱の追加、着陸脚の大型化などが外見的な特徴ですが、着陸脚は違いは誤差の範囲を出ず、アンテナ支柱は邪魔だと取り外されてしまった例も多い為、エンジンカウルで判別するのが最も確実ですです。

 2号2型後期生産型はフジミやファインモールドなどからも発売されていますが、童友社は異常なくらいパーツ数が少ないのが特徴です。
 実質胴体と主翼で2パーツ。それに尾翼や主脚、プロペラなどの細かいパーツを接着して行きます。一部は接着剤を必要としない準スナップフィト的な構造をしている為、組むだけなら30分もあれば完成します。
 飛行機のプラモデルというとタミヤやハセガワを選んでしまいがちですが、作りやすさだけなら童友社のキットはずば抜けています。
 ただ、ネームバリューの弱さか、あまり売れ行きは宜しくないんですよね。スケール違いのファインモールドはともかく、フジミと比べれば値段も出来もこちらの方が優れているのですが。

童友社 1/72 九六式二号艦上戦闘機二型 プラモデル

童友社 1/72 九六式二号艦上戦闘機二型 プラモデル

アヴィモデル 1/72 96式2号2型艦上戦闘機


 96式艦上戦闘機2号2型、その最初の生産タイプ。
 乗員保護と空気抵抗の減少を目的に96式としてははじめて密封式風防を採用しましたが、パイロツト達からは視界が悪化すると大変不評で、現地部隊で勝手に取り外す事例が後を絶たなかった為、短期間で製造中止となりました。

 こうやって風防つけちゃうと、全く別の機体、むしろ97司偵の系列っぽく見えます。
 本当はコクピットの後ろからアンテナ支柱が生えているんですが、なぜかキットにはついて無いので注意。
 自分も世界の傑作機読み直すまで気がつかなかったので偉そうなことは言えませんが(苦笑

 クリアパーツの貼り合わせが悪く、どうやっても隙間や歪みが生じてしまいました。
 もっと技術があれば上手いやり方もあるのでしょうが、俺の技術力でクリアパーツに手を出すのは無謀すぎると断念。
 時々透明プラ盤と1ミリプラ棒で風防を自作する人いるけど、ああいう人の域に達するにはどうすればいいんでしょうね本当。

フジミ 1/72 九六式艦上戦闘機 2号1型後期


 昨日に引き続き今日も96艦戦です。
 96式艦上戦闘機の2番目の量産タイプ。
 エンジンをそれまでの寿2型改1から寿3型に変更。またプロペラも3翅に変更しています。
 エンジンカウルの上に突き出ているカニの目のような空気取り入れ口が特徴です。

 この機体からはスパッツ型の着陸脚カバーが標準装備となっています。
 また、増槽もスリッパ型が使用されています。

 手抜き塗装の為右翼の塗り分けが雑になってしまいました。
 昨日のアヴィモデルの96式に比べれば随分と作りやすく、サクっと組めましたが、完成後の姿には?な部分も散見されるのが、実にフジミらしいですね(苦笑

 
 

アビモデル 1/72 九六式一号艦上戦闘機 第12航空隊


 チェコの模型メーカーAVI(アヴィ)モデルから発売されている、96式艦上戦闘機の最初期型。
 アヴィモデルは96式艦上戦闘機が大変お気に入りらしく、日本でもキット化されていないようなマイナーバリエーションまで多数キット化しています。

 選定に手間取っていた発動機は、試作1号機と同系列寿2型改1を搭載。ガル翼も普通の直線翼となり、安定性を高めるためか胴体上の背びれが垂直尾翼にまで延長されています。

 作例はスパッツと呼ばれる着陸脚カバーを取り外していますが、これは着陸時に泥が詰まるなどのトラブルを嫌った現場による現地改修で、標準的な仕様ではありません。
 また、胴体下にはスリッパ型と呼ばれる流線型の箱型増槽を装備しています。

 アヴィモデル、旧共産圏のメーカーとしてはかなりレベルが高く、アジアのメーカーにはまだ及びませんが、ヨーロッパのメーカーとしては比較的上の方に入ると思います。
 胴体と主翼の張り合わせに悩まなくて良いのは、本当にありがたいですよ(苦笑)
 着陸脚は作例のような剥き出しのものと、スパッツの選択式。
 風防は昔懐かしきヒートプレスでしたが、現在生産されているものはプラスチック製のクリアパーツになっているそうです……羨ましい。
[asin:B074Z7BQDD:detail]


 

ファインモールド 1/48 風立ちぬ 九試単座戦闘機


 久しぶりのブログ更新はファインモールドの1/48 九試単座戦闘機です。
 九六式艦上戦闘機の試作機として、映画「風立ちぬ」に登場した機体です。試作機は6機製造されましたが、これはその一番機に当たり、逆「ヘ」の字型に折れ曲がった逆ガル翼が特徴です。
 逆ガル翼は一般的な直線の翼と異なり、翼が胴体より一段下に位置するため、着陸脚を短くする事が出来、同時に胴体下に広い空間を確保する事で爆弾や増槽、プロペラを大型化する事が可能です。
 一方で、翼の構造の複雑化による重量増加、屈折部に発生する気流の乱れによる安定性の低下といった欠点もあり、実際2番機以降の試作機では逆ガル翼は採用されていません。

 九試艦戦は飛行機そのものの構造が(プラモデル的に見て)一番単純な時期の機体なので、特に引っかかる部分も無くサクサク組めました。
 まあ、それもファインモールドの技術力あっての話ですが。 

ファインモールド 風立ちぬ 九試単座戦闘機 FG7 1/48スケール プラモデル

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