バンダイ 1/700 パトロール艦ゆうなぎ
劇場版『宇宙戦艦ヤマト愛の戦士たち』に登場した、地球防衛艦隊の軽巡洋艦。
通称パトロール艦。
ガミラス戦後の艦隊整備計画で建造された巡洋艦の1タイプで、レーダーや通信設備などが充実しており、高い哨戒能力と指揮能力を有しています。
ゆうなぎは、太陽系外周の哨戒を任務とする第11艦隊の旗艦。艦長兼艦隊司令長官は、後にヤマト二代目艦長となる土方竜。
ヤマトシリーズに登場した艦艇の中では非常に息が長く、ゆうなぎこそ出番は一瞬で登場時には大破しているありさまでしたが、ヤマト2では第3艦隊所属艦艇として登場*1。ヤマトⅢでは警備艇と名前を変え、ケンタウロス座駐留艦隊や、藤堂司令長官の座乗艦、復活編でも最後の方に一瞬だけ登場しています。
全長は150~190メートル。重量は5900~23000トン。
今ほど設定が重視されていなかった時代の為、この手の数字は資料毎に異なっています。
プラモは1/700スケールとなっていますが、これも時期によって箱に書いてあったり無かったりで、本当のところははっきりしません。
船体上部はネイビーブルー、下面はインターミディエイトブルーというアメリカ海軍仕様なカラーリング。実際の劇中ではもう少しグレーが強いのですが、今回はプラモのボックスアートに準じてみました。
連装ショックカノン砲塔が3基6門。
船体側面の三連装固定砲塔はショックカノン説と魚雷発射管説があり、未だにはっきりしませんが、建造された時期や工廠によって装備が異なっていた事にするとなんとなくリアルに聞こえていいです。
その他魚雷発射管やVLSと思われるハッチが船体各所に見て取れますが、明確な設定はありません。
連装砲塔は上面の2基のみ旋回可能。下面の1基は船体と一体化しています。
ゆうなぎの特徴的な艦橋。
フェイズドアレイを考慮してない辺りに時代を感じますが、イスカンダルの技術を導入した結果、一周回ってこういう形状に戻った可能性も。
艦橋と2番砲塔の間が広く空いていますが、劇中だとここにはVLSと思しきものが設置されているのが確認出来ます。
艦首拡散波動砲。
拡散波動砲は砲口が角ばってるイメージがあるので、未だに違和感が。
古い設定の中には、2199のゆうなぎ同様、これを大口径ショックカノンとするものもありましたが、準同型艦である巡洋艦が波動砲を発射しているシーンがあるので、これは誤りでしょう。
さすがに古いキットなので組み立てにはかなり苦戦。
船体の左右貼り合わせだけで3日。パーツの歪みをとって、船体に接着しようとしたら形状が全く合わず成形とパテ修正でさらに3日。
船体以外は塗装に合わせてパーツ分割されていたのが救いです。
個人的に、ゆうなぎは非常に好きなデザインなので、2202の第1話を見た時は、かなりイラっと来たんですが、その後土星沖海戦で地球艦隊の一隻として登場して一安心しつつも、なら最初から、こっちのゆうなぎ出そうよ!! という思いがふつふつと(苦笑)
プラモ、出るかなぁ?
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*1:一説には艦名は「ゆうだち」