HG 1/144 RCX-76-01 ガンキャノン機動試験型/ 火力試験型
評価試験目的で製造されたガンキャノン最初期型のバリエーション機。
機動性を重視したA型と、火力を重視したB型の2機が作られました。
キットは設定と同様、ガンキャノン最初期型(鉄騎兵中隊)のバリエーション。
成型色の変更、並びに頭部と武装が新規パーツになっており、機動試験型と火力試験型のコンパチキットになっています。
デカールは試験機用のものが追加されています。
機動試験タイプのA 型。
頭部はガンダムと同じVアンテナを装備。
ガンキャノンの特徴であるキャノン砲は装備しておらず、軽量化による機動性の向上と対MS近接戦闘を意識したのか、初期生産型では右肩に搭載されていたガトリング砲が両肩に搭載されています。
八洲重工製マシンガン。
いわゆる陸戦ガンダム系のマシンガンですが、オリジン世界では元々ジオンが八洲重工に開発させたものを、遅れてMS開発に着手した連邦が採用した流れのようです。
そのせいか、3本指のガンキャノンとはグリップの形状が全く合っていません。
グリップとストックは展開が可能。
いわゆるジムマシンガンの方も付属しています。
シールドはジムマシンガンと同じタイプのマウントラッチで腕に固定されています。
火力試験タイプのB型。
頭部に砲手席が増設され、両型のキャノン砲に加え、左腕も固定式の4連装機関砲になっており、事実上2足歩行のガンタンクであり、連邦軍に内部の戦車派閥と一悶着あったのだろうという事を伺わせます。
さすがにこの状態では発射時の衝撃を制御できず、機動性も著しく低下する為、後のMSにコンセプトが反映される事は無かったようです。
A型との違いは頭部、肩のキャノン、右腕で、3分もあればパーツ交換が可能です。
砲手席が追加された火力試験型用頭部。
外部からは砲手席を見ることは出来ませんが、形状はガンタンクのものに近くなっています。
キャノン砲はガンタンクと同系列。
ガンタンクと違い、身体ごと角度をつける事が出来るので、あまり問題にならないのかも知れません。
こちらもガンタンクと同系列の4連装機関砲。
この辺は、ある意味ジオンのグフの先を行っていたとも言えます。
所詮はガンキャノンの使い回しキットと思っていたのですが、作ってみたら意外と楽しめるキットでした。
早くアニメの続きを作って、赤いのも出して欲しいですね。
ガンプラ HG 機動戦士ガンダム THE ORIGIN MSD ガンキャノン機動試験型/火力試験型 1/144スケール 色分け済みプラモデル
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