アオイ模型店

アキバの外れで模型を売ってる人が、プラモについて好きなことを書いてます

宇宙戦艦ヤマト2202 メカコレクションNo.05 コスモファルコン

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地球防衛艦隊の主力戦闘攻撃機

ガミラスの戦闘機と互角以上に渡り合える優秀な戦闘機で、機首に12.7ミリ?機銃2門、主翼の付け根に20ミリ機関砲?6門を装備。

ステルス性を考慮しており、兵装は胴体内に最大でミサイル8発搭載可能。

2199年に配備が始まり、ヤマトや初期のアポロノーム型に配備されていましたが、2202年には順次コスモタイガーⅡへと更新されています。

キットは左から

ヤマト航空隊一般機

アポロノーム航空隊

ヤマト航空隊篠原機

なぜか2199のキットには加藤機のシールがついてません。

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胴体下の着陸脚やウェポンベイは開放状態と閉鎖状態の選択式。

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閉鎖状態の一般機

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ミサイルベイのみ開放状態の篠原機

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着陸脚を出しているアポロノーム機。

アポロノーム機の塗装はファルコン()なので濃緑色中島系をベースに、ダークグレーとブラックを使用。

シールはキットのものをそのまま使用しています。

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キットは2199時代の成型色変え+シール変更のみ。

残念ながらアポロノーム航空隊所属機のみで、アンタレス所属機のシールは入ってません。

2202の展開を考えれば、色替えとはいえ、新規シール付きで出ただけマシかもしれません。

1/72ではアポロノーム機は出ないのかな? 

宇宙戦艦ヤマト2199 メカコレ コスモファルコン

宇宙戦艦ヤマト2199 メカコレ コスモファルコン

 

バンダイ メカコレクションNo.3 主力戦艦

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地球防衛艦隊の主力を構成する中型戦艦。

土星沖会戦時までに最低でも35隻が建造されたと推測されていますが詳細は不明。

タイプネームも不明ですが、ドレッドノートという名の艦が白色彗星撃破後の残敵掃討作戦に参加していた事が確認されています。

全長は242メートルとヤマトアンドロメダより一回りほど小さく、生産性を考慮したのか全体的に直線的なデザインになっています。武装は艦首拡散波動砲1門、3連装ショックカノン3基、艦橋砲1基、4連装舷側砲2基、連装パルスレーザー砲4基、ミサイルランチャー10基。

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メカコレのドレッドノートが発売される前に改めて作っておこうと開封

小学生の頃に作ったやつは、空母型にでもしようと思ったのか、船体後部が削り落とされてました(苦笑)

台座用の穴が船体の側面に開いている珍しいスタイル。

全体的にデフォルメが強く、特に艦橋の形状は設定と大きく異なり、肉抜き穴も剥き出しで少々つらいものがありますが、その辺に目をつぶるなら、組み立てはそんなに面倒ではありません。

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正直、キットとしての出来は旧メカコレの中でも下から数えたほうが早いレベルなんですが、アンドロメダと共に再販即完売する人気商品なのはさすがというべきか。

実際自分も無駄に何隻も持ってましたからね(苦笑)

 

メカコレクションNO.3 主力戦艦

メカコレクションNO.3 主力戦艦

 
メカコレクションNO.3 主力戦艦

メカコレクションNO.3 主力戦艦

 

 

 

 

バンダイ 宇宙戦艦ヤマト2202メカコレクション アンドロメダ改

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土星沖海戦で大破したアンドロメダを時間断層で改修したアンドロメダの最終型。

艦首拡散波動砲にはスプリッターを追加することで擬似的な四連装拡散波動砲へと強化、船体各部に追加されたスラスターにより戦闘機並みの高い機動性を発揮できる反面、乗員は装甲宇宙服で高Gから身体を守る必要があります。

なお有人艦は本艦が事実上最後であり、以降は自律無人型であるアンドロメダブラックへと移行しています。

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キットは地球連邦アンドロメダ級セットのアンドロメダを使用。

上面はヤマトカラーの艦体色1、下面はヤマトカラーの艦底色を使用。

高機動スラスターはちまちまと面相筆で黒く塗ってあります。

とりあえず使えそうなデカールを一通り貼っていますが、残念ながら完全再現には程遠いです。

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艦首波動砲のスプリッターは適当なサイズでカットしたプラ板をねじ込んだだけで、改造といえるほどのものではありません。

そろそろヤマトカラーのストックが無くなってきたんで、こういうカラーリングはもう勘弁して欲しいですね(苦笑) 

 

 

宇宙戦艦ヤマト2202 メカコレクションNo.08 波動実験艦銀河

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ヤマト級戦艦の2番艦か3番艦。もしかしたら4番艦かも。

元々はコスモリバースシステムや波動物理学の研究のために建造された非戦闘艦で、大型のドームや船体各部の観測用ドームなどはその頃の名残。

ガトランティスとの戦闘の激化から急遽戦闘用に改修されましたが、コスモリバースシステムの干渉により一切の搭載火砲を使用する事が出来ません。

コスモリバースシステムを用いることで、味方艦艇の波動砲や波動防壁を強化したり、敵艦の波動エンジンを暴走させたりする事も可能。

ゼムリアから脱出するヤマトを援護する為、アンドロメダ改とともに都市帝国へと突入、その際にコスモリバースシステム*1が機能停止した為、脱出後は大破したヤマトを修復する為の部品取りに利用されました。

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キットは赤とグレーの2色成形。

基本的な構造はヤマトと同じですが、艦上構造物や第3艦橋、主砲などの形状は大きく異なります。

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さて、組み立てる上での難問である無数の窓ですが、今回は

つや消しを一度全体に吹く

 ↓

シェードブルーで全体をスミ入れを兼ねてウォッシング

 ↓

その後窓に薄めた水色を流し込む

 ↓

はみ出た部分を6000番のスポンジヤスリで擦り落とす

 ↓

ドームは全体を水色で塗る

 ↓

アートナイフの背中で支柱の部分の塗料を削り落とす

 ↓

ニードルで細部を修正

 ↓

デーカルを貼る

 ↓

再度トップコートを吹いて完成

という方法で対処しました。艦橋はヤスリが届かないので、ここは諦めて一番細い面相筆でチマチマ窓を塗りましょう。

そうそう、メカコレにしては珍しくシールではなくデカールなので注意。

なお、武蔵用のデカールもついてます。

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元々は復活編に登場した波動実験艦ムサシがベース*2

第5章の最後で「ヤマトが沈んだので、6章からは銀河が主役になります」的なミスリードを誘う予告を打ったせいで、ファンのヘイトを一身に浴びてしまいましたが、どんなときでも宇宙戦艦に罪はありません。

なのであと3隻買ってムサシとアクエリアスとラボラトリーアクエリアスをさっさと作るよ。

宇宙戦艦ヤマト2202 メカコレクション 波動実験艦 銀河 プラモデル

宇宙戦艦ヤマト2202 メカコレクション 波動実験艦 銀河 プラモデル

 

 

*1:沖田艦長の魂?は大丈夫なんだろうか

*2:1/1000銀河の説明書によると、ムサシも2202世界に存在している模様

HG 1/144 RGC-80S ジムキャノン(空間突撃仕様)

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ジムキャノンの宇宙戦仕様。

キャノン砲発射時の安定性を確保する為に増設されていた脚部増加装甲がオミットされている為、従来型のジムキャノンに比べてトップヘビーになっています。

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 かわりに脹脛に増設されたスラスターにより機動性が大幅に向上しています。

 スラスターは、設定上も実際のキットもジムスナイパー・カスタムのものを流用しています。

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右肩の360ミリロケット砲。従来型の240ミリに比べて大幅に口径がアップしています。

昔から謎だったんですが、ジムキャノンなのにロケット砲なんですよね。

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宇宙空間では放物線射撃を行えない為か、仰角はほとんどとれませんが、俯角はかなりとる事が出来ます。

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また、僅かですが左右へ砲身を向ける事も出来ます。

カメラはクリアパーツ。

武装ビームスプレーガンのみ。シールドやバルザック式380mmロケットバズーカはついていません。

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ランドセルのスラスターはボールジョイントで可動。

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中身はジムスナイパーなどと同じオリジンジムの共用フレームなので、手足腰ともに大変よく動きます。

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プレバンでいいので、次は脚部に増加装甲をつけた通常型を出して欲しいですね。

 

 

 

宇宙戦艦ヤマト2202 メカコレクションNo.04 アポロノーム

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アンドロメダの空母タイプ。

アンドロメダ級やアポロノーム級ではなく、あくまでアンドロメダ級の3番艦扱い。

船体はアンドロメダと同一ですが、艦橋後部に飛行甲板が増設されたかわりに、3,4番主砲が廃止されています。

艦載機はコスモファルコンまたはコスモタイガー180機。アンドロメダ型が大量生産されたのに対し、空母型は確認できただけでアポロノームとアンタレス、あとノイバルグレイ4隻の計6隻のみ。乗員1名でアンドロメダ1隻制御できるところまで行ったら、艦載機を云々なんて後回しになるのも仕方のないところでしょうか。

多分元ネタは復活編の航宙戦艦シナノ。

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パーツは基本的にアンドロメダに飛行甲板のパーツをプラス。

余剰パーツは無し。アマテラス作るのに後部砲塔流用したかったんだが。

 

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船体はネイビーブルー。白い部分は明灰白色に黄色を少し足したもの。濃紺との対比で白が強く見えてしまうので、もう少し黄色強くしたほうが良かったかも。

船体側面のラインはひーひー言いながらマスキングしたけど、キレイに出ないなぁ。けど、アンドロメダ以外の4隻は全部このラインがあるんですよね……辛い。

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個人的には、いきなりアンドロメダが5隻揃うのではなく、空母型はフェーベ沖海戦辺りで颯爽と登場してくれた方が燃えたと思うんですが、今のスタッフはそういう方向でヤマト見てないですからね。

あれじゃ沈むためだけに出てきたようで勿体無い(艦長の中の人的にも)

 

 

宇宙戦艦ヤマト2202 メカコレクションNo.1 アンドロメダ

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地球連邦航宙軍の前衛武装宇宙艦アンドロメダ級の1番艦。

前衛というのは前衛艦隊とか後衛部隊的な意味かと思ったら「前衛的な武装をもった宇宙艦」という意味なんだそうです。

芸術か!!

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主砲、艦橋、艦首以外は塗り分けに沿ってパーツ分割されているので、塗装は比較的簡単です。

船体は軍艦色1、白っぽい部分は明灰白色にわずかにイエローを足しています。黒はつや消しブラックだけど、赤は光っている雰囲気を出すために、艶ありにしています。

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上から見るとリノリウム色の甲板が、いい感じでメリハリをつけてくれます。

旧作ではクリーム色だった場所が白になって全体的にメリハリが無くなった事への対応かな?

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マーキングはシールをそのまま使ってます。

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小学生の頃に作った旧アンドロメダとの比較。

バンダイの技術の進歩に対して、自分の技術が全く進歩して無くて泣けてくる(苦笑)

旧キットに比べて全長は一回りほど大きくなっていますが、台座を除いた全高は一回り小さくなっており、かなりスマートになってます。特にバイタルパートは旧キットより狭くなっており、より先鋭さが増しています。

改装前→改装後というよりバッチ1→バッチ2って感じですね。

 

メカコレクションNO.4 アンドロメダ

メカコレクションNO.4 アンドロメダ

 

 

メカコレクションNo.20 ガイデロール級航宙戦艦 シュヴァリエル

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2199のメカコレの中で唯一積んであったガイデロール級航宙戦艦をようやく開封

ガミラス艦艇にはありがちですが、以前はシュルツ艦またはガミラス艦隊指揮戦艦級戦闘艦と呼ばれタイプネームはありませんでした。

立体化も今回が初めてですね。

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ガミラス宇宙艦隊の大型戦艦。ヤマトよりわずかに大きい350メートルの船体に33センチ3連装陽電子砲3基と28センチ連装陽電子砲4基を搭載。砲戦能力はヤマトに劣りますが、魚雷発射管33門による強力な雷撃能力を誇ります。

劇中に登場したのは、いわゆるシュルツ艦「シュヴァリエル」、スプリッター迷彩が施されたゲールの乗艦「ゲルガメッシュ」の2隻のみ。観閲式でも見かけなかったところを見ると、それほど建造数が多くないのか、ガミラスから見て辺境の天の川銀河に配備されるような旧式艦なのか。

2202では第15話にデスラー親衛隊仕様が2隻一瞬登場しますが、デスラー派の台所事情を考えると、やはり旧式艦なのかも知れません。地球側に技術供与の一環で引き渡されたと思われる描写もあり、少なくとも最新鋭艦では無いと思われます。

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デストリア級は三菱グリーンで塗ったので、今回は中島グリーンで塗装。黄色の部分はキアライエローで筆塗りしましたが、今回も「目玉」に大苦戦。

あそこをきれいに塗れる人たち本当に凄い。

メカコレクション宇宙戦艦ヤマト2199 No.20 ガイデロール級航宙戦艦 プラモデル

メカコレクション宇宙戦艦ヤマト2199 No.20 ガイデロール級航宙戦艦 プラモデル

 

 

ハセガワ 1/72 中島キ84 四式戦闘機 疾風(艦これ仕様)

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日本陸軍が大戦末期に使用した主力戦闘機。

速度、運動性能、武装、航続距離、防弾性能を兼ね備えた傑作機でありながら、生産性にも優れており、資源や労働力が不足していた大戦末期にも関わらず、わずか1年の間に3500機が生産されました。

性能的には烈風とほぼ同等ですが、未完に終わった烈風と違い、こちらは大量生産され米軍相手に活躍しており、そういう意味では比較にすらならないといっても過言ではないでしょう。

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キットはハセガワの1/72 中島キ84四式戦闘機疾風。

塗装はいつも通りの艦これ仕様。

日の丸はキットのデカールをそのまま利用していますが、尾部の白ラインは零戦のキットから流用しています。

セガワのA帯にしてはパーツの合いも良く、スムーズに組み立てることが出来ました。 

冬コミの新刊にこのキットを使用した記事を掲載しています。
 詳細は以下のリンクから。

 https://webcatalog-free.circle.ms/Circle/14211890 

ハセガワ 1/72 日本陸軍 中島 四式戦闘機 疾風 プラモデル A4

ハセガワ 1/72 日本陸軍 中島 四式戦闘機 疾風 プラモデル A4

 

 

ファインモールド 1/72 烈風11型(艦これ仕様)

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零戦の後継機として開発された烈風の量産タイプ。

エンジンを試作機の誉からハ43に変更。それにあわせてカウリングを一新しています。

最高速度624キロは米軍のヘルキャットと同等ですが、コルセアやムスタングには大きく劣っており、2年前ならともかく、終戦時期に投入されたとしても、米軍機に対してどの程度対抗出来たかは疑問と言わざるをえません。

3機が試作されたものの、量産機が完成する前に終戦を迎えてしまいしまた。

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キットはファインモールド製1/72 烈風11型。

ファインモールドの現役キットの中では最古?の一人で、パーツの歪みやバリなど、それなりに古さを感じさせる部分があります。

塗装はいつも通り艦これ準拠。

マーキングは稲妻マークで有名な352空の青木義博中尉機。前述の通り、烈風は実戦配備されていないので、実際に中尉が登場していた雷電のマーキングを参考にして描かれています。

作例のデカールはハセガワの雷電から流用していますが、雷電と烈風では大きさが一回り違う為、ちょっとじゃないくらい小さいので、自信のある方は手書きチャレンジをオススメします。 

冬コミの新刊にこのキットを使用した記事を掲載しています。
 詳細は以下のリンクから。

 https://webcatalog-free.circle.ms/Circle/14211890 

ファインモールド 1/72 日本海軍 艦上戦闘機 烈風一一型 プラモデル FP18

ファインモールド 1/72 日本海軍 艦上戦闘機 烈風一一型 プラモデル FP18

 
ハセガワ 1/72 日本海軍 三菱 J2M3 局地戦闘機 雷電 プラモデル A5

ハセガワ 1/72 日本海軍 三菱 J2M3 局地戦闘機 雷電 プラモデル A5

 

 

HGUC 1/144 MSK-008 ディジェ

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グリプス戦役当時、カラバが独自に開発したモビルスーツ

アポリーが置いていったリックディアスを地上用に改修した機体で、ジオン系の技術者が開発に関わっていたせいでゲルググっぽい見かけになっています。

青緑の機体はアムロが開発に関わった試作1号機。ピーキー過ぎてアムロ以外には扱えない為、NTなどに登場した量産機はスペックダウンする必要がありました。

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背中の羽はバインダー兼放熱板。昔はブーメランとして投げられるなんて設定もありましたね。

足のノズルはジェトエンジンで、ホバリングも可能。

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コクピットリックディアスと同じく頭部に内蔵。だとすると、胸のコクピットっぽい赤い部分はなんなんですかね?

擬態? 

動力パイプっぽいのはバルカン砲の給弾チューブで、軟質素材製。

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ビームライフル百式と同じタイプ。

NTに登場したディジェは形状が異なるライフルを使用していたので、多分プレバンかな?

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右肩に固定されたザクスタイルなシールド。

別名ラウンドシールド。本来は「円形の盾」という意味ですが、表面が曲線的な事から来ているのではないかと思われます。なお、ディジェが全体的に曲線で構成されているのは、空気抵抗を少しでも減らす為です。

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クレイバズーカは背中のバックパックと肩のウェポンラックの両方に取付可能。

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このラック、元々の設定ではメガバズーカ用の固定パーツなんですが、宇宙ならともかく、地球上であのデカブツをどうやって運用するつもりだったんですかねアムロさん?

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普段は後腰に装備しているビームナギナタ

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スカート裏側のバーニア。足の裏にはバーニアは無し。

頭部やナギナタのせいでゲルググ呼ばわりされる事の多いディジェですが、下半身や肩アーマーのデザインを見るとドムリックディアスの系譜にちゃんと連なっているのがよくわかりますね。

当初の予定通りネオジオンの機体として登場していたら、どうなっていたんでしょうね? 

 

 

ハセガワ 1/72 雷電21型(艦これ仕様)

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基地や重要拠点の防空任務に開発された海軍の局地戦闘機

素早い迎撃の為の速度と上昇性能、大型爆撃機を撃破できる大火力に重点を置いて開発が行われましたが、必要なエンジンが手に入らず開発は難航。

大型のエンジンを収めるために異様に太くなった胴体の空気抵抗を少しでも減らすため、カウリングとプロペラ軸を延長して機首を細くするなど涙ぐましい努力が行われましたが、開発は遅れに遅れ、結果として同じ三菱の烈風などの開発にも悪影響を及ぼす遠因となってしまいました。

実戦配備後も電気系統のトラブルに泣かされましたが、優れた上昇力と速度を活かして本土防空に活躍しました。

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機体はハセガワの1/72 雷電21型。

艦これに登場する雷電はカウリング形状から21型と推測されるので、ハセガワのキットで特に問題ありません。マーキングは垂直尾翼の撃墜マークから302空と推測されますので、こちらもハセガワのキットに付属しているものをそのまま使えます。

冬コミの新刊にこのキットを使用した記事を掲載しています。
 詳細は以下のリンクから。

 https://webcatalog-free.circle.ms/Circle/14211890 

ハセガワ 1/72 日本海軍 三菱 J2M3 局地戦闘機 雷電 プラモデル A5

ハセガワ 1/72 日本海軍 三菱 J2M3 局地戦闘機 雷電 プラモデル A5

 

 

 



ハセガワ 1/72 F4U-1Dコルセア

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F4U-1Dコルセアは、太平洋戦争で活躍した米軍の戦闘機です。

元々はF4F に代わる艦上戦闘機として開発されましたが、大きすぎるエンジンと、比較的後ろに配置されたコクピットの兼ね合いにより、着艦時の下方視界が狭い事が問題視され、後継機の座はF6Fに奪われ、主に海兵隊の地上基地などで使用されました。

着艦には問題があったものの、650キロの高速と2トン近い爆弾搭載能力は非常に優秀であり、戦闘機としてはもちろん、戦闘爆撃機としても活躍しました。

特徴的な逆ガル翼は、強力なダブルワスプエンジンの性能を活かす為の大型プロペラが地上と接触しないよう機体を少しでも高くするためのもので、これにより着陸脚への負担を大幅に軽減する事に成功しています。実際着艦時の着陸脚に関連した事故はF6Fに比べて少ないものでした。

1D型はエンジンと着陸脚を強化した改良型で、これ以降順次空母への配置が再開されるようになり、太平洋戦争後に退役したF6Fに代わり、朝鮮戦争にも空母艦載機として参戦しています。

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作例はハセガワの1/72 F4U-1Dコルセア。

いつも通り艦これ仕様にしようと思って作り始めたのですが、艦これのコルセア、翼下にロケット弾と増槽を装備しているのですが、ハセガワのキットには付属していないんですよね。タミヤはついてるんですが。

あと、機体のマーキングがF4U-1Dではなく、F4U-1または1Aのもので、これもハセガワのデカールが使えない。

この辺はリサーチミスでした。

お見舞いに頂いたキットだったのに、活かすことが出来ず本当に申し訳ない。 

冬コミの新刊にこのキットを使用した記事を掲載しています。
 詳細は以下のリンクから。

 https://webcatalog-free.circle.ms/Circle/14211890 

ハセガワ 1/72 アメリカ海軍 F4U-1D コルセア プラモデル A10

ハセガワ 1/72 アメリカ海軍 F4U-1D コルセア プラモデル A10

 

 

フジミ 1/72 九八水偵(夜偵)

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 水雷夜襲や夜間砲戦の支援を目的に開発された水上偵察機

 任務の性格上、夜間の長時間飛行や、暗闇での着水が想定された為、フロート型に比べて耐波性の高い飛行艇型の機体と、安定性の高い複葉が採用されました。

 昭和13年に正式採用された九八式は、主に軽巡洋艦に搭載され日中戦争に参加しますが、枯れた技術による手堅い設計は実用性こそ高かったものの、古さばかりはどうにもならず、3年後の太平洋戦争開戦時にはその多くが零式水上偵察機などと交代して後方で連絡機や輸送機として使われていました。

 なお、この時期から偵察機全体の性能が高まった事から、専用の夜間偵察機の開発は本機が最後になりました(開発計画だけはあったようです)。

 任務の特殊性から生産数は試作機を含めても17機と少ないにも関わらず、後方勤務が幸いしてか、終戦の時点で7機が残存しています(戦後全機が失われました)

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 作例はフジミの1/72 98式水偵(夜偵)。現在のところこれ以外の98水偵のキットはありません。わざわざ箱に「上級者向け」と書いてあるだけあって、キットには専用の治具が付属しており、その治具を使っても、上翼の固定にはある程度の技術と慣れが必要です。

 説明書では上翼にエンジンを取り付けてから胴体に接着するよう書かれていますが、先に取り付けるとエンジンが邪魔で支柱の接着に苦労するので、先に上翼だけを支柱で固定してから、エンジンを取り付けましょう。コクピットの風防も、支柱を取り付ける際に邪魔になるので最後に取り付けた方がいいでしょう。

 ゲームのグラフッィクに描かている機体番号「F-2」は神通に搭載されていた機体のもので、何故か夜戦バカ川内のものではありません(ちなみに川内搭載機はF-1)

 キット付属のデカールは川内と那珂ちゃん搭載機の物しか無いので、今回は川内用のデカールから「F-」だけ利用し、ジャンクのデカールから使えそうな「2」を探してきて流用しました。

 長らく絶版状態でしたが、艦これ登場の少し後に再販がかかり、現在は普通に入手できます。

冬コミの新刊にこのキットを使用した記事を掲載しています。
 詳細は以下のリンクから。

 https://webcatalog-free.circle.ms/Circle/14211890 

フジミ模型 1/72愛知 九八式水上偵察機 夜偵

フジミ模型 1/72愛知 九八式水上偵察機 夜偵

 

 

フジミ 1/72 瑞雲11型634空(艦これ仕様)

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 艦隊これくしょんを代表する水上偵察機

 戦力で米国に劣る日本海軍が、その差を少しでも埋めるべく、巡洋艦に搭載する水上偵察機に攻撃能力を与える事を目的として開発された機体で、水上偵察機としては異例な急降下爆撃能力と水上戦闘機並みの空中戦能力を併せ持つ傑作汎用機でした。

 フロート支柱は急降下時のダイブブレーキを兼ねており、内側に向かって開く構造になっています。

 一方空戦性能を重視した主翼水上機にしては小型で、ダイブブレーキのかわりに空戦フラップを搭載しています。

 主翼下に搭載しているのは60キロ爆弾。250キロ爆弾の場合は胴体下に爆装します。

 戦争も押し迫った1944年の春から配備がはじまり、フィリピン方面において爆装による対地攻撃をはじめ、元々は空中戦用の20ミリ機銃を使った対魚雷艇攻撃などで大きな戦果をあげました。

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 作例はフジミ 1/72 瑞雲11型634空。いまのところ瑞雲のキットはこれ以外にありません(過去にアオシマや中国のスペシャルホビーから出ていましたが現在は絶版)

 艦これで話題になって以降もなかなか再販されず、一時はとんでもないプレミアがついていましたが、最近再販され今は普通に入手可能です。

 デカールは艦これにも登場する634空の物が付属しているので、艦これ仕様にするのが楽で助かります。

 キットはいつものフジミな作りなんですが、ロケット排気管が何故か不思議な事に一個一個別パーツになっているのが特徴というか面倒くさい(苦笑)

冬コミの新刊にこのキットを使用した記事を掲載しています。

 詳細は以下のリンク。

 https://webcatalog-free.circle.ms/Circle/14211890