アオイ模型店

アキバの外れで模型を売ってる人が、プラモについて好きなことを書いてます

ハセガワ A1 1/72 中島 キ43-Ⅱ 一式戦闘機隼Ⅱ型(艦これ仕様)

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第二次世界大戦序盤における帝国陸軍の主力戦闘機。

陸軍では第1位、日本軍全体でも零戦についで第2位の5751機が生産された傑作戦闘機です。

軽量な機体は運動性に優れ、加速性能でもより強力なエンジンを積んだ米軍機を引き離す事もあったといいます。

ノモンハンなどの対ソ戦で防弾装備の重要性を強く認識していた陸軍は、Ⅰ型では7.7ミリ、Ⅱ型からは12.7ミリ機銃に対応した防弾装備を施し、一定の成果をあげています。

反面、武装は初期のⅠ型が7.7ミリ機銃2門、Ⅱ型でようやく12.7ミリ機関砲2門と、同時期の戦闘機と比べて非常に貧弱でしたが、陸軍では12.7ミリにも炸裂弾を採用しており、命中すれば20ミリ機関砲並の威力を発揮する事が出来ました。

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現状のハセガワで、ナンバリングの1番目に当たるキット。

本来は左翼に内蔵されている着陸灯が右翼にモールドされているなどの問題点もありますが*1、それなりに作りやすい良いキットです。

塗装は艦これに登場する「一式戦 隼Ⅱ型」のものを再現。

Ⅱ型は発動機を零戦21型と同じ栄12型(ハ25)から、零戦32型と同じ栄21型(ハ115)に変更したほか、翼端を切り詰めることで急降下性能を向上させるなど、零戦32型と似たコンセプトの改良が行われています。

零戦32型が実戦に投入されたタイミングの悪さから不当なまでに評価が低いのに対し、隼Ⅱ型は現場の評価も高く、隼の中で生産数が最も多く生産されました。

零戦に比べると戦果でも性能でもパっとしない評価を受ける事の多い隼ですが、当たれば火達磨だった零戦と違い、敵の銃撃に対して有効な防弾装備を施すなど、総合性能ではけして劣るものではありませんでした。

戦後多くの日本機が解体される中、隼はフランス、インドネシア、中国、台湾、北朝鮮などで接収され、インドネシア独立戦争国共内戦では捕虜となった日本軍パイロットの指導を受けた搭乗員の手によって実戦投入されています。 

ハセガワ 1/72 日本陸軍 中島 一式戦闘機 隼 プラモデル A1

ハセガワ 1/72 日本陸軍 中島 一式戦闘機 隼 プラモデル A1

 

 

*1:塗装図面ではちゃんと左翼に描かれているので困る

バンダイ HGGTO MSD RGC-79SC ジムスナイパーカスタム

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エースパイロット向けに開発されたジムの強化型。

狙撃用のビームライフルを標準装備していたこともあり、スナイパーカスタムと呼ばれましたが、狙撃専用機という訳ではありません。

ランドセルの大型化、脚部スラスターの増設による機動性の向上、動力ユニットの強化によりガンダムに匹敵する高性能を発揮する事ができますが、コストが高く50機ほどが生産されただけで終わりました。

その後、ジムスナイパーⅡなんてのも登場しましたが、これは直系の機体ではなく、別系統で開発されたジムコマンドの強化型という設定で、狙撃用装備を搭載したマジモンのスナイパー機です。

MSV世代にとっては「強そうなジム」筆頭。

当然オジサンも大好きです。

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R4型

ビームライフルは折りたたんで腰にマウント可能。

ガンダムやジムに比べて過剰なまでにスラスターが増設されているのがわかります。

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ビームライフル展開時。

ストックは可動しますが、バレルは差し替え式。

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ジムスナイパーの特徴であるバイザーは可動式。

肩のスラスターもなにげに可動します。

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普段は左足にマウントしているビームガン。

昔は上下に2本束ねたダブルバレルでしたが、このキットでは普通のビームスプレーガン

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今ふと思ったんだけど、こんな風に足から直接発砲とか出来るのではコレ?

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昔はボックスタイプビームサーベルユニットといって箱型のビーム発振器が前腕部に取り付けられていたのですが、この機体は従来型のビームサーベルをそのまま腕に固定しています。

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なので、こんな風にビームサーベルを手持ちさせる事も出来ます。

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それにしても、気持ち悪いくらい関節がよく動きますね。

特に腰は三重関節になっており、後ろからだと、ちょっと大変なことになってます(笑)

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MSVのジムスナイパーカスタムというより、MSV-Rに登場したシモダ小隊機がベースみたいですね。あれはミサイルランチャーの化物でしたが、こいつには付いていないので、今後その辺の展開もあるかも知れませんね。

 

GUNDAM FIX FIGURATION #0032 ジム・スナイパーカスタム

GUNDAM FIX FIGURATION #0032 ジム・スナイパーカスタム

 

 

 

 

 

 

ハセガワ A7 1/72 中島B5N2 九七式三号艦上攻撃機 艦これ仕様

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日本海軍初の全金属製単葉艦上攻撃機

魚雷または800キロ爆弾1発を搭載し、太平洋戦争序盤における日本軍の快進撃の原動力となりました。

ちなみに一号はこの機体の初期生産タイプですが、二号は三菱が開発した艦上攻撃機に割り振られており、同じ形式番号を持ちながら全く異なる機体が並行して存在する不思議な事態になっています。

一号と二号の性能は甲乙つけがたいものでしたが、三号の配備が始まると保守的な設計の二号は実戦部隊から外されるようになり、150機*1ほどで生産が打ち切られました。

なお、一般的に「九七式艦上攻撃機」といえば、この三号を指します。

真珠湾攻撃など緒戦でこそ活躍した九七艦攻ですが、ミッドウェー海戦の頃には性能的に見劣りするようになり、後継機である天山の開発が遅れたことも有リ、その後は多くの優秀な搭乗員と共に消耗の一途をたどる事となります。

天山の実戦配備と共に前線部隊から下げられた九七艦攻ですが、その長い航続距離と安定した飛行特性から、船団護衛や対潜哨戒機として重宝され、終戦まで使い続けられました。

ゲームでも序盤しか使い道がなかった九七艦攻が、最近は九三一空の対潜哨戒機として重宝されているのは、その辺の史実をなぞっているようで面白いですね。

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キットはハセガワ製1/72。いわゆるA帯キットですが、人気の戦闘機に比べると金型の痛みが少ないのか、パーツ形状がしっかりしており、比較的ストレートに組むことが出来ました。*2

機体のナンバリングは真珠湾攻撃隊の総指揮官であった淵田美津雄大尉機。実際の機体は尾翼を赤く塗っていましたが、ゲームではなぜか緑一色なので今回はそちらを採用しています。

ハセガワ 1/72 日本海軍 中島 B5N2 九七式三号艦上攻撃機 プラモデル A7

ハセガワ 1/72 日本海軍 中島 B5N2 九七式三号艦上攻撃機 プラモデル A7

 

 

 

*1:120機説あり、なお三号は一号と合わせて1250機が生産されました

*2:ナンバリングがAやBのキットは金型が古く、パーツが歪んだりしているものも少なくないものの、お値段が安い

コトブキヤ フレームアームズ#002 1/100 三二式一型 轟雷:RE

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地球防衛機構が世界初のフレームーアームズとしてスティレットと同時に開発した人型兵器。

スティレットジェットエンジンを搭載した飛行タイプなのに対し、轟雷は脚部の無限軌道による高い走破性と重装甲を活かした敵陣への強襲を目的とした地上戦闘型。

生産/運用コストを考慮して構造は極力単純化されており、平面的な装甲で構成されているのが外見的な特徴。装甲の内側には予備のジェネレーターが搭載されており、過剰とも言えるそのパワーによって、外見に見合わぬ高い機動性を発揮することが出来ます。

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2009年にスティレットと共に発売されたシリーズ第1弾である轟雷のリニューアルバージョン。

骨格とも言うべきフレームアーキテクトを最新のモノに更新しており、可動範囲が大幅に向上しています。

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地上走行用のキャタピラ。アーマードトルーパーというよりナイトメアフレームに近い見た目ですが、これとは別に足の裏にもローラーが装備されており、脚部をサスペンション代わりにする事で高い走破性を発揮する事が出来ます。

キット的には、このキャタピラのおかげで姿勢に関わらず高い安定性を発揮してくれるので、ベースなしでもポージングを楽しむことが出来ます。

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基本装備は二九式二型120ミリ低反動滑空砲とak-14Tタクティカルナイフの2つのみですが、両手や全身のマウントに、さまざまなオプション武装を予算の許す限り搭載する事が出来ます。

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REされてすぐ買った記憶があるので、1年以上放置してました轟雷:Re。

発売、即制作だったフレームーアームズガールの轟雷とはエライ違いです(苦笑)

実は、フレームーアームズはガールから入ったフミカネ厨で、フレームーアームズを作ったのはコレが初めて。

装甲や武装などのオプションパーツが自由に交換出来るタイプのプラモは、往々にしてパーツの固定が緩く、かといって接着する訳にも行かず、パーツがボロボロ外れて苦労するのが定番ですが、轟雷もその辺はご同様。

一方フレームアーキテクトは、イジっていると関節がゆるゆるに感じますが、手を離すとピシっと決まってくれるのでなかなか楽しいです。

今更だけど、フレームーアームズも本格的に始めてみようかな?

 

コトブキヤ フレームアームズ 三二式一型 轟雷 ノンスケール一部組済みプラスチックキット
 

 

 

バンダイ HGUC 1/144 AMX-102 ズサ

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「後方支援用にミサイルバカみたいに積んだモビルスーツ作ろうぜ」

「だからミノフスキー粒子下ではミサイルの誘導が出来ねーって言ってんだろ!!」

ガルスJとかRジャジャみたいな格闘専用の機体ばかりだと流石にヤバくね? と思ったネオ・ジオンが開発した後方支援用MS。

全身これまたミサイルミサイルミサイル。ミノフスキー粒子下では誘導出来ないんだから、無誘導のロケット弾で良くね? とは誰も考えなかったのか。

ズサに限らず、ネオジオンに妙にミサイルいっぱい積んでる機体が多いの、ミサイル大好き将軍とか博士(多分ロシア系)がいて、開発を牛耳ってるんじゃないか疑惑が俺の中で増大中。

なお、背中のブースターの大推力を活かし、大気圏内では爆撃機としても運用可能。

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HGUC ズサ(ユニコーンver)の色変えキット。

向こうは一般発売なのに、元祖オリジナルのこっちがプレバン限定なのは、なんか納得行かない気もするけど、まあ、ダブルゼータ系のキットが売れ行き的にゴニョゴニョなのは事実なので出ただけでもありがたいと思うべきか。

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アーマードバルキリーかよって、勢いで全身ミサイル。むしろ一発でも喰らったら火達磨になる勢い。マシュマーはアホだから気づいてなかったけど、他のパイロットめっちゃ怖かったんでは? 

ちなみに設定上は肩のミサイルポッドをブースター側では無く、直接モビルスーツに固定する事も出来るようですが、キットでは再現されてません。

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ブースターパックを排除。

モビルスーツというより、アストロゲーターラウンドバーニアン?

ビームサーベルは足のミサイルポッドの中に左右各2本ずつ。ただし収納ギミックは再現されておらず、付属のビームサーベルも1本のみ。他は腰の拡散メガ粒子砲と首のバルカン砲。

モビルスーツが大型化の一途を辿っていたこの時期、F91時代と同じ小型サイズなのは先見性があったというべきか。

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後ろから見ると……ガラット? 全般的に芦田臭が強い。

背中のバーニアが股間まで一体しているので、腰が動きません。足回りも内蔵ミサイルのせいであまり動かないし、やはりこの時代に小型MS無理があったかも。

やらいでかー!!

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袖付きの色変えなので、ギラ・ドーガ用のマシンガンとシールドも付属。

ちなみにダブルゼータ本編ではバウビームライフルを使ってる機体が一瞬だけ登場します。すぐやられますが。

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大気圏内用ブースターユニット。

これが大気圏内用なら宇宙用もあるのかというと、そんなものは無い。もしかしたら外見が一緒なだけで、宇宙で使っている時は中身が別物なのかも。

ズサ専用として開発されたけど、ユニコーンの時のシュツルムガルスさんみたいに他の機体も使用可能。一応有人機として単独行動も可能。

けど特攻させる(笑)

バウの下半身といい、金も資源も人もないくせに、モビルスーツのパーツを爆弾代わりにしてぶつけるのネオジオンの悪い癖は、後々リガ・ミリティアという悪しきフォロワーを生み出す事となるのでありました。

 

HGUC 1/144 AMX-102 ズサ (ユニコーンVer.) (機動戦士ガンダムUC)
 
1/144 AMX-102 ズサ (機動戦士ガンダムZZ)

1/144 AMX-102 ズサ (機動戦士ガンダムZZ)

 

 

 

 

 

バンダイ HGUC 1/144 RX-160 バイアラン

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世間様が変形したりミノフスキークラフト積んだりしている最中、必要な推力があれば何でも飛ぶ、なんでも出来る、輝く未来を抱きしめて!!

見よこの熱核ジェットの大推力!!

というなんともストレートな設計思想の元にティターンズが開発した飛行型モビルスーツ。やっぱ地球生まれの奴だけに作らせるとロクな事しないな。

空を飛べたのはいいけど、徹底した軽量化の為、武装はこの時期のMSとしてはかなり貧弱。露出したスラスターなど防御面での問題も多く、燃費の悪さとも相まって、開発していたキリマンジャロベースが陥落した事により試作途中で開発中止された……………はずだったのに、いつの間にやらバイアラン・カスタムやらバイアラン・イゾルデやらが。

一瞬だけど、本編でも誰が乗っているのか判らない機体が3機出てきているので、これがその後カスタムやイゾルデになったのかも知れませんね。

なお、宇宙に出る場合は熱核ロケットへの換装が必要な模様。

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病気療養のお見舞いに頂いたキット。

ベースは前述のバイアラン・カスタム

その為、完成後はパーツがかなり余りますが、色分けをシールに頼っている部分が多かったカスタムに比べて、各部パーツの分割はかなりスマートになっており、黄色のラインとセンサー以外はシールを使っていません。

構造上トップヘビーですが、横幅に対して身長がさほどでも無いので、意外と安定性は良いです。

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唯一の飛び道具、手のひらのメガ粒子砲。

確かに、ビームライフルとか空気抵抗デカそう。

射界も広く使い勝手も良さそうですが、バカでかいライフルやランチャーが主流となりつつあったこの時代、射程や威力ではかなり不利だったと思われます。それでもアポリーのリックディアスサイコガンダムMkⅡ(ぉぃ)を仕留めたジェリドくんは大したもの。

なお、肘関節のところから突き出た、いかにもメガ粒子砲の砲口っぽいポッチは二の腕に内蔵されたビームサーベルです。

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ビームサーベルは専用手首を使用。

独特の腕の構造をしているので、全身スラスターと合わせてトリッキーな動きで敵を翻弄しそう。

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脇の下のスラスターの関係で、いわゆる「肩」はあまり動かないかわりに、腕そのものの可動範囲は広いのですが、関節むき出しな上に熱核ジェットのポッドがくくりつけられているので、実際の運用ではかなり負担が大きそう。

なお、熱核ジェットはボールジョイントでグリグリ動きます。

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「せっかくのバイアラン、飛行ポーズの一つでも」と思ったんですが、こいつアクションベース4対応なんで、アクションベース1と2しか無い我が家では飛ばせない事が判明。

カスタムの時はアクションベース1用のジョイントパーツが付属していたのに、今回はなし。

寒い時代だとは思わんか?

 

HGUC 1/144 RX-160S バイアラン・カスタム (機動戦士ガンダムUC)

HGUC 1/144 RX-160S バイアラン・カスタム (機動戦士ガンダムUC)

 

 

 

 

バンダイ 1/700 パトロール艦ゆうなぎ

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劇場版『宇宙戦艦ヤマト愛の戦士たち』に登場した、地球防衛艦隊の軽巡洋艦

通称パトロール艦。

ガミラス戦後の艦隊整備計画で建造された巡洋艦の1タイプで、レーダーや通信設備などが充実しており、高い哨戒能力と指揮能力を有しています。

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ゆうなぎは、太陽系外周の哨戒を任務とする第11艦隊の旗艦。艦長兼艦隊司令長官は、後にヤマト二代目艦長となる土方竜。

ヤマトシリーズに登場した艦艇の中では非常に息が長く、ゆうなぎこそ出番は一瞬で登場時には大破しているありさまでしたが、ヤマト2では第3艦隊所属艦艇として登場*1。ヤマトⅢでは警備艇と名前を変え、ケンタウロス座駐留艦隊や、藤堂司令長官の座乗艦、復活編でも最後の方に一瞬だけ登場しています。

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全長は150~190メートル。重量は5900~23000トン。

今ほど設定が重視されていなかった時代の為、この手の数字は資料毎に異なっています。

プラモは1/700スケールとなっていますが、これも時期によって箱に書いてあったり無かったりで、本当のところははっきりしません。

船体上部はネイビーブルー、下面はインターミディエイトブルーというアメリカ海軍仕様なカラーリング。実際の劇中ではもう少しグレーが強いのですが、今回はプラモのボックスアートに準じてみました。

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武装は艦首拡散波動砲1門。

連装ショックカノン砲塔が3基6門。

船体側面の三連装固定砲塔はショックカノン説と魚雷発射管説があり、未だにはっきりしませんが、建造された時期や工廠によって装備が異なっていた事にするとなんとなくリアルに聞こえていいです。

その他魚雷発射管やVLSと思われるハッチが船体各所に見て取れますが、明確な設定はありません。

連装砲塔は上面の2基のみ旋回可能。下面の1基は船体と一体化しています。

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ゆうなぎの特徴的な艦橋。

フェイズドアレイを考慮してない辺りに時代を感じますが、イスカンダルの技術を導入した結果、一周回ってこういう形状に戻った可能性も。

艦橋と2番砲塔の間が広く空いていますが、劇中だとここにはVLSと思しきものが設置されているのが確認出来ます。

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艦首拡散波動砲

拡散波動砲は砲口が角ばってるイメージがあるので、未だに違和感が。

古い設定の中には、2199のゆうなぎ同様、これを大口径ショックカノンとするものもありましたが、準同型艦である巡洋艦波動砲を発射しているシーンがあるので、これは誤りでしょう。

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さすがに古いキットなので組み立てにはかなり苦戦。

船体の左右貼り合わせだけで3日。パーツの歪みをとって、船体に接着しようとしたら形状が全く合わず成形とパテ修正でさらに3日。

船体以外は塗装に合わせてパーツ分割されていたのが救いです。

個人的に、ゆうなぎは非常に好きなデザインなので、2202の第1話を見た時は、かなりイラっと来たんですが、その後土星沖海戦で地球艦隊の一隻として登場して一安心しつつも、なら最初から、こっちのゆうなぎ出そうよ!! という思いがふつふつと(苦笑)

プラモ、出るかなぁ?

1/700 地球防衛軍艦隊 パトロール艦 ゆうなぎ (宇宙戦艦ヤマト)

1/700 地球防衛軍艦隊 パトロール艦 ゆうなぎ (宇宙戦艦ヤマト)

 

 

*1:一説には艦名は「ゆうだち」

バンダイ HGUC 1/144 プロト・スタークジェガン

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今日は機動戦士ガンダムUCから、HGUCプロト・スタークジェガンの素組レビューです。

キットはウェブ通販限定。出番の少なさを考えれば順当なところでしょう。

 

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スタークジェガンのプロトタイプ。ただし、実際にデザインされたのはスターク・ジェガンシリーズの中では一番最後になります。

初期型ジェガンをベースにした対艦攻撃用で、核弾頭を装備可能な対艦用大型ミサイルが最大の特徴。

Ep.3でネェル・アーガマに増援として補充され、パラオ攻略戦に参加。その後は出番がありませんでしたが、Ep.7で通常型のスタークジェガンと同じ3連装ミサイルポッドを装備して再登場しますが、その後の戦闘で撃墜されています。

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ミサイルやコクピットなどの赤い部分と、エアインテークの黄色はシールで再現。

赤がシールなのはスタークジェガン(逆シャア仕様)の時と一緒ですが、胸部のデザインが一新された関係で、エアインテークまで色プラで起こす余裕はなかったようです。

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見た目のバランスは悪そうですが、ミサイルそのものは中空で軽い為、安定性は比較的よいです。

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基本武装は他のスタークジェガンと同じく、ジムⅡ型のビームライフルビームサーベル、ハンドグレネード。

頭部にバルカンポッドが装備できないかわりに、胸部にマシンキャノンを2門装備。

他にジェガン用のビームライフルやハイパーバズーカも装備可能。

コクピットが胸部から大きく突き出していますが、これはパイロットの他に火器管制用のコ・パイロットが乗る並列複座式コクピット+追加装甲によるもの。GP-02Aで懲りたのか、核兵器の運用をたった1人のパイロットに任せるのはやめた模様。

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スタークジェガン(逆シャア仕様)との比較。

大型ミサイルは数こそ同じですが、サイズが桁違い。

D型ベースの通常型スタークジェガンと比べて、頭部の形状など、こちらの方が共通点が多いです。

複座設定はこの頃からあったそうですが、この時は並列ではなく前後式を想定していたそうです。そういうのは早く言って下さい(苦笑)

 

HGUC 1/144 RGM-89S スタークジェガン (機動戦士ガンダムUC)

HGUC 1/144 RGM-89S スタークジェガン (機動戦士ガンダムUC)

 
HGUC 1/144 RGM-89 ジェガン (機動戦士ガンダム 逆襲のシャア)

HGUC 1/144 RGM-89 ジェガン (機動戦士ガンダム 逆襲のシャア)

 

 

 

 

 

 

 

 

バンダイ 1/1000 地球連邦 アンドロメダ級一番艦 アンドロメダ ムービーエフェクトVer.

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地球防衛艦隊の総旗艦として建造されたアンドロメダ級のネームシップ

宇宙で最も強く美しい戦艦(断言)

2202では「地球連邦航宙艦隊 前衛武装宇宙艦 AAA-1 アンドロメダ

主力であるドレッドノート級の拡大版として建造された巨大戦艦で、2199のヤマトと同様に、全長は275メートルから444メートルに拡大していますが、基本的なデザインは旧作に準じています。

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前作では5隻が建造されるも、ガトランティス襲来までに完成したのは本艦のみという設定でしたが、今作では初っ端から5隻が就航。その後もどんどん増え続け、今では米帝護衛空母のごとく、地球もガミラスも全部アンドロメダ級という訳のわからない状況に陥っています。


『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』第六章 回生篇 劇場予告編(60秒)

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40.6センチ三連装衝撃砲。

ヤマトの48センチより口径が小さくなっていますが、砲身長は大幅に延長されており、射程距離や命中精度などは向上しているものと思われます。

40センチ砲4基12門なので、完全にモンタナ級ですね*1

ちなみに旧作では50センチ砲という資料もありました。

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艦橋はLEDで緑色に発光。

檣楼そのものはヤマトより巨大ですが、艦橋内部は狭く、乗員も艦長、副長、戦術長兼航海長、通信長の4名で操艦が可能となっています。

旧作では、いわゆる第2艦橋の位置にあった大型艦橋砲が無くなっています。

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ヤマトに比べて対空火器がすっきりしていますが、基部にある6つのリング状のパーツが「近接戦闘用6連装側方光線投射砲」さらにその下4つのベイは「多連装ミサイル発射基」。他に「司令塔防護ショックフィールド砲」というのが3基あるそうですが、どれの事だかよくわかりません。

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クリアパーツがいっぱいついてますが、コチラ側は光りません。

1基だけちょこんと乗っているのは拡散パルスレーザー砲。

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安定翼の上に見える2つの出っ張りは小型魚雷発射管。

上面に貼り出ているドーム状のバルジは4連装対艦グレネード投射機。

2基並んでいる小型の連装砲は亜空間魚雷発射基。2202はソナーを上げてくれない、というか潜宙艦がいない。

その後ろの大きなドームは16連装ミサイル発射基。

この辺は旧作では舷側砲とか対空ミサイル砲とか言われてましたが、基本的にはミサイルや魚雷発射管ということで落ち着いたようです。

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ヤマトと同じ場所に設置された艦載機発進口。

旧作ではコスモタイガーは側面から発進する設定で*2、ここは大型機用格納庫だったのですが、今回はこちらのみ。

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同スケールのコスモタイガーは4機付属。

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今回の新装備。重力子スプレッド発射機。

その名の通り重力子弾を発射し、攻撃だけでなく、バリヤーや、波動砲のブースターとしても使用する事が出来ます。

差し替え式のため 、どうやっても発射機のところの甲板が浮き上がってしまうのが難点。

 

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台座兼電池ボックス。

スイッチは向かって左側から

  1. 波動エンジン点火
  2. 拡散波動砲発射
  3. 音量
  4. 電源

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発光に合わせて波動エンジンの点火音が鳴り響きます。

PGダブルオーライザーが搭載していた回転式LED使ってくれれば完璧だったんですが。

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拡散波動砲

砲口が赤いせいで、波動砲の光も真っ赤になってしまっているのが残念。

これ、砲口パーツまで赤クリアにする必要無かったのでは?

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2199ヤマトとの比較。

こんなに大きいにも関わらず、パーツ数は少なく、船体そのものは4分割で済ませており、組み立てるのは非常に簡単です。

ただ、どうしても一つ一つのパーツが大きくなってしまうため、素組だと微妙な隙間が出来てしまうのが辛いところ。

お値段が高いので劇中のような量産は無理ですが、せめて最初の5隻くらいは揃えたいものです。

 

 

*1:40センチ砲12門を搭載していた米軍最後の戦艦。架空戦記では大和のライバルとしておなじみ。実際には1隻も起工せず

*2:実際に発艦するシーンは無い

バンダイ 1/1000 地球連邦宇宙戦艦ゆうなぎ艦隊セット

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そんな訳でテレビ放映が始まりました宇宙戦艦ヤマト2202。

まあ、いろいろと言いたいことはありますが、プラモに積み罪なしなのでガンガン行きますよ。

2202の冒頭、古代くん達の乗艦として登場したゆうなぎ。前作では新型軽巡洋艦だったゆうなぎですが、本作では国連宇宙海軍 連合宇宙艦隊セット1の使い回し旧式の金剛型に波動エンジンなどの近代化改装を行った艦として登場。

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金剛改型宇宙戦艦ゆうなぎ。

艦首ショックカノンは36サンチから46サンチに大型化。

波動砲にしなかったのは、この時点では地球側もイスカンダルとの条約を反故にする決断が出来ていなかったからのようで、土星沖海戦に登場した改Ⅱ型は波動砲を搭載しています。

3基のレーザー砲塔は全てショックカノンに、魚雷発射管も冥王星沖海戦でゆきかぜが使用していた新型魚雷に更新しており、波動エンジンによるワープ航法や波動防壁により、ガミラスやガトランティス巡洋艦駆逐艦と十分に渡り合える性能を持っています。

にもかかわらず、全く外見が変わっていないのは、ある意味驚き。作画や金型設計期間の短縮や生産ラインの流用がそれほど重要視されたという事なんでしょうね。

まあ、同盟を結んだガミラスはともかく、ガトランティスを始めとする異星文明の存在をヤマトから伝えられている状況では致し方ないところでしょうか。

劇中では、濃紺と水色の二色塗装以外に、水色とグレーの艦が複数確認できます。

2199の時は小さく描かれていた国連宇宙軍のマークが大きく描かれるのも特徴ですが、水転写デカールなので、今回のような素組だとヘタに貼れないのが残念。

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村雨改型宇宙巡洋艦イントレピッド。

金剛改型と同様、波動エンジンを搭載し艦主砲を20サンチから28サンチに、連装レーザー砲塔をショックカノンに強化した近代化改装艦。8番浮遊大陸奪還作戦では、数の上での中核を構成していました。

元々「さらば宇宙戦艦ヤマトに登場する巡洋艦護衛艦などにつながる」事を意識してデザインされたそうですが、まさかそのまま登場するとは思いませんでしたね。

イントレピッドは病院船で濃紺のストライプ塗装ですが、一般の村雨型は、旧塗装に近い上面がグレー、下面が赤に塗り分けられています。

まあ、それはそれとして、病院船を後方に待機させず最前線に立たせちゃうのはいかがなものかと?

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磯風改型宇宙突撃駆逐艦TB-107

他の2隻と同様、波動エンジンを搭載した近代化改装型。

かつては固有の艦名が定められていましたが、今回からは番号のみになっています。

TBはおそらく魚雷艇の略。

さすがに80メートルしか無いボートに毛が生えたような小型艇を大量投入するのは気が引けたのか、8番大陸奪還作戦に投入されたのはTB-100からTB-109までのわずか10隻のみ。恐らくは哨戒や連絡などの補助任務に当たったのではないかと思われます。

ただし、実際に劇中には1隻のみ。背景の奥の方に小さく描かれているだけのため番号などははっきりしません。キットは107番艦という事になっていますが、デカールは10隻分全て付属しているので、どれでも再現できます。

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キリシマとの比較。シールの艦名がカタカナから漢字に変わっているのが最大の変更点?

正直このキットが出た時は「おいおい、いきなり使いまわしかよ」とか思ったものですが、まさか使いまわしキットしか出ない地獄が始まるとは誰が予想したでしょうか?

せめてメカコレだけでも、使いまわしじゃなしに、2199と同じくらいのペースと熱心さで出してくれないですかね……

 

1/700 地球防衛軍艦隊 パトロール艦 ゆうなぎ (宇宙戦艦ヤマト)

1/700 地球防衛軍艦隊 パトロール艦 ゆうなぎ (宇宙戦艦ヤマト)

 
1/1000 国連宇宙海軍 連合宇宙艦隊セット1 (宇宙戦艦ヤマト2199)

1/1000 国連宇宙海軍 連合宇宙艦隊セット1 (宇宙戦艦ヤマト2199)

 

 

 

バンダイHGUC 194 ガンダムMkⅡ(ティターンズカラー)

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筆者の一番好きなモビルスーツティターンズ仕様のMKⅡ。

健康で文化的な生活が送れた頃は、こんな事をしちゃうくらい好き好き大好き!

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ジオン系のハイザックガルバルディ、どこまで行っても旧型機のマイナーチェンジに過ぎないジム系列にかわるティターンズを代表するフラッグ機として開発された機体。

ジオン系の技術者を排し、地球連邦軍の技術者だけで開発が行われており、ムーバブルフレームを本格的に使用することで、従来のモビルスーツとは比較にならない高い運動性を発揮する事が可能となったものの、ガンダリウム合金の技術で一歩先を行っていたジオン系技術者を排した事が仇となり、フレームや装甲の強度問題を最後まで解決出来ず、主任設計技師であるフランクリン・ビダンは「あんなもの」呼ばわりされ、パプテマス・シロッコからも「マイナーチェンジ」扱いされるなど、その評価はけして高くありませんが、その後に実戦配備されたジムⅢなど、連邦軍の量産型MSに与えた影響はけして小さくありません。

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主兵装のビームライフル

エネルギーパック方式で7発を発射可能。2発分のエネルギーを1発で発射する高出力モードという設定がありましたが、劇中で特に描かれたことはありません*1

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ハイパーバズーカ。

専用武器では無く、連邦軍の汎用火器らしく、パワードジムなどが使用しているのが確認されてます。

劇中ではティターンズ機が使用した事は無く、第6話でクワトロ機が使用するのが初出です。カミーユたちがアレキサンドリアから持ち出した形跡が無い事から、アーガマに搭載されていたものを流用したものと思われます。

装弾数は5発。通常弾とは別に、散弾も発射可能。

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バックパックのバーニアアームに2本装備されたビームサーベル

ガンダムの意匠を強く引き継いでおり、個人的にも好きなポイントの一つです。

旧キットでは手首一体のプラパーツでしたが、今回は刃がクリアパーツになっています。

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シールドは差し替えで伸縮ギミックを再現可能。装備すると覗き穴を塞いでしまう事で有名なエネルギーパックは再現されていますが、劇場版で登場したミサイルポットは付属していません。

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バルカンポッドは取り外し可能。構造上仕方ないのですが、ポッドをつけてると頭の動きが制限されてしまうのが辛いです。

このバルカンが1話でクワトロに当たっていれば、みんなあんなに苦労せずに済んだのにね。

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RGガンダムMkⅡで盛り込まれた変な設定がこっちでも採用されてたらどうしようかと思ったんですが、そんな事は無かったですね(苦笑)

先代HGUCガンダムMKⅡに比べて、可動域の拡大、細部のディテールアップなど、手堅く順当な進化を加えた良キットです。

次は順当に白いMkⅡか、2号機と3号機を作りたいなぁ。

 

HGUC 1/144 RX-178 ガンダムMk-II (ティターンズ) (機動戦士Zガンダム)

HGUC 1/144 RX-178 ガンダムMk-II (ティターンズ) (機動戦士Zガンダム)

 

 

*1:弾数等は通説で、時期によって設定が異なります

アクアマリン 1/1500 ND-001 ナデシコ級1番艦 ナデシコ

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今日はアクアマリンさんの1/1500 ナデシコ級1番艦 ナデシコです。

一応ナデシコ放送開始20周年記念キットだったんですが、入院したりしてるうちに22周年になってしまいました(ナデシコの放送開始は22年前の今日10月1日だったりします)

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ネルガル重工が独自に建造した第1世代型ナデシコの1番艦。

火星の遺跡から発掘された相転移エンジンを搭載し、船体周囲の空間を歪ませる事でレーザーやビーム兵器を捻じ曲げる「ディストーションフィールド」と、人工重力発生装置を転用した重力波砲「グラビティブラスト」を装備。艦載機として人形機動兵器「エステバリス」複数を搭載しており、当初は同じく相転移エンジンを利用する「木星連合」に対して、地球側で唯一対抗可能な戦力でした。

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前方に突き出た2枚の重力ブレードはディストーションフィールドやグラビティブラストの制御だけでなく、通信アンテナとして電子戦などに利用されます。

ブレードのラインや、エンジンブロックなどの黒い箇所はシールを使用。

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艦橋のある船体上部ブロックは、モデルとなったスタートレックエンタープライズと同様に分離が可能。

余談ですが、ナデシコの後継艦がナデシコBやナデシコCだったり、艦内服が所属や役職ごとに色分けされているのもスタートレックの影響ですね。

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まあ、日本人的にはホワイトベースなんですけどね。

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グラビティブラスト発射口は差し替えで発射状態を再現可能。

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ノンスケールのエステバリス(腕の形状から多分陸戦フレーム)3機が付属。

1/1500スケールだとエステバリスは4ミリ前後になる筈ですが、キット付属のものは約8ミリと2倍ほどの大きさがあります。

さすがに、この半分のサイズだと造形的に限界なのでしょう思われます。

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船体下面。台座に固定するさいは、中央部のパーツを差し替えて固定します。

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パーツ数もあまり多くなく、一日もあればガンプラ感覚でサクっと組めるので、ナデシコ好きな人は買って損はありません。

なので、シリーズがYユニット装備型ナデシコで止まってしまい、個人的に一番好きなナデシコBが未だに出ないのが残念で仕方ありません。

次回機動戦艦ナデシコ「1/1500ナデシコ」をみんなで買おう。

あと、誰かYユニット装備型下さい(笑)

 

機動戦艦ナデシコ ナデシコ級一番艦「ナデシコ」 1/1500スケール プラモデル

機動戦艦ナデシコ ナデシコ級一番艦「ナデシコ」 1/1500スケール プラモデル

 
機動戦艦ナデシコ ナデシコ級一番艦 ナデシコ Yユニット装備型

機動戦艦ナデシコ ナデシコ級一番艦 ナデシコ Yユニット装備型

 

 

HGUC 1/144 ガルバルディβ

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はてなダイアリーからはてなブログへの移籍後第1弾は、先日お見舞いに頂いたHGUCガルバルディβの素組レビューです。

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戦後ジオンから接収したガルバルディαの改修型。リニアシートの採用に加え、推進機や装甲材の見直しによる大幅な軽量化と機動性の向上(資料によってはZガンダムなどの第3世代MSに匹敵)を達成したものの、操縦性が非常に悪く、旧ジオン系という事もあり、好き嫌いの分かれる機体だったようです。

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ビームライフルは一見ゲルググと同形ですが、ストックとセンサーの形状変更の他に、動力源がグリップ内に収納するEパック方式に変更されています。

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格闘武器はゲルググと違いナギナタでは無くサーベル型を採用。

他の武装としてシールドの裏側にミサイルを2発搭載。シールドの前半分は差し替え式で伸縮させる事ができます。

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TVシリーズではバックパックから抜いたり、劇場版と同様肩から抜いたりと収納場所の設定が安定しなかったビームサーベル

劇場版で明確に肩から抜いているシーンが描かれ、今回のキットもその設定に準じています。

収納されているビームサーベルはダミーで、手持ち用のモノが別に付属しています。

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劇中でもシンプルなモビルスーツらしいモビルスーツでしたが、キットも同様に奇をてらったところの無い非常にベーシックな構造をしており、退院後のリハビリには丁度よいキットでした。

 

 

今後の予定

 一応医者からは治療の目安として
 手足のリハビリに半年
 病状が入院前の状態に戻るのに2年。ただし完全には元に戻らない。
 と言われてます。先は長いですが、ここは頑張るしか無いですね。
 医者からは「ストレス解消になるし、指のリハビリにもなるからプラモ作りは続けなさい」と言われたんですが、今だと30分も作業していると体力が切れてしまうような状態ですが、また働けるようになったら、模型関係の仕事に復帰したいと思っているので、その時はどうか皆さんよろしくお願いいたします。

 こちらからお見舞いなど頂けると、今後のブログ更新の励みになりますw  http://amzn.asia/8uyCHGh

これまでのアオイ模型

 ツイッターではリアルタイムで状況を書き込んでいましたが
1月 冬コミの疲れで体調を崩し持病が悪化、医者に入院を勧められるも「せめてワンフェスまで」と入院を先延ばしにする。
2月 体調は日に日に悪化、よりにもよってワンフェス前日に倒れて入院。一度退院するも翌週再入院。入院翌日に一時心停止。
3月 病状は悪化するばかり、ついには設備の整った大学病院に転院。
4月 なんとか回復して一旦退院。医者からは慎重を期して6月までの再入院を勧められるも「それではコミ1がトレフェスが」と懲りずに再入院を引き伸ばす。
5月 ゴールデンウィークのイベントをなんとか乗り切るも案の定翌週再発。薬でなんとかコントロールしようとするも、副作用が発生してしまい薬がつかえず、持病と副作用の両方に苦しめられることに。
6月 持病と副作用の両方が悪化した為再入院。いろいろと検査したり新しい治療法を試みたりするもどうにもならず、副作用の無い事がはっきりしている薬だけを使って回復を待つ事に。
7月 退院して自宅療養。長期の入院と闘病で体力、筋力の両方が大幅に衰えてしまい、歩くこともままならず、ほぼ寝たきり状態。
8月 病状そのものはまだ回復には程遠いものの、リハビリの効果が多少出始めたのか、体が多少動くようになってきた。
(追記)
9月 家の中ではなんとか問題なく動けるようになるも、外出はかなりの負担。イベントに参加したりもしてみたが、翌日寝込む始末。肺に新しい病巣が発見されるNew!!
(さらに追記)
2019年1月 自宅療養も終了 これから求人開始だけど働きたくない、働きたくないでござる。

こうして改めて見てみると、体を壊した原因がコミケワンフェス→コミ1→トレフェスのコンボで、我ながら自業自得過ぎて笑ってしまいますな(苦笑)
2月の時点でよく死ななかったもんだと、自分でも呆れますよ。
死んじまうとコミケワンフェスも行きたくても行けなくなるから、みんな気をつけような。