HGUC シャア専用ゲルググ
ララァ! 奴との戯れ言はやめろっ!
ちょっとプロポーションがマッチョ過ぎる気もしますが、この辺は個人の趣味の範囲ですね。
ディテール処理も非常に良好。
胴体は腰が回転し、胸の部分で前後左右へ傾ける事が出来ます。スカートは3分割されており、足に合わせてある程度動くので、足の可動範囲は思いの外広いです。
MGは可動にいろいろと問題のあるキットだったので、この辺の改善は非常に嬉しいですね。
さて、ゲルググのプラモと言えば肩な訳ですが、胴体側と上腕部の両方に関節機構が組み込まれているので、可動範囲はかなり広いです。肩アーマーも思いの外邪魔になりません。
前腕部のジェットエンジンに開いているシールド固定用の穴がやたらと目立つのが、このキット数少ない欠点。ここは蓋が欲しかったですね。
背中にはシールド固定用のラッチと、ナギナタ固定用のラッチの2つが開いています。ナギナタは背中だけでなく、シールドの裏にもセット可能。背中のラッチや、スカートのラッチが別パーツになっている所をみると、ゲルググキャノンや高機動型を出す気は満々のようです。
ゲルググって、どうもキットに恵まれないところがあって、旧シリーズはもとより、MGもHGUCもロクなキットが無ありませんでした。
HGUC 1/144 MS-14JG ゲルググJ (機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争)辺りからは随分と改善されたんですけど、もともと本編のでの出番が数秒しか無い機体だけあって、正当な評価を下されたとは言い難く、キットの出来に反して売れ行きは散々。
まあ、もとともゲルググは売れないんですけどね。
もちろん、ザク/グフ/ドムと比較してという事なんですけど、なぜかゲルググは売れない。不思議なくらい売れない。やっぱ、見せ場らしい見せ場が無かったのが悪いのだろうか?
MGの反省点を活かし、最新のHGUCの技術を反映させた良作キットなので、先輩達と同じ道を歩んで欲しくは無いのですが…………
HGUC 1/144 MS-14S シャア・アズナブル専用 ゲルググ (機動戦士ガンダム)
- 出版社/メーカー: バンダイ(BANDAI)
- 発売日: 2006/10/15
- メディア: おもちゃ&ホビー
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